第26話 試しのスキル!
あー。なんでこうなったのか説明が欲しい。大勢のプレミア目的のプレイヤーが生産ギルドに向かったところまでは覚えてる。それを抜いて、生産ギルドのスペース確保のために、先に着いたんだ。ルキアとジェイドに迷惑がかかるかもしれない。とかいつまんで話をして、先着10名のプレイヤーが来たら声をかけてくれと伝えた。どんな材料が来るかわからないので6号室の個室を使って準備してて、ドアのノックが聞こえて開けると。
「お姉ちゃん!ご飯作って!」
「ユウキ!いつものようによろしく!」
「ユウキ〜。お腹減ったわ〜。」
「ユウキ!飯よろしく!」
「ユウキさん!ご飯よろしくです!」
「お腹減りました!ユウキ先輩まかないよろしくです!」
「ユウキ様!生産ギルドに4名様は到着しなかったので、残りの人数分我々にください!」
「ユウキ、ゴm・・・礼儀のなってないネズミがさっき湧いちまってな。潰してたら腹減った。飯くれ。」
「「「料理お願いします!!!」」」
順番は黒龍、火龍、清龍、ラタ、ツルギ、ノア、ルキア、ジェイドそして、生産ギルドの他スタッフ達です。はい。
なんか、ジェイドがいった内容でなんとなくわかっちゃったんだけど。お話しして聞こうかね。
「で?何してきたの?」
「ん?何が?」
と、とぼける黒龍。
「いやいやいや、ここに来るのは一般のプレイヤーの筈なんだけど。・・・ちょっと外の様子見てこようかなー・・・」
「「駄目だ!」」
ノアとラタが声を揃えて言う。
「なんで?」
「う、それは〜・・・」
と焦るラタ。
「いいんじゃない?どうせバレるでしょう。」と清龍。
「まあ、ユウキ姉ちゃんに隠し事はしないほうがいいよねー。」と黒龍。
「で?」
かくかくしかじか
えー。簡単に?説明しますね。
私が先着10名に料理を作るというのを内容を知っている女の子プレイヤーにノアが色気振りまいて、聞き出した。それで、生産ギルドに集合をチャットでかけて、合流したのち、一般プレイヤー達をゴミのように処理した、と。ちなみに、もう生産ギルドについていた数名は、ルキアさん達が礼儀がなってないことに怒り、潰したと。
・・・。
なんでこうなるのかな。つまり、あれか?生産ギルドの前は死屍累々な訳?
何それ見たい。
「その死屍累々みたい!やっぱ外出る!」
「あはは。お姉ちゃん、子供みたいだよ?」
「いいもん。見たいんだもん。」
「じゃ、外行くか。」とラタ。
みんなで外に出る。
PVPで負けたと思われるプレイヤーが、積み重なってた。山は、3つあるね。どんだけ押し寄せてんの。
「ユウキ!大丈夫だったか?!」
と走ってこっちに向かってくる数人。
叫んできたのは原因であるギンである。
走って突っ込んできたので、右手に魔力纏を使って、みぞおちに入れる。ちゃんと加減したよ?
「・・・かはっ!!」
「大丈夫だったけど貴方が原因だよね?」
痛みで気絶寸前に行くぐらいの攻撃だろう。
そのギンを見て、他の数名は心配ではなく、
「当然の罰ね。」とか、
「ねえねぇ!今の手が光ってたけどそれが新スキルですか?!」とか、
「すげー威力だなー。」と言っているだけだ。なんか、かわいそうだな。ギンよ。
「で?ユウキこいつらは知り合いか?」
とノア
「うん。知り合いだよ。あ、攻撃していいのはこのオレンジだけにしてね。他は駄目。」
「オレンジが原因か。これは俺たちじゃなくてユウキが罰せばいいんじゃね?ユウキも暴れたいだろ?」と火龍。
「んー。じゃあ、今度のPVPで、ノアが負けたとき試そうとしたやつやろうかな。」
「はっ!?俺?」
「うん。新しいスキルの実験台にしようかと。」
引きつった顔になるノア。
「それは・・・辛いのか?」
「黒龍は一度見てるよ。ある人に試したんだけどこの世界の人だからよくわからないことがあってね。辛いと思うよ?あ、ジェイドとルキアも見たことあるね。」
「「?」」
「さて、ギンさんや、私の料理食べたい?」
「・・たべ・・たい・で・す。」
「じゃあとりあえず、HP回復させるね。このドリンク飲みなさい!」
「・・・ポーションは苦いからぶつけてくれ。」
「いやいや、これ美味しいから。甘くて美味しく飲めるように改良してあるから!はいはい飲むの!投げたらガラス瓶割れちゃうでしょ!」
「え?・・・んぐ。っうま!しかも何この回復量!八割吹き飛んでたのに全開なんだけど!?」
「じゃあ、まず。ある椅子を作るからそれに5秒座って正気で入られたら合格ってことで。」
「え?椅子?木工スキル取ったの?」
「いいからいいから。〔道具作成〕!」
「「あ!(察し)」」
ルキアとジェイドは気づいたようだ。かわいそうな奴を見る目に変わった。
「あー。そういうこと!」
黒龍も。納得した顔になった。
見た目は普通の木材の椅子。5秒座ったら壊れる仕組みにした。条件はやりたい放題だからこのスキルは重宝するだろう。
「ん?これに座ればいいのか?」
「うん。」何も知らないからこの反応はとても楽しい。
私は今ニコニコしてるだろう。
少し警戒しながら、椅子にす座ったので、
「【装着】!」の声とともに、手錠が現れ拘束する。
「はっ?」
「【じゃあ、頑張ってね?】」
この言葉を合図に電流が流れ始めた。
「ギャーーーーー!!!」
こういうのを見ると5秒は長いよねって感じる。
THE電気椅子でした!
