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姉弟初めてのVRMMO  作者: 神白
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第35話 不死?

週間ユニークの人数を先週見てないからわからなかったけど20000人超えてました!先週も超えてたのかな。それでも!ありがとうございます。これからもよろしくお願いします!

現実では、昼。ゲームの中では朝。これいかに。


まあ、そんなこと置いといて、ログイン!


さてさて、お買い物しないとね。お金はツキヨのおかげで使わなかったから奮発しますかね。えっとーいくら持ってんだ?・・・208250Gか。んー。買い物終わったら預けに行くか。

さてさて、市場に行って、野菜買ってー米は高いけど買ってー。小麦粉とかも買ってー。他にも・・・


数十分後・・・


うん。買った買った!なんか、魚もあってびっくりした。エルフの国からの流れ物だったらしい。つまり、エルフの国は大きな湖か、海に面している可能性がある。エルフの国なら湖であってほしいと思うのはわたしだけなのか?


最後にマリンダさんとこでデザート用の果物買おう!


「マリンダさーん。果物買いにきたよー。」


「ユウキ!よく来たね。何が欲しい?ロンとゴンの実もあるよ!エルフの国からのモンの実もあるよ!普段は高いけどまけとくよ。」


モンの実ってレモンだね。唐揚げにかけたらおいしいかもしれないし、レモネード作れるね。ジュースとして作っておこう。まあ、味がレモンかわからないから少しにしておこう。


「ありがとう!マリンダさん。今日のパーティに使う果物が欲しいから・・・んー。プルの実、イーチの実、グレーの実、ななのみを30個ずつ!そのモンの実は10個。ロンとゴンの実は20個頂戴!」


「今日は奮発するねえ。その分、パーティを楽しみにしとくからね。それじゃあ、ブルの実を含めた4種は100Gで、モンの実は200G、ロンとゴンは300Gでどうだい!だから・・・2万6000Gでどうだい!」


「はい!これでお願いします!」


「あぁ。確かに。じゃあ、店たたんで、ユウキの家に向かうかね。」

品物に布を被せ、店を閉め始めたマリンダさん。


「もう閉めちゃっていいの?」


「いいのさ。ユウキにたくさん買ってもらえたから今日は臨時休業だよ。ユウキの料理食べたいしね。」


料理を作って持ってくるという約束を守れてないのでその約束を含めて頑張るぞ!


「わかったよ。頑張って作る!」


「そういえばユウキ。ユナちゃんにお菓子を持って行って以来、会いに行ってないそうじゃないか。しょぼくれてたよ。」


「え?!忙しくて持っていけれなかったからなぁ。謝らないと。」


「謝罪もそうだけどお菓子や料理を食べさせておやり。あの子の両親も絶賛してたって話してくれたからね。今日のパーティーにもくるらしいよ?」


「え?あー。材料足りるかなー。」


「たくさん買ったんだろ?大丈夫さ。お前さんがあの家を買ってくれて本当によかったよ。メリルもきっと喜んでいるよ。」


「あ、メリルおばあちゃんってどんな人?」


「そうだねぇ。メリルは自分のことより他人を気遣う人だったかな。いい研究者でもあったけどねえ。なんか、不死の研究とかやってたよ。成功はしなかったんだろうけどねえ。」


あっれー?不死?


「薬師じゃなかったっけ?」


「薬師でもあるが錬金術も覚えていたんだ。長寿だからいろんなこと楽しみたいと言ってたよ?」


おかしな雲行きになりましたよ?!不死?あれ、成功してる?だから会えた?つまり、肉体は死んだけど魂は死んでなくて、生きていて・・・まさかね?冗談だよね?!いや、生きているのはいいこと・・・なのか?!霊って会えないしダメじゃん。不死でも話せないと意味ないよ!


『そうよねぇ。でも、本当は話せたりしちゃうのよ?ユウキさん☆』


へぇー。話せたんだ。あははは・・・


「ワッツ!?」


「ん?どうしたんだい?ユウキ。」


「え?なんか聞こえなかった?」


「ん?いや?」


どういうことだー!!!


『指定した人にしか聞こえないものよ。念話ってスキルは。貴女の契約獣ちゃんも他の人には鳴き声でしか聞こえてないはずよ?』


なんで心読んで会話してくるの!


『私、読心術っていうスキル持ってるからねえ。ねえ?お願いがあるんだけど。私ね?結構色々使えるのよ。魂だけだけど、今はなんかレアゴースト?っていう魔獣に属するみたいでね?契約してくれないかしら。』


ふぁっ?!魔獣になっちゃったの?!・・・別に契約してもいいけど。

戦闘とかできるの?


『ええ。できるわ。魔法が得意よ。これでも元天族ですからね!』


なんか色々驚きすぎたんだけど。なに?天族で研究者してたの?長寿の癖に?


『不老でもよかったんだけど、不死の方が楽しそうじゃない!』


ハイソウデスカ。なんか若くなってない?


『むう!構ってくれてもいいじゃない!若いわよ。死んだのは人間でいう30代だもの。』


若っ!なのにおばあちゃんって呼ばれてたの?


