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姉弟初めてのVRMMO  作者: 神白
25/106

第24話 事件

投稿遅れましたすいません!


ふぁ〜。昨日はログアウトして気付いたら、夜12時過ぎだったからなー。龍夜は起きてるだろうか?今日は私は出勤のために夕方まで、ログインできない。悲しい。ファイさんを痛めつけたかったのに・・・。

そんなことを考えながらリビングへ向かうと、龍夜が真剣そうな顔持ちで携帯を見ながら、椅子に座ってた。


「?おはよう。龍夜、どうかしたの?」


「お姉ちゃん!!大変だよ!お姉ちゃんのスクショが掲示板とかに出回ってるんだ!」


「は?」


「新しい装備をつけた状態の写真で!顔はなんとか隠してるみたいだけどもろバレしてもおかしくない状態の写真!」


「?!掲載したやつの名前は?!」


「それが・・・ノアさんみたいで。」


「・・・・・・。ねぇ?龍夜?私はこれから出勤でログインできないけど、ノアのことをGMコールしといてくれる?運営の人間に、掲示板に掲載しているであろう写真のことも話して。」


「わ、わかった。・・・。お姉ちゃん?大丈夫?」


「うん?大丈夫だよ?少し、夕方のログインが楽しみになっただけだから。」


私を見る龍夜の様子が怯えている。そんなに怯えなくても、大丈夫。傷つくのは1人だけだから。もしかしたら複数人巻き込むかもしれないけど、ね。


とりあえず、出勤しよう。仕事の合間は、どういった対処を行うか考えないとね?ふふふふふふ。


さて切り替えて、仕事仕事!私は料理人だ。まだ一人前ではない。店を任せられるように頑張らねば!昼のピーク時に料理を作り出すスピードを早くできて、見た目も完璧になれれば、第一関門突破と思っている。私の中だけだが。今日から、新人の人がバイトで入ってくることになっている。男だと聞いているが、どんなやつだろうか?後輩というのは学生生活でも味わったことがあまりない。だから、先輩!って呼ばれるのは嫌なのだと言わねば。


