底にいきたい
ソラ「だから!無の世界だよ!!」
ユウマ「は?そんなもんねーよ。バーカ、常識的に考えろよ…。」
ソラ「…!じゃあカケルは!おまえはどう思うんだよ!」
カケル「だから… えっと、無の世界だろ?」
ふたりはケンカをしていた。
ソラが宇宙の外が無の世界だと言い始めたことが今回のコトの発端だ。この地球の外に広がる無限の宇宙。その果てのはての果てのはての果ての果てには無の空間がどこまでも広がってる!! …とか何とか中学生には分かるわけがないチンプンカンプンな話をし始めた。ユウマがそれに対してブチ切れた。
ユウマ「お前さー、やっぱりバカだよな。宇宙の外なんてねーんだよ、死ねよ。」
ソラ「は?!無の世界はあるわ!お前が死ねよ!!この前居残りしてたしさ!お前のほうが頭わるいよな!!」
ユウマ「黙れよ、お前がアカネの事好きだって学校で言いふらすぞ!」
…
カケル「俺、ジュース持って来るわ。」
せっかく皆で宿題やろうって話になったのに何でこんなことになったんだろう。楽しくしたかったのに…、喧嘩なんてするなよ。どうせ皆地球に生まれて
地球で死ぬなら宇宙なんてどうでもいいじゃん…。こんな如何でもいいことで。
カケル「ジュース持ってきたわー!」
ユウマ「サンキュー!カケル!」
ソラ「…」
カケル「ソラ…、ジュース。」
ソラ「いらねーよ。…俺帰るわ。」
ソラは歩いて俺の部屋を出ていってしまった。すれ違う時、顔を見ると目が赤くなっていた…。あーあ。玄関のドアが閉まる音が聞こえた。 てか鞄忘れてるし…、今ならまだ追いつけるかな…。
ユウマ「ほっとけって!カケル!」
カケル「でもさ。」
ユウマ「アイツ、マジで死ねばいいのにな。」
カケル「…」