『まあね。3000年生きてりゃそう呼ばれるわよ。』


・・・・・・。


『無言にならないで!もう!早く契約しましょ!』


ピロン♪

[レアゴースト]と契約できます。契約しますか?【Yes】or【No】


Yesで。


ピロン♪

名前をつけてください。

[ ]


これは、変えたい?そのままがいい?


『変えて欲しいわ♪』


んー。アテナはどう?知恵や、戦略の女神の名前なんだけど。長生きしてるし魔法も使えるのでしょう?ちょうどいいんかなって。


『それで!!』


ピロン♪

レアゴーストの名前は[アテナ]でよろしいですか?


はい!っと。


『これからよろしくね!マスター』


マスターはやめて欲しいかな。ユウキでいいんだけど。


『個性って大事だと思うわよ?マスター♪』


はあ。それと、心読むのも大概にしてね。話せない時なんかはいいけど。会話できるんだから。


『えー。マスターの考えてること面白そうなのに。』


ハイハイ。アテナってなに食べるの?


『ん?ご飯のこと?必要ないよ。食べれないし。あえて言うなら魔力?』


それじゃあ、私の料理たべれないのか。んー。魔力流しながら作ったら食べれる?


『そんなことできるの?食べたことないし、見たこともないからわからないわ。』


じゃあ、後で作ってあげる。多分できると思うから。


「ユウキ、片付け終わったけど一緒に行くかい?」


「あ、うん。一緒に行こう!」


危ない危ない、棒立ちしてた。


『マスターも念話できればいいんだけど・・・あ!できるじゃない!スキル書が確か本棚にあるはずよ!探しといてあげるわ!先に帰っておくわね!』


私も念話を覚えられるのか。そんなものがあるなら、ウインディたちもできるのでは?!後で、他の家族たちにも紹介しないとね。

アテナと契約したら姿が見えるようになったんだけど。完璧に透けてる天族だった。金髪で、髪の長さは腰よりも下の方まであってて長かった。翼は白。目の色は透けてたけど、碧眼だった。かなりの美人さん。


ふう。なんか、今回のことはあまり口外しないほうがいいな。


「あ、マリンダさん先行ってて、私お金預けてから帰る!」


「そうかい!わかったよ!家に入っててもいいのかい?」


「いいよ!シャールとツキヨがもう着いてると思うから中でくつろいでて!」

私は走って冒険者ギルドに駆け足で向かう。



〜冒険者ギルド〜


「あ!ユウキさん!これから向かおうと思ってたところなんです!何か用事ですか?」

私服のセルフィーが声をかけてきた。


「お金を預けに来たんだ。結局そんなに使わなかったから。」


えっとー。市場で合計・・・6万6000Gを使ったから・・・14万2250Gだね。預けるのは10万Gでいいかな。


「いくら預けますか?」


「10万Gで!」


「はい、承りました!残金は15万Gですね。ユウキさん!他にご用はないですか?」


「うん!ないよ。」


「俺はあるがな!」


「じゃあ、行きましょうか!ユウキさん!」


「そうだね、セルフィー!」


「無視すんじゃねえ!!話があると言ったろうが!一度ここに来たのに会いに来なかったそうだな?今日は逃がさないぞ!」


「今日はもう予定があるので無理です。後日きますから!」


「はっ!そんな嘘俺に通じると思って「ユウキさんは嘘ついてないですぅーこの!馬鹿ギルマス!!!」・・・セルフィー!てめえなんつった?!ああん!?」


「あの・・・」


「大体なあ。急に昨日休みますって言われて、休ませるわけないだろうがなに勝手に出て行こうとしてんだ!」


「うっさいですね。あんたに関係ないでしょ!!」


「ねえ・・・。」


「彼女には大切な話があるんだよ!いいから仕事に戻れ!」


「うざいギルマスごときがユウキさんになんのようですか!それに、ギルマスに許可取らなくても、他の子達にちゃんと伝えてあるから大丈夫なんですぅ!」


「お姉さんたち、ちょっと耳塞いで。」

「は、はい。」


すうっ


「2人とも話を聞け!!!!!!」

大声で2人を黙らせる。ついでに冒険者ギルドの中がしーんっと静まり返った。


「ガイアスさん。私は今日。大切な用事があるんです。次回来ると言っているでしょう。今日は絶対にダメなんです。明日は空いてるので、その時に話を聞きます。いいですね?」


「お、おう。聞いてくれるなら、大丈夫だ。明日、だな。わかった。」


「それと、セルフィー?あまり、暴言は吐いたらダメだからね?女の子なんだからやめなさい。もし次に暴言を吐いたら・・・ファイさんみたいなことするよ?」


「は、はい!!もう言わないです!!!だからあれだけは!!!」

ファイさんみたいなことというと、青白い顔になった後、涙目になりそれだけは許してください。と訴えてきた。まったく。


「さあ、セルフィー行くよ。じゃあ、ガイアスさんセルフィー借りますね。」


「お、おう。」

ビクビクしながら返事をするガイアス。


さあ、パーティーに行きますか!


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