第101話 強制イベントすら…
魔物や魔獣だけの参加となりますが飛び入り参加させますかと受付に聞かれる。
「はい、なんでも参加できるんですか?」
古代獣はダメですとかないよね?
「はい。ですが魔物が混乱したり暴れたりした場合契約者または調教者が止めてもらうこととなっています。」
「それは大丈夫です。……あの、魔獣も参加できるんですか?」
「ええ、できます。」
「よかったね2人とも。」
「え?」
『お母様!私の強いところみてくださいね!』
『師匠に今のできる限り出せる実力…出してみせます。』
「んじゃ、あとは誰にしようか。」
「えと、飛び入りは五体までとさせていただいてます。」
あと三体か。
なら、ラウは観戦させるのに呼んで、ユキナの実力も見たいし…ユキナ参加させて…ムーンとトーカにしようかな。タイマン勝負で、物影がない状態でどうやって戦うか自分なりに戦略考えてもらう感じにしよう。
「よしメンバー決まった。サモン:ラウ、ムーン、トーカ、ユキナ。」
『お呼びですか!ユウキ様!』
「キュ!」
『ユウ姉!なになに!』
『お師匠様!修行ですか!』
「あ。ムーン、トーカは初めましてだよね。イナンナだよ。仲良くね。」
『龍だ!ユウ姉すごーい!イナンナ姉よろしくー!』
『改めましてよろしくお願いします。イナンナ様。』
「キュキュ?!キュキュー!」
『ユウキ様って本当ーにいい子を引き当てますよね。』
「いいでしょー。」
「……シャドウスパイダー…いえ、少し違う?……見たことない色のスライム…白い二足歩行のキャット?…服を着たラビット……キッズドラゴン……あ、あの。えと、この紙に参加する魔物か魔獣の種族名と名前をお書きください。」
「はーい。」
参加するのはハイドスライムのトーカと、マジカルラビットのムーンと、キッズドラゴンのイナンナ、堕天使のシエルと悪魔のクィナ。
「……堕天使……悪魔…?!」
「魔物や魔獣のみのコロシアムらしいんだ。物影とか隠れるところがない場合の戦い方が学べるから頑張るんだよ。あ、賭けたりできるんだっけ?全員にかけるからね!ラウは私と黒龍と応援ね。」
『頑張ってください!』
『強くなるチャンスね。』
『頑張るにゃ!』
『お母様!頑張ってくるね!』
『雑魚しかいない気がしますが…』
じゃ、頑張ってと伝えて顔を引きつったスタッフに案内され送り出される私の家族。
「シエルとイナンナに勝てるのいるの?」
「いたらいいねー。」
「軽いねー。」
イナンナのステータスはちなみにこれです。ここにくる途中でレベル上がったんだったよね。上げといておかないと。
名前: [イナンナ]
種族:キッズドラゴンLV1→18
体力 1370
魔力 800
攻撃 77→90
防御 53
魔攻 20→40
魔防 50
器用 10
速さ 65
運 20
《スキル》
<爪LV9><尻尾LV8><飛行LV8>
<聖光魔法LV5><雷魔法LV6><威圧LV4>
<魔力纏LV2><隠密LV4><魔力感知LV1>
SP38→0
うん。体力多いなー。そしてバハムート(封印)という種族かと思ったらキッズドラゴンだというね。バハムートにならない可能性来ちゃったけど…いいのだろうか。まあ運営さんたちと相談して決まったならいいのか。
「じゃ、観客席いこ。」
移動しようとすると受付の人が個室をお勧めしてきた。お金はかかるがなかなかいい部屋らしいので、そこにする。
「おー。結構広いね。」
「初めて入ったけどいいねー。」
特等席みたい。すごくよく見える位置だ。
他にも個室の部屋があるみたいでよく見るとお金持ちだったり、貴族ぽかったり…みたことある人がいたり。
「…アレってリズさんじゃない?」
「え?…えー?やな予感。そばにいるの偉そうな人…王様じゃないよね…」
「……無視でいこう。」
「無視できるかなー。」
次々と魔物や魔獣が出て戦っていく。白熱した戦いだったり、すぐに終わってしまったり、色々だ。司会者が、その魔物や魔獣について説明するんだが、リズさんの隣にいる王様と契約している契約獣がいることが判明。
そしてその契約獣とうちのトーカが当たった。
相手はリザードマン。槍を持って戦う二足歩行の赤いトカゲ。トーカは私たちを探すようにキョロキョロしており、相手を見ていない。余裕そうだね。私たちを見つけて喜んで飛び跳ねる。声は聞こえないけど、勝ったらご褒美〜!なんて叫んでいそうだ。頑張れーこちらの声も聞こえないかもしれないが手を振る。
「トーカ勝てるかな?」
「トーカは結構強いよ?」
相手のリザードマンは油断しているようだ。たかがスライムだと甘く見たら一瞬で終わるよ?