「白野〜新人の紹介すっからこっちこい。」

店長から声がかかる。


「はい!」


「今日からお世話になる。黒森乃亞くろもりのあと言います!よろしくお願いします。」


その男が顔を上げる。

私はすぐに気づく。男が、他の面々に挨拶回りをし、私のところまで来た。

そいつが気付く前に私から声をかける。

「今日からよろしくお願いしますね?ノア?」


「え?あ、はい。よろしくお願い、しま、す・・・?!」

顔を上げて私を見る。驚愕の顔になり、怯えの顔になる。


「なんだ?知り合いだったのか?」

と、店長が聞く。


「はい、ゲームの友達です。ですよね?黒森さん?」


「は、はいっ!そうです。」


「じゃあ、教育は白野に頼んでいいか?」


「はい。大丈夫です。」


「え?い、いや。それは・・・。」


「どうかしましたか?黒森さん?」


「なんでもないです!!」


「じゃ!頼んだぞー。よし!それぞれ持ち場に戻っていいぞー!」

他の面々は持ち場に戻り、ノアを地獄に連行じゃなくて、持ち場に連れていく。



「とりあえず、先に言っときます。私の弟があなたをGMコールしたので次に罪犯したら二度とゲームできなくなりますよ?」


「え?!GMコール?!なんで!」


「私の写真をファイさんと組んで掲示板に掲載したでしょう?あの写真はNPCにしかながれていないはずなのだから。」


「あ、あれは酔った勢いで・・・。」


「あなたのせいで、私はのんびりゲームをすることができなくなったんですよ!」私と一緒にプレイしていた、弟のことが知られていれば龍夜にも迷惑がかかる。


「あの、その。」


「どうした?白野。問題か?」


「・・・。なんでもないです。」

こんなところで話す内容じゃなかった。ここは仕事場。集中しよう。

話しかけてこようとするノアを無視して、仕事に戻る。

仕事に関して以外の質問は無視して、1日をやり過ごした。


帰宅時間


「お疲れさまです。先に失礼します。」と、全員に声をかけていると。


「白野ー。黒森も上がるから一緒に帰ってやれ。」


嫌です。とは言えないので。とりあえず、待つ。


「お待たせしました。」


「お待たせされました。」

すみませんねぇ。不機嫌で。

「「・・・。」」


終始無言で帰る。

「あの、俺はこっちなんで。」

駅の方に歩き出すノア。


「お疲れさまです。」

と挨拶して帰ろうとする私。に声をかけるノア。


「あの。本当にすみませんでした!お疲れさまです!」


謝られても、写真のデータは消えない。消せない。ゲームの中に戻れるかなー。あまりにもジロジロ見られたりしたら。私はこのゲームをやめるかもしれない。

はあ。どうしようかねー。



そんな濃い1日を終わらせ、ログインする。龍夜はログインしている最中みたいだ。とりあえず、龍夜のところに行ってみようかな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


起きたら宿屋であることを確認。

フードマントをしっかりと被り、黒龍にチャットする。


《フレンドチャット》


ユウキ:黒龍ーいまどこー?


黒龍:お姉ちゃん!ログインしたんだね。いまね、写真の出処であろうNPCのところにきてる。


ユウキ:もしかして、ファイって名前?


黒龍:知ってたの?!


ユウキ:写真撮ったやつだからね。一緒にいた時、ノアもいたから。


黒龍:ノアさんにはGMコールしといたからね!


ユウキ:ありがとう。とりあえず、そっちに行くよ。


黒龍:わかった。待ってるね。


《フレンドチャット終了》


程なくして、ソウテツに着く。


「こんにちはー」


「ユ、ユウキ!助けてくれ。」

縛られて、吊るされているファイさん。


「黒龍、そのまま続けていいよー」


「うん!わかった!」


「ユウキよ!許してくれぇぇぇ!」


「じゃあ、送った人たちに私の写真データ消すように伝達しなさい。全員の写真データが消えるまで、私は許さない。以上!」


「わかった!わかったから!おろしてくれぇぇぇ」


「黒龍、一旦降ろしてやって。」


「まあ、ユウキ姉ちゃんがいうなら。」


ん?チャット着信してる。


「黒龍も、チャットが来てる?」


「え?あ、ほんとだ。見ようか。」


《フレンドチャット》


ノア:ユウキさん!いまどこですか?!謝罪するので、どこか教えてください!お願いします!!!


清龍:お前はギルティだからね。これから殺しに行ってあげるからそっちこそ場所を吐け!


ラタ:俺も今回はやりすぎだと思う。

ギルティで。場所は噴水広場だよー。


火龍:俺もギルティで。見損なったわ。


光龍:悪いけど味方はできねぇな。ユウキがゲームやめたらどうすんだ!


ユウキ:ゲームやめるかは悩み中。視線が痛かったら考えるかな。


黒龍:え?やめないでよ!お姉ちゃん!

ノアさん殺しに行くので昼夜かまわず気をつけてね。


光龍:え。まじで?!やめないで!こいつは俺たちでボコるから!


ノア:本当にすみませんでした!!謝って済む問題じゃないけど、本当にすみませんでした!


清龍:ユウキやめないで!この国の人たちも悲しむよ?!


ユウキ:清龍の発言でいい脅し思いついた。ちょっと離れるね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ファイさん。あのね、伝達するときに追加で伝えて欲しいんだけど。もし、写真データを誰かが一枚でも持ってたら、もうこの世界に来ないって伝えてくれる?」


「なんだと!?こ、来ないのかもう二度と??!」


「誰かが一枚でも持ってたらだよ。特に男が持ってたらすぐにやめる。女の人も考えるけどね。」


「わ、わかった。しっかり伝える!」

いそいそと、メールを打ち始めるファイさん。

集中し始めたので、チャットに戻る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ユウキ:ただいま〜。


黒龍:おかえりーなかなかいい脅しだね!これなら彼らもすぐに消すよ!


清龍:どんな脅ししたの?


