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姉弟初めてのVRMMO  作者: 神白
14/106

第14話 トッププレイヤーって・・・

《修正部分》

侯爵→公爵

エクストラル→エクストラ

「黒龍〜ツルギ〜ただいま〜。いい本買えた?」


「うん!錬金のレシピと、釣りの極意って奴。釣りの方は魚マップが付いてた!」


「俺は剣の手入れの仕方って奴買いました。元の値段2000Gなのに、1000Gだったんだ!すげーよ。ユウキさん!なんでそんなに有名人なんですか!あ、好感度ってどうなっているんですか?最近みました?」


「そういやぁ、見てないね。見てみる。」

なんかすごく見るのが怖いのはなぜ?


《好感度》

始まりの国→30%/100%

噂:[冒険者の中の一流料理人]


ナビ→→→→100%

リリ→→→→50%

ゲイル→→→70%

ジェイド→→70%

ルキア→→→80%

ユナ→→→→90%

セルフィー→60%

アーロン→→50%

マリンダ→→50%

???

???

???

???

etc…

わお。全部50%以上。しかも噂って何?一流料理人ってついてるんだけど!絶対昨日の奴のせいだよねー。はぁ。


「どうでしたか?ユウキさん。」


「えっと、会った人全部50%以上だった。それになんか噂で、一流料理人ってことになってるらしい。」


「噂とかあるんですか。称号みたいなものですかね。ってか、50%以上って!!そんな高いってなにしたんですか?!」


「え?料理作ったのと、依頼完遂したことかな。」


「あ。依頼といえばエクストラボーナスなんでした?」


「あー。アレね。報告しにくい。装備品じゃないんだよ。なんか、私フラグ回収したのかなー。」


「え?!何だったんですか?」


「なにー?気になるよ、お姉ちゃん!」


「まあ、見せるほうが早いか。これなんだけど、えっとアイテム名は、【公爵家の証】だって。これ使えば、貴族街とから王城に入れるらしい。」


黒龍と、ツルギの返答がない。驚きすぎて魂が抜けかけている。


「帰ってきて!二人とも!」


「な、な、な、な、何で?!そんなの!

β版でも見つからなかったのに!王城にはある程度の功績を挙げた人が称号もらいに行く程度だったんだよ!終わったら、すぐ追い出されてたし。」


「すごいよ!お姉ちゃん。今すぐ、報告しなきゃ!掲示板に!!!」


「え、えっとー。報告は生産ギルドでしよう!落ち着く場所で!いい?」


「わ、わかった。そうしましょう。」


「早く行こう!お姉ちゃん!」


さっきツルギが大声出したせいで注目浴びてるんだよ。大急ぎで、生産ギルドに向かう。


〜生産ギルド〜


「あ!ユウキさん今日も来てくださったんですか?!今日はなにをお作りに?」

さっそく、ルキアさんが話しかけてくる。

「あー。レシピ買うの忘れてた。料理作れないじゃん。んんー、二人は先に個室に行ってて、すぐにレシピ買ってくるから。」


「あの!レシピならうちでも売ってますよ!なにが欲しいんですか?」


「本当?じゃあ、料理のレシピがいいな。野菜使うものとか、肉料理も載ってるのがいい。」


「それでは、『レストランでよく見かける料理』ってレシピ本はどうですか?」


「あ、いいね!それください。それと他の食材も幾つかください。」


「はい!では・・・合計して2800Gですよ。レシピ本は1500G、後の食材は1300Gです。」


「さすが、安くなってる。ありがとう。いいのができたら後でおすそ分けしにくるから。ちょっと、待っててね。」


「本当ですか??おまちしております!!」


「じゃあ、個室の生産スペース3時間分でお願いしますね。はい。300G!」


「ありがとうっす。ちょうどです。ごゆっくりどうぞっす!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「さてさて、やっと一息つけるね?」


「お姉ちゃん、受付の人凄くテンション上がってたけどなにしたの?」


「あー、うん。後でわかるよ。今はそれは置いといて、報告してからにしよう。」

「はい、そうですね。」


【特殊種族になったものたちのスレ】#5


1. 天魔

このスレはレアな種族に当たった人たちのみが参加できるスレです!