司会者の合図によりリザードマンが鋭い突きを槍で放った。
だが、トーカは足元にもぐりこむように動き、死角に入った瞬間潜伏。姿を完全に消す。
スライムが消えたことにより会場がざわつき、リザードマンも混乱する。
そんな隙だらけのところに、トーカが影魔法シャドウスピアを連射。最後の一本を首元で止めたところでリザードマンは気絶。
終わったーとでも言うように私たちにアピール。
「え。つよ。」
「トーカは私の家族ですから。」
「負けてられないなぁ。」
「ふふ、頑張って。」
試合が終わったあとは私たちのところに帰ってくるようで、私の膝にダイブ。
「おかえり、お疲れ様。」
『勝ったー!ご褒美くれる〜?』
「ふふ、何がいい?お菓子?ご飯?」
『お菓子〜♪』
リザードマンのパートナーが私の方を見ていると、リズさんがそばで何かを話す。おそらく私のことだろう。まだ彼の契約獣は全員じゃなかったようで、次はムーンと当たる。
今度は熊の様だ。懐かしい、よく一撃死させたなぁ。また、レベル上げのためにボス巡りでもしないとねぇ。
「ムーンって魔法使いまくる戦い方なの?僕、ムーンと戦ったことないからわかんないや。」
「ムーンは…まあ見てたらわかるかなぁ。」
あの戦争のある意味元凶となる存在。でも、ここでは使えないか。木の上に避難したりもできそうにない。
さあ、どう戦う?ムーン。
ムーンのステータスを確認してみる。
名前: [ムーン]
種族:マジカルラビットLV9
体力 75
魔力 75
攻撃 26
防御 50 (+20)
魔攻 50
魔防 60 (+30)
器用 60
速さ 65 (+20)
運 30
《スキル》
<土魔法LVMax><大地魔法LV3>
<光魔法LVMax><幻覚魔法LV4>
<呼び出しLVMax><召喚LV5>
<体当たりLVMax><突進LV8>
<逃げ足LVMax><疾風LV2><跳躍LV6>
<魔力操作LVMax><魔力付与LV2>
<魔力感知LV6><魔力纏LV4>
<追跡LV4><隠密LVMax><潜伏LV3>
SP0
うーん。こういう時のために調教覚えさせたほうがいいかな?…あ。そういえば私って使ってない杖武器持ってたな。アレって鑑定士になってから鑑定してないけど…???のところが解明できるのかな。あとで試してみよ。そんで、ムーンに適合しそうだったらあげちゃおう!
あ。ムーンが杖に魔力纏使った。
跳躍で熊より空高く舞、太陽の光に目を眩ませた熊さんの頭を殴って地面にめり込ませ…
ムーンの勝ちー
「おかえりムーン。」
「キュー…」
あらら、杖折れちゃったか。
「代わりといったらなんだけど杖なら持ってたんだよね。装備できるかな。」
あ、先に鑑定しよ。
【クダンの杖】
レア度5
魔攻+50 攻撃+15 速さ+5
説明:世界樹の枝から作られた。杖での直接攻撃を行っても折れない頑丈なもの。杖が持ち主を決める意思を持つ生命体が寄生している武器。
シークレットスキル樹霊召喚・操作
おお??ムーンにもってこいじゃないかな??
「とりあえず持って見て?」
「キュ?…キュキュ!」
杖が光ったと思ったら、もともと持っていた木の杖と同じ見た目で同じ太さになる。軽く振って見たり魔法を使ってみようとしたり。
「どう?」
「キュ!!」
気に入った様で何より。さて、ムーンのスキルが増えたのか確認しよう。
名前: [ムーン]
種族:マジカルラビットLV9
体力 75
魔力 75
攻撃 41 (+15)
防御 50 (+20)
魔攻 100(+50)
魔防 60 (+30)
器用 60
速さ 70 (+25)
運 30
《スキル》
<土魔法LVMax><大地魔法LV3>
<光魔法LVMax><幻覚魔法LV4>
<呼び出しLVMax><召喚LV5><樹霊召喚LV1><操作LV1>
<体当たりLVMax><突進LV8>
<逃げ足LVMax><疾風LV2><跳躍LV6>
<魔力操作LVMax><魔力付与LV2>
<魔力感知LV6><魔力纏LV4>
<追跡LV4><隠密LVMax><潜伏LV3>
SP0
増えてらっしゃる。
