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姉弟初めてのVRMMO  作者: 神白
30/106

第29話 可愛い子達

脱字訂正

私がBossの突っ込んでみたかったから。

→私がBossの所に突っ込んでみたかったから。

に訂正しました。


私は西門に向かいながら考える。


はあ。何で呼び出されるのだろうか。私は普通にプレイしたいだけなのに。この世界が最近、楽しめてない気がする。明日はPVPか。むう。遊びたい。好き勝手しちゃあいけないのかね?・・・このゲームは技術を駆使して遊ぶゲームだよね。技術を持っているということが昨日の話し合いでわかったんだから、BOSSぐらい倒しても文句なくない?なんか、腹立ってきた。今日は正座しないもん。はっきり言ってやる!


〜西門〜


「おぉ!ユウキ!無事だったか!今日は魔物の様子がおかしいから注意しとこうと思ってたんだが・・・。」


「あ、アーロンさん。さっきは無視してごめんね?レベル上げに行きたくて、行きたくて堪らなくてさ。」


「いやいや、無事ならいいんだ。森の様子どうだった?」


「ああ、なんか、ボスが入り口方面にいたから討伐しといた。だから、当分落ち着くと思うよ?」


「ボスが?!・・・討伐できたのか?」


「うん。」


「そ、そうか。ボスが落としたアイテムはな、冒険者ギルドの方に売ってもらうと助かる。」


「わかった!冒険者ギルドに売りに行くよ!・・・あ。友達が来たから行くね!」


「ああ!またな!」

アーロンさんと話したおかげで落ち着いた気持ちになる。が、迎えが来たようだ。別れを済ませ、火龍と光龍のところに行く。


「何話してたんだ?」

と火龍。


「関係ないでしょう。」


「・・・どした?」

と私の不機嫌さを感じ取った光龍が聞いてきた。


「別に?行くなら早く行こうよ。さっさと終わらせていきたいとこあるから。」


「お、おう。」


私は2人とともに生産ギルドに向かう。



〜生産ギルド・生産スペース〜


「よし!きたな!」

仁王立ちでノアが言い放った。


「さて、恒例の・・・」

ラタが言いかけるが、


「正座はやらないからね。」

私は言葉を挟む。


「そうそう・・・え?なんで?」

なぜか本当にわからないような顔をするラタ。


「私悪いことしてないもん。普通にプレイして、遊んでるのに怒られる意味がわからない。」

私は不機嫌さをあらわにする。


「お姉ちゃん?」


「黒龍が心配してるのはわかるけど、他のみんなは関係ないよね。いつも変なテンションで私を囲んでるけどさ。私は自分のプレイ時間を制限されてて迷惑なんだよね。」


「あのな?お前のプレイに問題があるからこうやって・・・」

とギンが口を挟むが、


「プレイスタイルなんて人それぞれでしょう?いちいち私に正座させて囲む意味ないよね?BOSSの情報は普通に提供するよ?なのにまだ正座させんの?正座正座うっさいんだけど!」

キレ気味に言い放つ私。


「お、お姉ちゃん。落ち着いて。」


「あー。なんかイライラする。仕事終わって、ゆっくりしたいっていうのにトッププレイヤーだったり、運営の開発者だったり、いろいろ出すぎなんだよ!お前らのせいで目立ちまくりじゃないか!私のゆっくりゲームを楽しむ時間を返せ!」

とうとう、私は言い切った。今まで言えなかったこと言い切った。もうどうなろうと構わない気分だ。


「「「「「・・・・・・。」」」」」


黒龍含めてその場にいた全員が黙る。


「はあ。黙るんだったら帰っていい?」


「ま、待ってくれ。正座の件は本当に悪かった。その他に関しても、だ。」

ラタが謝ってきた。


「ユウキがそんな風に思ってたの。知らなかったの。ごめんなさい。」

と清龍。


「ゲームの開発者のくせにプレイの邪魔して悪かった。本当にすまない。」

とギン。


「お姉ちゃん、ひっくごめんなさい〜。」

と泣く黒龍・・・


え?


「黒龍?!黒龍は全然わるくないよ?!泣かないで!」


「だって、僕も一緒ひっくお姉ちゃんをいじめたもんひっくうーわーん。」


「いやいやいや?黒龍は、心配して怒ったんだから問題ないから!泣かないで!!」


「・・・本当?」

涙目でうるうるした黒龍が上目遣いで見つめながら聞いてきた。


「っ!ほ、本当だから!ね?」

こんな風に泣く黒龍を許さないわけがない!!泣いてる黒龍も可愛い!はっ!何を言ってるんだ私は!