種族名またはキャラ名での発言よろしく!偽名OKだ!


348.魔人

もう、みんないいな!この国の人たちの好感度上げまくるぞ!そうすれば功績を挙げ、貴族街に楽々入れるようになれるはずだ!


349.剣士

闇の精霊さん簡単に入れる方法があるぜ!


350.火龍

349←新入りか?種族をこたえよ!


351.剣士

ハイヒューマンですよ。βテスターの剣士といえばお分かりですか?


352.水龍

剣士って・・・誰よ?


353.天魔

ぶはははは!

誰?って聞かれてるぞツルギw


354.ツルギ

うるさいですよ。そんな態度するなら教えませんから。先ほどの情報!


355.魔人

ほう、お前ごときが俺たちに情報を秘匿する、と?


356.夜

あー、すみません。ツルギは悪気ないんです。それに、ツルギ、その情報会得した本人じゃないのに秘匿するしない勝手な行動しないでくれる?


357.ツルギ

悪かったって、そんな睨むなよ。


358.フェアリー

あれ?夜さんってツルギさんと知り合いなの?


359.夜

はい、リア友です。


360.龍姫

ちなみに私と夜は姉と弟の関係ですよ?


361.魔龍

何という新事実!!


362.天魔

ん?姉弟?それ、どっかで・・・。


363.龍姫

ツルギのせいで話が逸れましたが、例のクエストのエクストラルボーナスについてです。


364.魔人

待ってました!それで、何だったの?


365.龍姫

闇の精霊さんが、348で言ってたことの近道みたいな感じになります。

アイテム名は【公爵家の証】これを使えばいつでも、貴族街や王城に入れるようになるらしいです。


366.魔人

え?


367.火龍

え?


368.魔龍

は?


369.天魔

何だと?!


370.ツルギ

つまり、最強の魔物倒しに行かなくても、王城に入れる方法が見つかったの!


371.魔人

龍姫さん。マジでフレンド登録させて。

今どこ、お話ししない?


372.水龍

私もフレンド登録したい!


373.天魔

俺と結婚してください!


374.夜

373←来ないでください。


375.龍姫

えっとー、フレンド登録なら別にいいですけど。


376.ツルギ

天魔さんこないでね!

闇の精霊様は歓迎いたします。

水龍さんもどうぞ!


377.天魔

わかった!フレンド登録だけでもさせて!


378.魔龍

え?なになに?どしたの?龍姫ちゃんとフレンド登録できるの?!いく!どこ?


379.フェアリー

私ともしてください。料理教えて欲しいです。なんかコツあるんですか?品質はCで、出来上がり度が3以上にならないんです!


380.龍姫

フェアリーさん今どこ?生産ギルド?


381.フェアリー

はい、生産ギルドにいます。


382.龍姫

個室の生産スペースに私いるし一緒に作る?


383.フェアリー

個室の生産スペースですね!いきます。何号室ですか?


384.龍姫

今は2号室なんだけど・・・みなさんきますよね?なら部屋変えたほうがいいから6号室に集合にしましょう。あそこ広いので。


385.魔龍

生産ギルドだな!ガタッ!


386.天魔

俺が1番だ!


387.闇の精霊

お前が1番になる可能性はない。

俺が1番だ。


388.水龍

私、近くにいるからちょうど良かったわ。


389.火龍

俺今フィールドなんだけど、頑張って走ります!!だから待ってて。


390.ツルギ

俺は隣にいるしもうフレンド登録済ませてあるがな(ドャァ


391.天魔

ツルギは処刑な。


392.魔人

異議なし!


393.火龍

異議なし!


394.魔龍

異議なし!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

掲示板を閉じて、移動する。6号室の前に女の子が立っていた。薄い紫の髪にウェーブがかかっている。目が濃い紫色の人だった。声をかける。


「もしかして、フェアリーさん?」


「あ。はい!フェアリーと掲示板に名乗ってるものです。アバター名はイアンといいます。龍姫さんですか?」


「うんそうだよ。ユウキっていうんだ。よろしくね?後ろの黒髪のほうが、夜もとい黒龍。もう一人がツルギだよ。」


「よろしくお願いします!あ、フレンド登録おねがいします!」


「うん、いいよ!後の人たちは中で待とうか。その間に料理の仕方教えるね。」


「はい、お願いします!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


[料理講習会!]