認められたのね。ステータスも強化されちゃって…魔攻100行ってるし。
『ムーンは生粋の魔法使いですね。』
「キュキュ!」
「ユウキ姉ちゃん、視線が痛くなって来てないかな。」
「ハハハ、気のせいだよ。」
視線とは別の何かも見つけたとはいえないか。強制イベントかな?今日はそういう気分じゃない。大切な家族の戦うところを邪魔されるのは嫌だ。
アレだ。親が参観日に来れたけど仕事に呼び出されたくないという心境だ。
魔力纏でこの前のシエルやクィナを守った様にこのコロシアム全体を覆う。その標的は外にいて上空にいる。つまり、これで入って来れないかな。
『……あの、ユウキ様?』
「んー?」
『…そのキャンセルの仕方はどうかと…』
「だってやなんだもん。参観日邪魔されたくないもん。」
『まあ、気持ちはわかりますが…(これ本当に入って来れなさそうですね…)』
「え?何が??」
黒龍にはなんでもないと伝えるが…
「…お姉ちゃんのなんでもないはなんでもあるから聞く。」
「…信用されてない。…あのね、コロシアム上空に変なものが出現したから入って来れない様にしてるだけだよ。」
「…どうやって?」
「それはオリジナルスキルで。」
『このスキルって結構柔軟性があるので反則的なこともできるのですよね…』
「…お姉ちゃん。強制イベント類ならギンたちも文句言わないと思うけど?言ったら僕がなんとかするから。」
「んー。なら、クィナの番が終わったらにしよ。シエル達は大丈夫だろうけどクィナはあんまり戦闘経験ないし、そばに置いて起きたい。」
「そうだね。それがいいね。」
というわけで、クィナの番になりました。
今度は王様のじゃないね。調教された魔物かな。ひつじみたいな感じ。見たことないやつだ。名前はオーガシープ。オーガみたいなツノの生えた赤い顔のひつじ。
火魔法を使い、突撃したり、高くジャンプして押し潰したりするのが基本か。
クィナは押し潰し攻撃を利用。わざとその場を動かず、振ってくる直前にその場から避け、立っていた場所にシャドウエッジを発動。
真っ黒な岩はオーガシープをしたから貫く。
クィナの圧勝。
「クィナかっこいー!」
『えへへ』
可愛い!!
なかなかいい戦いっぷりではないですかお母さん嬉しい。
「お姉ちゃん、そろそろいいんじゃない?」
「そだね。」
クィナはそばにいるし、解除しよ。
解除して、シエルと対戦相手が登場したが、対戦相手は上から降って来た何かにより退場。
司会者や客もざわつく。
人型の何かが三体。
シエルの前に現れる。
リズの方は警備を固くし、王と一緒にその場を離れるように動いていた。しかし王はその場を動こうとせず、シエル達を見、そして私を見た。
何を言ってるかはわからないが予想で行くなら
“どうにかしろ”だ。
「私便利屋じゃないんだけどね…」
とりあえず、外に出て闘技場に近づく。肩に乗ってるラウが言うには人が入れないように結界のようなものが張ってあるらしい。結界は以前壊したことあるから、同じ感じで壊して、シエルに合流。
『師匠、結界は壊せるものではないのですよ?』
「私はいいの。で?知り合い?」
『えぇ…まあ。私としては一生会いたくなかった存在です。』
そんなに嫌な存在ということは。
「久しぶりだな。ミカエル。」
フードとマントをとって声をかけて来たのは真っ白な翼を生やし、金の輪っかを頭の上に浮かばせた白髪の天使。
『申し訳ありませんが、その名は捨てました。今はシエルです。』
「…人間の下についたというわけかい?」
『私の師匠を舐めないほうがいいですよ。ミカゲル』
「人間が師匠?」
ずっと、シエルを見ていた彼はようやく私を見る。ただし、ゴミを見るような見下したような視線。
「そうだけど、何?」
「強そうには見えないが。」
『節穴になってしまったのですね。あの世界にいれば腐ったこともあり得る。』
「…愚弟がそこまで気に入ってるとはね。興味が出た。」
愚弟といったかこの天使。
「兄?」
『縁は切ってるので他人です。』
「でも兄?」
『元兄です。』
「嗚呼、そうなんだ。」
兄が登場したんだけど。後ろのも天使なのかな?