火龍:もし、NPCの人達も写真を一枚でも持ってたらこの世界に来ないとでも行ったんじゃね?


ユウキ:火龍正解だよ。きっちりしとかないとね。プレイヤーの方はGMコールして、削除依頼だしたから大丈夫だと思うけど。


ノア:あの、お願いします!本当に謝罪したいので教えてください。


清龍:少しボコったぐらいではなかなか発散できないわね。


ユウキ:本当にボコったの?まあ、清龍の気が済むまでするといいよ。それとね。ノア、謝罪してもらっても消えないものなんだから、もういいよ。リアルでも謝罪してもらったし。


黒龍:はっ?!リアルでもって?!聞いてないよお姉ちゃん!!


光龍:ノア。お前、リアルアタックしたのか!!クズ野郎が。


ユウキ:あ。違うよ?本当に偶然だからね?私の勤務先にバイトで来始めただけだから。


清龍:本当に偶然?大丈夫?何もされてない?


ユウキ:大丈夫。何もされてないよ。ありがとう清龍。


清龍:ユウキが何もされてないっていうなら大丈夫ね。どういたしまして。


ノア:でも、なんかお詫びしたい、です。


ユウキ:そういえば、なんで敬語になってんの?私より年上でしょう?


ノア:え?!年下?!な、何歳か聞いても?


ユウキ:20だよ。


ノア:え。でも、勤務してるって。


ユウキ:短大卒だからね。今年から社会人だよ。みんなが年上だろうと思って私敬語なんだけどね。黒龍とはいつも通り話してるけど。


清龍:若いわねー。私はユウキより年上よ。でも、20代とだけ言っとくわ。


火龍:いつの間にか普段通りになってるな。


ユウキ:火龍さんそこツッコミ入れちゃダメ。いい流れなんだから。みんなが元に戻ってくれた方が落ち着くし。


黒龍:まあ、ユウキ姉ちゃんがそういうなら。


光龍:黒龍に同意ー


火龍:同意ー


清龍:なんか納得いかないけど、同意したげるわ。


ラタ:なんかユウキにまとめられた感があるが、同意で。


ユウキ:で?ノアさんはどうする?


ノア:・・・本当に詫びないでいいのか。


ユウキ:どうしてもっていうなら。PVPしようかねー。公表可能条件で。


ノア:え。なんで。


ユウキ:ここのプレイヤーが納得しても、他の奴らはしないでしょ?あの女は誰だ!とか、新しい女か!とかないこと言われるのにも腹が立ってましてね。見せしめに殺されてもらえます?あ。八百長とかじゃなくて、本気の勝負してね。じゃないと手加減してたんだとか言い訳されそうだし。それでチャラってことで。


ラタ:確かにな。ここにいる連中は理解できるが他の奴らは納得しないしな。新しいトッププレイヤーとして名をあげた方が楽か。


清龍:そうね。ただの喧嘩ってことで終わらせるのは癪にさわるけど。


黒龍:ねえねえ。本人目の前だけどさ。賭けとかできるの?


光龍:賭けかー。大体はノアにかけるだろうし、身にしみるかもしれないな。負けたら。あれ?これってユウキにかければ大金持ちじゃね?


ユウキ:賭けとかやめてくださいねー。そんなことしてないで、普通に応援してくださいよー。


黒龍:お姉ちゃん。そろそろ、敬語やめたら?みんなも普段通りがいいよね?


火龍:友達として認めてくれんならタメで、おなしゃす!


光龍:敬語なんてやめてしまえ!


清龍:そうよ!これはゲームなんだから、年齢関係ないのよ!


ノア:・・・ゲーム内では敬語なしでいいんじゃないか?


ラタ:お!元に戻ったか?


ノア:もう触れんな!


ユウキ:ふふふ。じゃあ、こっちは解決かなー。そろそろ、お話ししないといけない人がいっぱいファイさんのとこ来たからOHANASHIしてくるよー。


黒龍:今度はこっちかぁ。疲れるねー。

あ、試合時間はリアルでの3日後の夕方6時あたりってことで。誰か、告知してくれない?


光龍:それは任せろ!