「・・・ぅん。」


「あー、あのー。すみません。正座しなくていいのでBOSSの情報をください。」


「ん?ハイハイ。ほら、黒龍も隣においで?」


「うん。」

返事して隣に座る黒龍。素直ないい子だ。うんうん。


「えーっと、ボスは蛇の大きいやつ。名前はミドガルズオルム。LV20でHPは1000

MPは200だったよ。属性は火と水。弱点は雷と爆発系の魔法かそれほどの威力を持つ攻撃かな。ステータス的にはこんな感じ。」


「・・・どうやって勝ったんだ。」

「無理だろ。」

「なんでそんなにステータス丸わかりになってんの?!」

これはラタ、ノア、ギンの順。


「まず、ボスが雄叫びあげてヴェノムバイパーを2、30匹よんできた。それを一撃でヒカルが消滅させて、ウインディがエクスプロージョンを放ったんだけど後退されて避けらてたところをラウがダークボールで一撃入れた。それでも一割入れられなかったけど。」

ちょっと休憩。

ふう。

「ちょっと待てそこまでで、質問がある。」

とギン


「なに?」


「まず、ヒカルは広範囲攻撃を持ってるのか?」


「うん。サンダーボルト覚えてるよ?」


「・・・そうか。ちなみに他の奴らは?」


「ラウはまだ。」


「そうか。」


「次いっていい?」


「頼む。」


「で、また雄叫びして呼び出してまた、大量に現れたんだけど今度は私がBOSSの所に突っ込んでみたかったから、ヒカル達に雑魚を任せて、突っ込んでアーツ使ったら半分くらい削れた。」


「・・・・・・。」


「質問いらないの?」


「・・・うん。とりあえず、最後まで聞く。」


「あっそ。そんで、ボスが急に怯えて、逃げ出したから追いかけて水の中に入ったから、水の中入って、倒した終わり。」


「まって!最後めんどくさくなったろ!」ギンがツッコむ。


「だって、水の中でどうやって倒したか説明するの面倒い。」


「こんの、最後なに使ったぐらい教えろ!」


「魔力纏」


「ああ。そうか、それがあったか。」


「おお!納得した!」


「そのスキルは未知数だからな。なんでもできそうだし。」


「他に質問ない〜?」


「魔力纏ってのは最初からしてたの?」

と清龍。


「いや?してないよ。水の中だけ。」


「じゃあ、最初の一撃は素か?!」


「うん。私もびっくりした。」


「本人も驚くほどか。で?報酬は?」


「え?ギン知らないの?」


「全部把握してねぇから。そんな万能人間じゃないから。」


「ないよ。」


「え?」


「だから、貰ってない。」


「は?!それはおかしい!ログちゃんと見たか?」


「見たよ。だけど今回報酬はなにも出てこなかったの!ドロップもらっただけ!」


「ちょっと調べてくる!!」


「ちなみに、ドロップはどんな感じ?」


「えっとー。竜の皮と竜の毒牙、竜の血と、竜の目かな?あ、あとミドガルズオルムの魔石ってのもあるよ。」


「なんで、なんで・・・」


「「β版の時のレアドロップ全コンプリートしてんだ!」」

あの時の苦労はどこ行ったんだぁぁぁと叫んでいる。ラタとノア。


「?」


「あー、あのね?ユウキ。その、竜の血と竜の目、ミドガルズオルムの魔石ってのはレアドロップなの。鑑定してみてくれない?」と清龍。


「うん、いいよ?」


【ミドガルズオルムの魔石】×1

レア度6 属性 火/水

説明:ミドガルズオルムの魔石非常に珍しい2つの属性の魔力がこもった魔石。ミドガルズオルムが、生きている長さが長いほど高い魔力を秘めている。


【竜の血】×10

レア度5

説明:竜種の血。非常に手に入りにくいもの。主に貴重な薬を作る時の材料として使用される。


【竜の目】×2

レア度5

説明:竜種の目。非常に手に入りにくいもの。主に貴重な薬を作る時の材料として使用される。


【竜の毒牙】×2

レア度3

説明:竜種の毒牙。猛毒が採取できる牙。この毒を受けると即死すると言われている。


【竜の皮】×1

レア度3

説明:竜種の皮。頑丈なのに軽い素材。よく防具の素材として使われる。


うわー。なにこれ。皮と毒牙も相当なレアドロップなんだけど。やばくない?魔石って確かにそんなに落とさないからね。なんか、これを武器の素材にしたら火と水の武器作れそう。ガッツのとこ持って行ってみようかな。皮はファイのとこだね。残りは私が使おう。いつかレシピを手に入れたらだけど。んー。数も結構あるなー。血が。いやね、鑑定の時に出してみたら瓶に入ってるんだよね。これって、血を使ったら瓶は消えるんだろうか?それとももらえるんだろうか。ガラス瓶高いから欲しいなー。


「ユウキー内容教えて欲しいなー。」


「ん?ああ。ごめんごめん。はいスクショ。」


「ありがと!えっとー・・・。」

どうしよう。清龍固まっちゃった。復活させるにはどうすれば?!