「縁などいつ切った?俺は切った覚えないが?」
『師匠、試合は中断のようですし街観光に戻りませんか。』
「人間などなぜ慕う。下劣な生き物だぞ。」
「…まあ、落ち着けミカ。俺より先に再会しやがって。俺の再会シーンだ変われ。」
「再会など勝手にすればいいだろヘル」
また、シエルの知り合いだろうか?と思ったら、じゃ再会してくると向きを変えて、黒龍達がいる方向に跳んだ。天使じゃないのか。この流れで行くとクィナかな。翼は悪魔っぽいし。
すぐにその場にいる全員(私の家族のみ)に魔力纏をかけ、弾く。
「何?!」
『師匠のそれって便利ですね。』
「シエル達も覚えられたらいいんだけどねー。」
『天使界の結界って燃費悪いんですよね。』
「へー。」
「「……」」
殺意、警戒を向けて来ていても無視して、シエルと話す。クィナが手を振って私を呼ぶのでクィナのところに戻る。
「クィナも来るの?」
『うん。…挨拶だけ。』
「私から離れたらダメだよ。」
『うん!』
クィナを抱きかかえて黒龍達も一緒に闘技場へ降りる。
大入り満員だった観客席も逃げ出したお陰でガラガラで、ちらほら残るのはプレイヤばかり。
「……ラフィア、その人間はなんだ。」
『母様は母様だよ。ヘルレイン。』
「天使族の作り出す結界を超える力を持つ技など人間が持てるはずがない。」
『お母様は最強だもの。』
「それは違う。最強なのは。」
「「こちらにおられる、アグレシア様だ。」」
最後の1人の名が明かされる。
アグレシア。種族はなんだろうか。フード脱がないのか。はよ脱げ。などと考える。
「ヘル、ミカ。欲しい人材というのはそこの2人か?」
「はい!愚弟のミカエルはたしかに不真面目で、天使界の階位もあげようとせずずっとただの天使でしたが、実力は大天使にも及ぶものがあります!」
「はい!ラフィアは悪魔界で最も長けていた最年少の魔法師。悪魔王である親父も常にそばに置いておくほどの力の持ち主でございます!」
なんか2人の実力を勝手に教えてくれるのだけど。2人ともすごくげんなりしている。
「2人、どうしたの?」
『…確かに、私はあの人のそばにいたけれど、仕えていたくてあそこにいたわけではないんだよ。どこに行くあてもなく、あそこにいたってだけなんだ…』
『私は天使界という場所が居心地悪くて空を飛んで国をよく出ていました。魔物を倒したり、他の種族を見ていたらいつのまにか力がついていただけ。そんな大層なことではないのですがね…』
家出少年と、ほぼ監禁生活に慣れてしまった少女。ということかな。
「我が名はアグレシア。神の一人である。この世界に人間の存在価値がないと考えているものだ。貴様たちは、下劣な人間の味方をすると言うのだな?今すぐに契約を切り、我が手元に降れば、さらなる力を授けるぞ?」
『は?結構です。ユウキ様のお側に居るだけで成長することなど無限大です。』
『お母様のそばの方がいいに決まってる。人間は悪と決めつけ、それでお母様も一緒なんて考える人なんかに絶対につかない。』
「ラフィア!考え直せ!」
「ミカエル!兄に逆らうか!」
『いやだ』
『私から縁は切ってあると言ったはずです。』
殺意が私に向けられる。
私は流れのままにしてるだけなんだけど。戦闘イベントあるのなら早くしてくれないかな。イナンナと合流したいんだけど…。
そんな思考を読んでくれたのか、アグレシアと名乗る神が動き出した。
「人間。貴様の名を聞こう。」
「ユウキ。」
何回も話に出て来たでしょ。考えて?
「そうか、墓石にその名を刻みこんでやろう。」
「あ、そう言うのはお願いしてないんだ。てか、やっと戦闘?早くしよ。」
威圧を使ってくる相手。
私は使わない。
その様子に黒龍たちが不思議がる。
そんな様子を放って、まだ逃げずその場に残った王様に声をかける。
「ねー。早く終わったら、王様の他の契約獣達を戦ってないシエルともう2人の家族と戦わせてくれない?」
声をかけられるとは思わなかったのだろう。驚いていたがニヤリと笑い、いいだろう。といい返事が返ってくる。
「んじゃ、さっさと…」
「死ね人間、死鎌」
「死んで?自称神。魔連華」
魔法を発動させ、大きな黒い鎌が私を切り裂こうとする前に素早く魔力纏の乱撃を叩き込む。
魔剣にするまでもなく、魔力纏のみでそれを切る。目標は両肩、両足。首も勿論狙う。
身の危険を察知した彼は身を下がらせたお陰で首は斬撃を逃れる。
「わぁ」
『ユウキ様強いですねー。』
『ユウ姉を倒すのは僕らなのー!だから倒れるわけないのー!』
「キュ〜!」
『威圧使って怯ませ戦うなんてネタが古いですね。』
『お母様はやーい!』
「がひゅ」
「アグレシア様?!」
「なっ?!」
殺せなかった。残念。
『ユウキ様〜なんか、全然呼ばれないのですが…何か知らないですかー?』
「あ、イナンナ。ユキナもきたんだ。」
『え、なんですか?なんかあったのですか?……嗚呼、アグレシアが来たのですか。手足を切り落とされて無様ですねぇ。』
「な、んだ…ダレ、ダ…」
『嗚呼、転生して姿型違うからわからないのですね。ま、昔の姿は昔の姿です。自分で考えて見なさい。まあ、クイズより自分の体の治癒を優先した方がいいと思いますが。』
「ーー」
気絶したね。さて、そんな彼を見て慕っていた二人はどうする?