他のメンツの顔を見ようこれも一種の楽しみだ。
引きつらせた顔が数名。黒龍は満足そう。さすが!なんか観客が、増えている。さっき山積みにされてた人たちが起きたようだ。電気椅子と私を交互に見ている。私は笑顔なのでかなり怖いのでわないだろうか。
おっと、気がついたら椅子が壊れ、ギンが倒れている。
「おーい起きてるかー?」
「・・・・・・。」
「だめか。じゃあ料理はな・・・」
「・・・る」
「?」
「お・・き・・てる。」
「おおー。すごいすごい。流石だねー。でさぁ。確認して欲しいんだけど。HP減ってる?」
「・・・へ・・って・・ない。」
「よし確認できた!このスキルは重宝しよう!HPギリギリの人にも効くことが証明されました〜!ご協力ありがとうございました〜。」
「あ、あのさ。なんていうスキルなのソレ?」
「ん?教えて欲しい?」
「うん。できれば。」
「拷問だよ。」
「「「「「・・・・・・・。」」」」」
そして、みんなの心は1つになった。
とでもまとめとくか。
「追伸!私の平穏壊したノアさんにも、私に負けたら食らってもらいます!っていうことで、こっちの世界では4日後の昼間。リアルでは2日後の夕方PVPを行いますのでよろしく!」
「待って!負けたら、あれ食らうの?!嫌だぁぁぁ。」とノアが泣き崩れた。
しばらくして、ギンも復活して話に参加してきた。
「なあ、お前。このスキルいつ取ったの?」
「ん?あれは・・・私の写真事件中にファイさんのメールつながりで私のことを知ってる人達を脅したときかな?」
「ああ、そういうことか。あれの取得条件はな。一定以上の人に苦痛の一時を感じさせることなんだが・・・。お前の脅しが苦痛をよんだんだろうな。」
「まあ、この世界に二度と来ない的なこと言ったからね。」
「へー・・・はっ?」
「あ、解決済みだから大丈夫だよ?さてさて、生産ギルドに戻ってご飯でも作りますかね?あ、ミリアさんたちも参加したらいいよ。あの個室広いし。他の方々は遠慮してね。」
「わぁ。楽しみだなユウキの料理!」
とミリア。
サクサクと移動する。
そして、私とギンは正座させられた。
なぜ?!
「なんで正座なんだよー。」
「なんで俺まで。」
「絶対お前が原因に決まってる!」
「人のせいにすんな!」
「ほらほら、2人とも黙って?怒るよ?」
と笑顔の黒龍さん。
「「すみませんでした。」」
土下座する私たち。
「で?なんでそんなに仲いいのかな?」
と、ノア。
「え?なんだ。そんなことか。んー。言っていいの?」
「ん?どうせ噂ぐらいされてるしいいんじゃね。一応秘密にしといてくれたら助かるな。」
「ふむ。つまり、このギンってプレイヤーは・・・」
「プレイヤーは?」
「運営の開発者さんです。」
「へー。・・・はっ?」
「あの私が呼び出しくらった時にフレンド登録したんだよ。放送したのもこの人。」
「アップデートになんかいいアイデアを浮かばせるために運営の人間も、何人かこのゲームに参加してんだよ。」
「マジで?」
「「マジです!」」
「私も驚いたんだけどね?まあ、相談役みたいなものにさせたのです!」
「させられました!ってかさ、拷問のためだけに呼んだの?」
「いや、まだあるけど。あの場でやったら私が暴走しそうだったから。やめた。」
「お姉ちゃんが暴走したら誰にも止められないね!よく踏ん張ったよ!えらいえらい。」
「え?そんなヤヴァイの?黒龍。」
「ヤヴァイです。」
『あのスキル使ったらこの国終わるかもですねー。』
「やばいな。」
「それはやばい。」
「「「・・・」」」
みんなが顔をあわせる。
「なあ、今なんかおかしくなかったか?」
「そう?」
『そうですか?』
「誰だ!この声!」
『あぁ。私ですか。』
「そうだ!どこにいる!」
と辺りを見渡すラタ。他のみんなもキョロキョロしてる。おもしろい。
「私の肩にのってるじゃんか。」
『はい!ユウキ様の肩に乗ってます。』
今日は、は?とか無言が多い日だ。すごく面白い。また無言かな?
「もしかして、お姉ちゃん。その子が例の。」
「うん。元チュートリアルのナビさんだよ。可愛いでしょう!」
「蜘蛛ってなんで選んだ!」
「蜘蛛だけど可愛い見た目だからだよ!」
「何処がだよ!」
「なんで話せるの?」
「念話ってスキル持ちだからだよ。ウインディ、ヒカルお前たちも隅っこにいないでこっちおいで!」
「「ウォン!!」」
元気に尻尾をふる2匹をわさわさする。気持ちいい。
この日は、料理作って、話しして解散した。というわけでおやすみなさい。




