Xの「アカウント所在地」攻略法・判断法
25年11月24日現在の情報です。最新の情報は公式ページなどからお問い合わせください。
突如として25年11月23日にX(旧Twitter)に実装された「アカウント所在地」というものは
見たい対象のアカウントのプロフィール画面を開き、フォロー数/フォロワー数表示の上または下に表示されている「○○○○年○○月からXを利用しています」をタップ(クリック)すると、
このような画面が表示されます。
これまでは「アカウントの所在地」というものが存在しなかったのですが、
11月23日からは表示されるようになりました。
このことから、「海外在住者」が「アカウント所在地 Japan」であったり、
逆に日本在住を謳っていた方が日本でなかったりすることなどで「お祭り騒ぎ」に一部でなっている状態です。
実際に海外在住の方のアカウントがこの機能実装直後に「消滅」した事例もあるそうで、
「インプレッション稼ぎのためのポスト」だったことが伺え知れます。
◇自称している場所と「アカウントの所在地」が違っても「嘘とは限らない」
ただ、注意しなくてはいけない点は「まだこの機能は安定感がない」ということです。
Xのヘルプセンターがこの機能専用のためのページを直後から作り、
https://help.x.com/en/forms/about-this-account-feedback
『国または地域が正しくない場合、または現在の情報と一致しない場合は、情報の処理と更新に最大30日かかる場合があります。このエラーが解決しない場合は、以下のフォームからバグレポートを送信してください。』
と特別な専用エラー報告フォームまで作っています。
そのために「違う」からと言って現在「完全に判定できない」というのが正確なところで、「祭り」に乗じて該当者を叩いたりしてしまうことは非常に危険であると思われます。
(推測ぐらいでとどめた方が良いでしょう)
更にこの機能は、VPN(インターネット上に暗号化された安全な通信路を仮想的に作り出す技術の通過地域によって「所在地」が判断されるそうです。
例えば所在地が実際は日本でも、VPNがアメリカであれば「United States」と表示されることになるそうです。
また、公的機関や政府関係者などの公式アカウントの場合、初期段階で所在地表示をスキップできるような仕組みがあるために表示されない場合が多いそうです。
これは、外交や国家安全保障上の観点から位置情報を特定されないようにするためだそうです。
※公的人物でなくとも表示されていない場合は、所在地情報が実装されるより後にほとんどログインをしていないなど他の要因が考えられます。
ただ、どれぐらいの確率で日本に接続しているなど割合が表示されたりするなど、精度が上がってくるのであれば「アカウント所在地の信憑性」というのが上がってくると思います。
早く精度が上がって「アカウントの判断」として活用したいなと思いました。