「…アグレシア様が負けた?」
「…………ラフィア、ソレはなんだ。」
『たとえ、私の血の繋がった兄であろうとも、母様をそれ呼ばわりは許しません!!』
「っ。」
クィナが怒っている。
さて、彼は戦意喪失している。まあ、気絶してるし当たり前か。持ってるポーションを使うが、治らない。
ありゃ?
『ユウキ様?何をしてるのですか?』
「え?傷直そうかと…」
『え?いや、多分無理ですよ?アグレシアが気絶するほどのダメージを受けると言うことは体力が1割切ってるということ。全快させるほどのポーションかそういうアイテムでしかすぐに復活はできません。』
「全快するほどのポーション類?」
……んー。なんかなかったかな。料理とかにそういう効果はついたことない………あ。
あった。
「いいのある。」
『はい?!』
【神の酒★】
品質A 出来上がり度10
効果:空腹ゲージ10%回復
HP全快
MP全快
説明:神域に達した酒。作り方は不明。製造者のみ知っている。一定時間、攻撃30%上昇。(効果時間:2時間)
今日はお蔵入り商品がよく出るなぁ。
首切らなくてよかったよ。
ゆっくりと飲ませる。
すると、手足の切り口が光、全身が回復。
意識を戻る。
「ここ、は。」
『はぁいぃ?!』
「あのさ、ここで寝てもらうと邪魔なんだよね。観客席で寝てくれる?」
『ユウキ様!今のなんですか!見せて!!』
まだ少ししか飲ませてないから9割残ってるのを地面に置いてあげる。落として割ったりしたらもったいない。何本も作れるけど。
イナンナが発狂しているのを無視して、観客席に運ぶ。
「…え?え?」
「闘技場真ん中で寝てもらっても再開できないからね。ここで寝てて。」
「あ、えっと、はい。(くぅ)ぁ。」
「なんだ、お腹減ってるの?あー持ち合わせがなくてね…お菓子でもつまんでてよ。はい、プリン。……?君らも食べる??」
なんか物欲しそうに見つつも、誰が食べるかと反抗する…えと、ミカゲルとヘルレインだったっけ。
アグレシアと呼ばれる彼はじっとプリンを見つめていたが、食欲に負けて一口食べ、一口一口を味わいながらゆっくり食べ始める。
満足そうな顔で何より。
それを見て2人も渋々ながら一口食べてやらんこともないとかブツブツ言いながら食べ、ミカゲルはがっつき、ヘルレインは何が入ってるんだと究明しながら食べる。
強制イベントメンバーが落ち着いたところで、イナンナを落ち着かせないと。
『いつ作ったんですか!戦争の時使ってたりしてませんよね?!』
「使ってないって。お蔵入りにしてたんだって。」
『だとしても!どうやって作ったんですか!』
「それは言えません。作り方不明って書いてあるでしょ。秘匿します。大量生産しろとか言われてもやらないし、滅多に使わないでしょ。」
『だーとーしーてーも!!これは没収です!』
「別にいいよ。作りたいときに作るから。」
『…私の許可なしに作ったらダメです!』
「やだ」
「ユウキ様ー!!?」
イナンナが落ち着かない。プリンを渡してみる。
今はそんなことしてもダメと、プリンが空を飛ぶ。
トーカが跳躍してキャッチ。
「ナイスキャッチ」
『うまー!』
『ユウキ様のお菓子を粗末に扱うのはたとえイナンナ様でも許し難いですよ?』
イナンナの後ろに黒い怒りの炎をメラメラと燃やしたラウが威嚇する。
『え”』
「食べ物で遊んだらダメだからね。イナンナの説教任せた。ラウ」
『かしこまりました。』
『え!え!ちょっ?!』
イナンナはこれで不参加だね。
「王様〜一人欠席になったんだー。シエルとこのユキナってこの相手してくんない?」
『お師匠様に私の持てる全てを見てもらえるのですにゃ!頑張りますにゃー!』
『先ほどは邪魔が入りましたが、どうせ雑魚でしょう?戦う意味あります?』
「こら、シエル。何事も経験なんだからそんなこと言ったらいけません。わかった?」
『ぐ…申し訳ありません。』
「……ミカエルが謝った…」
プリンを食べ終わったミカゲルがぼそっとつぶやく。
いや謝るくらいするよ?シエルいい子だもん。
「……」
『でも母様、シエルは実際に強いから…母様と手合わせってのはどうかな?』
『いい提案しますね!やりたいです!』
「なんで堕天使なんかとあんなに仲良く…」
今度はクィナの兄が信じられないものを見るような目をしながら呟く。
うちの家族はみんな仲良しだけどねー?てか君らも仲よさそうじゃないか。
「王様の契約獣って何体いるのですか?」
「……普通に聞いてくるよの。襲撃者が居るのに。」