「まあ、簡単に説明するけど。このゲームで料理の際必要なものは道具、レシピ、ある程度の知識や技術だね。」


「知識や技術と、道具はわかるんですが、レシピは?」


「レシピはね本屋か、この生産ギルドで買えるんだけど。主に2種類あるんだ。その料理の作り方をある程度の書いてあるもの、肉や魚の処理法を書いたもの。この世界の生き物ってさばき方なんかわからないでしょ?そのために、処理法が載っているレシピは買ったほうがいいよ。レシピを読破したら、アイテムボックスからは消えるけど、何度でも復習できるようにアーツ欄にのってて。詳しい説明が読めるから、後で確認もできるよ。」


「わかりました!後で買いに行きます。」


「その時に、もしかしたらだけど。私の名前だしてみて。安くなるかもよ?もしかしたらだから確証はないけど。」


「もし安くなったら、教えますね!」


「うん。それで、料理スキルの使用方法はわかるよね?」


「はい!まず、レシピ→作りたい料理の種類→材料の用意→料理名の順に準備して調理って呟くんですよね。」


「うんそうなんだけど。材料の用意の時どうしてる?」


「えっと。どうとは?レシピに書いてある食材はをきって、用意してますけど・・・。」


「でも、レシピって量書いてないでしょ?調味料の量とかどうしてる?」


「それは・・・適当にしてました。もしかして、それが原因ですか?」


「うん、たぶんね。私はいつも測ってから調理してるから。ちょうどいい分量で、味のバランスが良くなったら出来上がり度5は軽く越すよ?」


「分量は、自分用のレシピ本とか作ってメモしたりすると、忘れないからいいよ。」


「おおー!ありがとうございます。アドバイス通り作ってみたいと思います!」


コンコンコン!

「ちょうどいい感じできたみたいですね。」


「ふふ。そうだね。」

少し片付けて、扉越しに声をかける。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「はーい。入ってきていーですよ!」


「失礼しまーす!」

ぞろぞろとツルギと黒龍を含めた7人ぐらいがやってきた。

「生産スペースってこんな広い部屋あるんだな。知らんかった。」


「えっと、どっちが、どっち?俺は闇の精霊もとい。ラタっていうものだ。」


「私は水龍で、キャラ名は清龍よ!そんなに変わらないけどよろしくね。」


「俺は天魔で、ノアという。よろしく!」


「魔龍の光龍だ。よろしくな!」


「俺は火龍。キャラ名も火龍だから、よろしくなー。」


「あ!わたしが、フェアリーのイアンといいます。みなさんよろしくお願いします。」


「それで、わたしが龍姫こと、ユウキって言います。よろしくお願いします!」


「わあ、かわいい!二人とも絵になるわね。」


「清龍さんこそお綺麗ですよ?」


「ふふ。ありがとっ。」

フレンド登録も、全員と済ませてわたしのお菓子を食べ始めた。


「うまっ。なにこれ。」

「おいし〜。ユウキさんこのレシピの分量教えてください!」

「さすがお姉ちゃんだね!」

「嫁に欲しい。」

「結婚してくれ!」

「そこの二人少し外に出る?」

「「すいません、調子に乗りました。」」


「ふふふ。みなさん。面白いですね。」


ズッキューン!!!


っという効果音をつけて男性6名と女性2名が顔を赤らめる。

こそこそ

(おい、なんだあの美人は笑顔反則だろ!)

(やばいよ堕ちちゃうよ。堕とされちゃう!)

(女の私たちでも堕ちますよ。)

(あー、お姉ちゃんかわいいなぁ。)

(お前の姉ちゃん可愛すぎだろ!)


