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今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

取りそこねた左手と、滑り落ちた右手の行方。

作者:世椿
 左手をポケットにつっこんで離さない彼、船形 凪樹(ふなかた なぎ)くん。
 窓際最後列に陣取る船形くんは、いつも外を見てばかり。晴れの日も、曇りの日も、雨の日も。
空が友達と言わんばかりに、彼は友達をつくる様子がなく、人来るなオーラを放った仏頂面が、人を寄せ付けない。

 そんな彼に興味を持った、私――竹中 侑(たけなか ゆう)は、空ばかりみる彼をずっと観察していた。
 たまたま最後列で、彼とは机2つ分ほどの距離がある。暇潰しにはもってこいだ。さあ、きみはなぜ空をみているんだ? なんて、最初は興味本位で彼を見ていたんだけど。

 机ふたつ分ほど開いた私と彼の距離は、冬季定期テスト最終日から、急速に縮まっていくのでした。
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