「今の見てなかったの?いつでも無力化できるからいいの。今はプリンで満足げだし。」「王様と関わらないんじゃなかったの?お姉ちゃん。」
「ここからどうやって関わらずに逃げろと。それに、そもそもギンたちに私のストーリーを邪魔されたくなくない?黒龍だって、プレイスタイル指摘されたくないでしょ?」
「まあ、そうだけど。お姉ちゃんどんどん強くなっちゃうんだもん。」
「黒龍も強くなってるじゃん。あっちでやってたことこっちでもやっちゃえばいいんだよ。」
「開き直ってやれって?」
「そーそ」
『黒龍、あっちでとはどこでなのですか?』
説教が終わったであろうラウが肩に再び戻って黒龍に聞く。
「クィナが衣装を作ってくれたでしょ?あのゲームではお姉ちゃんと僕がトップだったんだ。」
『二人でトップですか?』
「そう。僕とお姉ちゃんが戦ってもいつも引き分けで終わっちゃうんだよね。」
『戦闘システムが違うのもあるのでしょうが…それでも引き分けが続くとは…』
「あのゲームはいいよね。無双ができる。」
「無双ゲームじゃないからね、アレ。PvPか自分達が築き上げた国…こっちでいうクランみたいなもの同士が戦う感じの簡単なルールしかないからね。街をめぐって冒険ってのはなかった。」
『戦闘シュミレーションを何度もやったということですね?』
「うん?まあそうだね。黒龍は毎回違うやり方で攻めてくるから楽しい。全部力でねじ伏せてるけど。」
「むむぅ。」
『…黒龍がいるから今のユウキ様があるのですね…』
「へ?」
ラウはいいことに気づくね。
本人はまだ気づいてないけど。
「シエルは私とやる気満々だから、最後にするとして、王様は一体でいいので出してくれます?」
「む?2体ではないのか?」
「1人はお仕置き中なので。」
イナンナ、正座で待機命令されちゃってる。2代目私を見ているようだ。
『ユウキ様の料理は偉大なのです。神よりも。』
「そんな大げさな…」
落ち着くようにとラウを撫でる。
「…まあいい。わしもあと一体しか契約しとらん。」
それはちょうど良かった。
「お待ちください。陛下。彼を出すのやめてくださいよ?」
「あいつしかおらんだろ。我慢しろ。」
「うぐ…」
何やら揉めているが、無理して出さなくてもいいんだけど。
「あの、無理して出さなくていいよ?こっちの戦う子…ど新人だし、激しい戦いはできないから。」
「……では手練れのものを出してくれ、こいつは癖がありすぎて危機的状況でしか出さない奴だ。」
そんなのとどうやって契約したんだ…
「んー。なら、ラウ。頼める?ユキナは私のところおいで。フィールドで一緒に戦おうね。」
『かしこまりました。』
『お師匠様と戦えるほうがいいですっ!』
いい子なユキナを撫でて側に置き、ラウが私の肩の上で返事をする。
「…では行くぞ。サモン:ゼルパ」
『……』
「む?……今日はやけに静かだな。」
『……』
「おいどうした?」
召喚はできてて鬼が出てきたんだけど。
すごく小刻みに震えている鬼で。体は赤いんだけど顔色がすごく悪くて、私を見て怯えてる?……いや、私じゃないか?
「……嗚呼、ラウ。威圧してる?」
『いえ?してません。というか私威圧持ってないです。』
「え?じゃなんで?」
『ユウキ様が怖いのでは?』
「ラウがひどいこと言う。」
……それにしてもなぜ…って。ん?
視線が私たちだけの方向でなく右や左、後ろにも視線を流し何かを確認して両手を挙げて降参状態。
「…………ラウ?即死針解除してあげなさい。」
『なんでバレてるんですか…むぅ。』
「ついでに私の方にも向けてるでしょ。」
『ぐぬぬ…やった後に不意打ちを狙ったのに…』
「ラウが反抗期」
反抗期が来たのね。他のみんなはゆっくりでいいからね。
物々しい殺意から解放されて力が抜け落ちたゼルパ君。
『……召喚された瞬間崖っぷちにいる気分だった…』
「先走ってごめんね。大丈夫?」
「今ので少しは性格がマシになればいいが…(ボソ」
『聞こえてるぞ。…しかし、綺麗な美人の下にはおっかねぇ棘が沢山ありすぎだろ…何あの人怖。』
私の印象最悪になったんだけど。
まあ、彼は攻略対象ではないしいいか。
「にしても、主は何者だ。SSランクの実力を持ち、その契約獣たちを従え…二つ名があるのなら聞いて置きたいが?」
「二つ名?」
二つ名って……私になんかつけられてるっけ?
「女神、英雄、魔王でしょ?お姉ちゃん。」
「……なぜその呼び方を黒龍が知ってるの。」
「ギンが語ろうスレに流してた。」
「…あいつは懲りないのか。」
で、獣王の反応は?