「ユ、ユ、ユウキ!こ、こ!こここここ!これって?!」

復活!・・・したかな?これは?鶏のようだ


「ブハッ!」

あ。やばっ。笑いが止まらない。フックククク。

私が肩を震わせて笑っていると。


「ユウキの馬鹿。」

むすっとした清龍がいた。

なんだろうか。今日は可愛いこに恵まれている気がする。


「可愛いねえ。清龍。」


「なっ!?なにいって!」

やばいです。赤くなってます可愛いです。


「落ち着いて、お姉ちゃん。変質者に見えるよ。」


「私の黒龍が私を変質者だ、と。」

ガックリとうなだれてみせる。


「ほら、お姉ちゃん冗談はその辺で。清龍すっかり普通に戻ったからね?」


「え?」


「ハイハイわかりましたよー。」


「・・・それで、これどうするの?」


「皮は防具にしてもらうよ。魔石はガッツさんとこかな?毒牙は2こあるから一個は売るとして、血と目はレシピが手に入ったら作ろうかなって思ってる。」


「それがいいわね。妥当だと思うわ。」


「ただいま!」


「おおーギンおかえりー。どうだった?」


「やっぱり、バグだった!これ報酬!」


【耐毒の腕輪】

レア度3

毒耐性のスキルを習得できる腕輪。腕輪をつけているとスキル毒耐性のレベルが上がりやすい。


「え?これってもらっていいの?」


「ソロの討伐報酬だからな!いいぞ。」


「じゃあ、貰っとくよ。早速装備しよ!」


ピロン♪

ユウキがスキル毒耐性LV1を覚えました。


よし!他の耐性もこんな感じなのかな。みんなにも一回装備させよう。


ピロン♪

ウインディがスキル毒耐性LV1を覚えました。


ピロン♪

ヒカルがスキル毒耐性LV1を覚えました。


ピロン♪

ラウがスキル毒耐性LV1を覚えました。


よしこれでいいね。


「あ。」


「ん?なに?」


「そうか、その使い方があるか。はあ。なあ、ちょっと聞いていいか?」


「なに?」


「なに目指してんの?」


「え、世界の生きているすべてのものと仲良くなること?」


「いや、なんか、このままいくと、魔王にでもなるのかと思って。」とギンがほざく。


「魔王なら私じゃなくてノアでしょ?」


「もうそのネタ無しにして!勘弁してマジで!」ノアが叫ぶ。


「じゃあなんで強くなるの?」

とギン。


「強くならないと護れないでしょう。急にどうしたの?」


「いや・・・なんでもない。」


「さて、今日は少し時間があるからお菓子か、料理どっちか作ろうか?」


「あ、お姉ちゃん!今日はこれで何か料理作って!」


ピロン♪

黒龍からバードスピークの肉×20が送られました。


「バードスピークってなに?」


「鶏みたいな低空飛行しかできない感じの鳥の魔物!つまり鶏肉だよ!」


「おおー。その魔物どこにいるの?」


「東の街道沿いにいたよ。素早い攻撃してくるけど、避けれる程度だから大丈夫。」


「東の街道に入ったってことはボス倒せたんだね!」


「うん。イアンと清龍と、火龍でいったんだ。」


「じゃあ、お祝いしないとね!無難に唐揚げで。レシピ/フライ/唐揚げ/調理!っと。」


【カリッフワッな唐揚げ】

品質:A 出来上がり度:9

効果:空腹ゲージ40%回復

HP20%回復

説明:外はカリッ!中はフワッ!と仕上がった唐揚げ。味付けも丁度良くされた一品。ご飯が進む料理。攻撃力が一定時間20%UP(効果時間:1時間)


「こ、これが。ユウキの料理・・・。反則じゃねえか!」


「効果なんか試したことないからよくわからん。」


「1番いい効果ってなんかあったのか?」


「んー。私は食べてないけど。フルーツタルトかな?ルキア達にあげたけどね。何かくれぇーっていわれてたからあげたやつ。」


「効果は?」


「初めてMP回復ついたんだよね。焦った。」


「・・・。」


「あ、言っとくけどあれから作ってないからね?あの作り方して作れるとは限らないし。」


「フルーツタルトはまだ作ってみてないの?その作り方で。」と清龍。


「うん、そうだけど。」


「材料はありますか?ユウキさん?」

とツルギ。


えっとー。みんなの目が怖いんですが。


「んー。ちょっと足りないかなー。アハハハ。」


「なにが足りないのかな?お買い物してくるから教えて?お姉ちゃん。」

と黒龍。


「作らないとダメ?」

ちょっと黙らせるために可愛らしく?してみた。


「ぐはっ!」

男(黒龍、火龍、光龍、ラタ、ツルギ、ノア、カイト)合計7名死亡。

女(清龍、ミリア、メリーさん)合計3名死亡。


勝者!ユウキ!


何だこれ。


みんな倒れて悶えまくっているので、気持ち悪い。なので、忍び足で宿屋に戻りログアウトしのとしたら。


ピロン♪

ユウキのスキル暗殺のレベルが2になりました。


忍び寄ったからかな。まあ、いいか。


疲れたー。



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