ユウキ:任せた!


ノア:頼む。


ユウキ:じゃ。そういうことで。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


はあ。今度はこっちだね。なんか疲れてに来た。


「ユウキ!もう二度と来ないなんて言わないで!写真は消したから!目と記憶に焼きつけたけど。」とルキア。


「焼きつけないでほしいんだけどな。はあ。で?ここにきたみんなは消したってことだよね?どんだけ拡散したの。」


「えっとー国全体?」とファイ。


「やっぱり、ファイさんは一回死のうか。」


「その前にお知らせしないといけないことがあるのよ。ユウキ。」とマリンダさん。


「ん?どうしたの?」


「あと1人消してないのよ。」


「え、誰?」


そこにいた全員が揃えて言う。

「「「「「王様!」」」」」


・・・・・はあ?


「・・・・・はあ?」


「王様だけ消さないんじゃ。ってかあいつは口では消したとか言いながら絶対隠して保存してるぞ。」とゲイルさん


「王妃様とかは?」


「それがー今ね、この国にいなくて、他の国に視察に行ってるのあの人がいればすぐに言うことを聞くと思うんだが。」とアーロンさん。


「んー。王城に行くことはできるけど。今はめんどいしなー。」


「ん?ああ。そういえばユナちゃんから公爵家の証もらったんだったね。でも、行かない方がいいよ。余計にめんどいから。構ってちゃんだしな。」とケイさん。


「うぇー。そんな性格なら王妃様が帰ってくるの待つしかないかー。どこに行ってるの?」


「んー。たしか、エルフの国じゃなかったかのう。」と、ゲイルさん


「じゃあ、王様は放置でいいよ。王妃様に関して何かしら問題があったりとかしたら、是非おしえて!帰ってくるときに・・・とかね。」


「おう!もちろんだ!絶対に知らせる!・・・それで、またこの世界に来てくれるか?」


「うん。大丈夫。他の冒険者の方も原因の人と対戦して新しいトッププレイヤーとして名を上げる方向で、話進めてるから。」


「その原因のやつの対応はどうするかのう。」とガッツさん


「いや、何もしないでほしい。いつも通りで!お願いね?」


「本当に良いんですか?」とリリさん


「いいんだよ。そっちも解決済み!はい!この話は終わりね!ほら、みんなも普段通りにして!私は今日は帰るよ。疲れたからねー。朝からドタバタしてたから。」


「おお!そうか!また明日な!」

とファイさん。


「おっと、忘れるところだった。ファイさん?」


「え。」

汗をかき始めるファイさん。


「さっきね?いいスキル手に入ったんだ?」

そうなのだ。ファイさんを脅したあとスキル手に入れていた。


スキル名は“ 拷問 ”アーツは〔道具作成〕


「ファイさん、そこに正座して?」

ニコニコと笑顔でお願いする。


「・・・はい。」

素直に正座したファイさん。


「〔道具作成〕!」

拷問道具っていろいろありますよね。1番マイナーなのは電気椅子とかなんですが、それはもう少しやばい人に使いましょう。今回はやさしくしますよ。やさしく。ね。

正座した人を剣山の上とかに乗せてその上に石乗せるとかありますよね。剣山は、まあ、次の機会にしましょう!このスキルは試しですし。そういうことで、アーツで尖った鉄球を作り出しました。モーニングスター的なものです。これを、


「ファイさん、これ、私が宿に戻って異界に帰ったら消えますので。それまで膝に乗せといてね。」ニコニコ。


「え。も、もちろん。走って帰るよな?」


「私疲れてるんですよ?歩いて向かいます。ゆっくり、ね?」


「・・・誰か。助けて!」

焦って涙目で他の人に目を向けるが。


「「「・・・・・・。」」」

みんなは目を背ける。


「じゃあ、頑張ってね?それと、次からは安く、まともな装備を期待してますね?じゃ!また明日!」


私は、外に出る。



その後で、黒龍が

「お姉ちゃんを怒らせたらダメだよ。これでも優しい方だから気をつけてね?」

といったらしいがそれを知るのは先の話。


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