「……魔王だと?異界人…の…ま、おう?!」
わー。魔王に反応してる。
後ろに控える騎士たちまで青ざめ始める。その様子に、ゼルパは不思議そうな顔をしていて、内容をリズさんに伺ってるようだ。
『美人自体が棘じゃん』
「私、強いってだけなんだけど…そんなに恐れられること??」
『え。何この無自覚…魔族王とエルフ王子の古代魔法を受けても生きていられる古代獣を従えていて、自らの契約獣たち全員の挑戦を受け見事に勝ち抜いたのに…なんでわかんないの?』
……言われてみればそうか。
「でも、流石の私でも古代魔法受けたら死んじゃうよ?」
あれを防ぐ防御力は備えてないし…クルードだからできたわけだし…あ、魔力纏で全身まとったらどうなるんだろう…気になる。
『古代魔法取得目指さないとですね…』
「やめてください。死んでしまいます。…私は身内が一番怖い。」
反抗期のラウが今すごく怖い。
「……魔王なんじゃから大丈夫じゃろ。」
「何そのセリフ。やめて、やる気になっちゃうからやめて!」
トントン。
「……」
なんか、肩を叩かれたので振り向くと、自称神がいた、
ピコン♪
魔神が仲間になりたそうにこちらを見ている。契約しますか?
………仲間ってその仲間じゃないよね。おそらく話に入りたかっただけだよね。
「プリンおかわり」
「助けてラウ」
『……とりあえず殺しておけばいいでしょうか。』
「それ、リスポーンするよ。ラウ。」
『人格リセットが目的です。』
「あの強制イベントもう一回やるのやだ。」
クィナが危険に晒されちゃうかもしれないならお断りだ。
『……それなら、契約するしかないです。』
「文句言われるよね。」
『確実に。』
「おかわりは?」
「…プリン?もうないよ。」
絶望の淵に立たされたような顔になる魔神さん。
「…フルーツタルトで我慢してなさい。」
「…ふるーつたると?……。〜〜♪」
ピコン♪
魔神が心からあなたに服従しかかってます。
契約しますか?
『ユウキ様、懐かれてどうするんです。』
「……不可抗力」
子犬キャラは逆らっちゃダメなんだ。いや、逆らえないんだ!
「お姉ちゃん、何話してるの?」
「この魔神が仲間になりたそうにしてるの。」
「……ログが流れてるの?」
「ん。」
「ダメだからね?」
「……もう服従しちゃってるんだけど。」
「お姉ちゃん、何になるの。」
「魔王止まり。」
「魔王が魔神従えたらダメでしょ。おかしくなる。」
そんなこと言われてもどうすればいいんだ。あ!彼に服従している2人に説得を任せればいいのか!
同じくプリンを授けた悪魔と天使の方を見ると、天使君はフルーツタルトを待てと言われた犬のように目の前にしてよだれを垂らし、ガン見しており、悪魔君はシエルとクィナと何か話している。
「なんか仲良くなってない?」
黒龍やラウもそれに気づく。
とりあえず天使君の目の前で切り分けて、天使君にフォークと皿を渡す。
顔を背け、誰がいると言ったなどと文句を言いながら、よだれ垂らして、横目でチラチラ見てくるツンデレ。
「……あ、そう。素直になれない天使君にはあげないよ。シエル〜タルト食べるー?」
『食べます!!!』
「ぁあ!!」
『美味しいです!!』
「ミカエル!お前!それは俺のだ!」
『師匠の配慮を自分で拒絶した赤の他人の声など聞こえません。』
「ぅっ」
シエルはいい子に育っている。私に似て来た。素直になれば損なんかしないのに。
最後の一口が食べ終わるまでずっとシエルの食べる様子を羨ましそうに見る天使君。
「……」
とりあえず、もう一切れ切り分け、皿に乗せ、フォークもつける。
もう一度彼に聞く。
「いる?」
「〜〜っ!い、いっ」
「あら残念いらないの。クィナとそこの悪魔くん、ケーキ食べるー?」
「?!違っ!」
「新たな扉の先の光ですか!食べます!!!食べさせてください!!」
新たな扉の先の光って何。悪魔が光って何??
『食べるー!』
持っていた皿をクィナに渡して、もう一つ切り分け、素直な悪魔くんに渡す。
「つっ。」
『……くくっ』
「シエル黙る。」
さて、そろそろ泣きそうな天使君。
「さて、食べる?」
「食べる!」
「はい。よくできました。」
お皿を渡して頭をくしゃっと撫でてあげる。
「ぇ?」
「ん?食べていいよ。最後の一切れは少し大きめだけど内緒だよ?」
「……」
なぜかケーキを持ったまま私を見て動きを止める。
んー?どうしたんだこれ。
なんかフラグ建てちゃった?私やらかした?