「ん?みんなどうしたの?あ!お腹減った?料理作ろうか?」


「い、いえいえいえ。滅相もございませんよ?」


「せっかくトッププレイヤーさんたちと、友達になれたからいいものあげようと思ったんだけど、いらないですか?あ、でもあまり目立ちたくないので他の掲示板に載せないでくださいね。やってみたらできたやつなんで。」


「え。料理なのになんか含みのある言い方だね?ちょっと気になるな。お前ら腹空いてる?空いてないなら俺だけ食う。」とラタさん。


「お前だけに食わせるか!」とノアさん。

他の人も食べるといったので準備する。


みんなが、こそこそしてるうちに作っちゃったんだけど。また作りすぎたから、おすそ分けしに行かないとね。


【極上のラーメン】

品質B 出来上がり度8

効果:空腹ゲージ20%回復

HP10%回復

麺から手作りされた異国の麺料理。


【一流コックのハンバーグ】

品質A 出来上がり度9

効果:空腹ゲージ40%回復

HP20%回復

ホーンラビットの肉を丁寧にミンチ状に施したものを使用したハンバーグ。手作りのケチャップをかけられている。速さが5%上昇する。 ( 効果時間:1時間)


【ふんわり手作りパン】

品質A 出来上がり度9

効果:空腹ゲージ10%回復

HP5%回復

ふんわりしたパン。貴族街でよく食べられている高級なパン。魔法防御力が5%上昇する。(効果時間:1時間)



以上が今回作ったやつ。パンは結構できた。ハンバーグも肉があった分だけやった。ラーメンは試作として作ったんだけど、醤油とか豚骨とか牛骨とかあったらもっとうまくできそうなんだけど。さて、みんなに食べて味を見てもらおう。


「はい!準備できたよ?食べたら感想聞かせて!それと、鑑定してもいいけど。心のうちに閉じ込めといてね!じゃあ、私もたーべよっ。」


「待った!!!!」


「ふえ?なに?」


「なんだこれは?!」

「ユウキちゃんこれは!」

「食べていいんですか?こ、これ。」

「ん?いいよ?」

「価値わかってる??!この料理の!」

「うん。わかってるよ?だから、ここにいる人にしかあげてないし、売ってない。他のプレイヤーはしらないし、食べてないよ。売るのはもう少し経った後かなー。」

「・・・・・・わかってるならいい。」

「本当にいいのか?食べて?」

「だからいいんですよ。あ、他のトッププレイヤーさんたちには教えてもいいですよ。料理は毎日作る予定なので。ペラペラしゃべりそうな人はやめてくださいね。」

「もちろんだ!なあ、毎日作る予定とはどういうことだ?」


「ん?ああ、ここの生産ギルドのNPCの人たちと昨日パーティしまして、それで、私の料理気に入られたのでお昼ご飯として作ってあげることになってて。それで作らないといけないんです。」


「よし!私はもう、空腹ゲージいっぱいになったので、配ってきますね。ごゆっくりどうぞ♪」


バタン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


さてさて、さっさと配ってきますかね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


《ユウキがいなくなった生産スペース》


「おい、コレはヤバくないか?ユウキちゃん。」

「もし、知られたら。狙われまくるな。」

「どうするよ?」

「あのーユウキ姉ちゃんがPKされると思われてます?」

「あぁ、おもってる。」

「大丈夫だと思いますよ?」

「その根拠は?」

「みなさん今、どこのフィールドで鍛えてます?」

「あん?まだ東だけど。東の奥とか誰も攻略してねえだろ?だから、攻略してるが?他の西のフィールドとか、毒対策もなしに行けないしな。まだ、解毒ポーション出回ってないし。魔物もスピード重視のやつ多いしな。それがどうした?」

「ユウキ姉ちゃん、今日そこしてます。」

「は?どゆこと?」

「ユウキさんとは10時に合流したんですが、その前からログインしてたみたいで、どこに行ってたか聞くと、西のフィールドを1時間ソロで狩りをしていた。と言ってたんです!」


は?こいつらなに言ってんの?まだ、サービス開始2日目だよな?なんで西行っちゃって普通に帰ってきてんの?え、そんなに強いの?ユウキさんは。


「マジ?」

「マジです。」

「これはちょっとユウキさんには話聞かないといけないかな?ハハハ」



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