みんなの様子を見るとなぜかジト目で全員から睨みつけられていた。
「お姉ちゃん?」
『ユウキ様?そこを直しましょうね?』
『お母様、天使まで落としちゃったの?』
「ラフィア…いや、クィナ。あれを天然タラシと言うのだ。」
『師匠、あれほどこれ以上増やさなくていいからと言いましたよね?』
『ユウキ様はそこがいいんですがね…遣り過ぎがたまに傷ですよね。』
『ユウ姉はタラシ〜♪』
『キュウ。』
『お師匠様はタラシなのですね。』
……ユキナとトーカが変な言葉覚えちゃったじゃないか!
「タラシじゃない!」
「なあ、タルトのおかわりはないのか?」
君はまだ食べたりないのか、魔神くん。
「… お、れも(ボソボソ)」
静かな空間に小さなつぶやきが響く。
視線が集まるのを感じて天使君は小さく蹲って耳を塞いだ。よく見ると真っ赤だ。
「ミカゲルは素直になったら可愛い。」
自称神がなんか語り出したんだけど。
「じゃあ、悪魔くんは?」
「ハマりだすと可愛い。」
ハマる…
「今は君の料理にハマってる。」
「さすがアグレシア様。よく見抜きましたね。」
いや誰が見てもそれはわかるよ。と突っ込みたい気持ちはそっとしまっておいて。
お菓子好きになったところ悪いんだけども。
「今手元に材料がないから作れないよ。」
またそんな絶望に満ちた顔しなくてよろしい…
「キリがないでしょ…今ここで作っても。で、アグレシアと言う名の…魔神?なんだっけ?君たちって魔物に属するの?」
「む?そうだな。魔獣ではないな。私と言う存在が倒れたりすれば、生まれた場所に新たな魔神の命が生まれる。」
リスポーンすると言うことだね。
「私と契約した場合も同じだよね?」
「うむ!私がこの世界の創造をした神の手から離れるということ。よって、まだ神が私という存在が必要と考えたのなら新たに作り出すだろう。」
あー。ギン達がイベントとかで出してくるかもしれないけど出してくるかはわからない感じかな?
彼らの出現条件ってなんだろ?それがわかれば情報を出せるんだけど。まあ、それなりに実力がないと無理と流しておけばいいかな。
名前ってどうなるのか聞いたら付け替えても変えなくてもいいそうだ。でも、新たに生まれるその魔神と同じ名前だろうということ。
「なら変えよ。何がいいかなぁ。」
魔神、天使、悪魔かぁ。
考えた末、魔神がハング、天使がルカ、悪魔がククて感じになった。
「人のように話す仲間って初めてだよね。みんな念話だし。」
『なーんーで!!アグレシアと契約するんですか!!!』
契約し終わった後にイナンナが抗議してきた。
「……いや、しないという選択肢がなかったけど…」
「先程からなぜこのキッズドラゴンは私に突っかかってくるのだ?」
「知り合いでしょ?元。」
「……全然思い出せないんだが…」
「元の名前、バハムートだよ。」
「…ハァ?!龍神?!転生したって本当だったのか!!」
『ユウキ様に触れるな!弱小が』
いや、今はイナンナの方が弱いはずだけど…
ステータス確認しようか。
名前: [ハング]
種族:魔神LV30(人との契約により弱体化中)
体力 10000
魔力 8000
攻撃 250
防御 100
魔攻 265
魔防 200
器用 10
速さ 100
運 10
《スキル》
<混沌LV--><闇魔法LV Max><幻覚魔法LV6><MP回復LVMax><自己回復LV2>
<魔法具作成LV5><魔力操作LVMax>
<魔力感知LV4><瞬走LV1>
弱体化…まあ、それが普通だよね。
それでも、私の魔力纏強いなぁこの体力を吹き飛ばしたということでしょう??全部ではなくても9000は消しとばしたということ。なら、魔連撃って通常の人に向かってやったら…例えばカルマとかにやったら、跡形も消し飛んじゃうってことだよねっ。
怖いねー。恐ろしいね。
「ふふふふふ」
「ユウキ姉ちゃんが怪しげな笑い方を…」
『企んでますね。何を企んでいるのでしょう。』
『完璧なる悪役になってますね。』
『お母様は悪代官なの!』
『なんて言ったって、魔王ですからね。』
みんながいじめてくる。少し笑っただけじゃないか。カルマに向かってやってみたいって考えただけじゃないかっ!
「むぅ」
「「「(かわいい)」」」
膨れてたらハングとルカとククまでがほくそ笑む。
「君らまでー!」
「「「誤解!!」」」
じゃあなんで笑ってたんだと問い詰めても乾いた笑いをするだけ。やっぱり思ってたんだろ!こんなに早くうちの家族に浸透されるとは家族恐るべし!
多分また日が開きますがこれからも頑張って仕事の合間に書きたいと思います!!
よろしくお願いします!




