表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アサシンに青春は明るすぎる  作者: 古村 するる
1/1

転移

  科学技術が発達した世界。

アサシンの事務所「隠れネズミ」に勤めている18歳の高卒。彼女なんてできたことがない。何なら影がうすい理由で知り合いに紹介してもらった会社だ。入社して間もないが存在感を消す才能は有るらしい。うれしいがなんか悲しい。

 今回は研究所のお偉いさんを消す仕事で潜入している。

「研究の調子はどうかい。悟君。」とお偉いさんは話しかけてくれる。何日か潜伏して思うのは「なぜこんな人が…。」

…だめだ。情が移るのは事務所でご法度だ。だが今日で終わらせる。道具は事務所から送ってもらっている

…自腹で。なんてケチなブラック企業だ!潰れてしまえ。今はそんなことは置いといて、部屋に入るとお偉いさんは作業をしていた。集中している彼女の姿は俺は一瞬見とれてしまった。俺はこの会社に入って毎日続けていることがある。毎日彼女に飲み物を渡すことだ。

   「悟君は彼女いないの?」と飲み物を持ちながら聞く。「いたらこんなことしませんよ。」

「だよね。できない顔してる。」と真面目な顔で言う。女性じゃなっかたら張り倒すところだ。そんなことを話すと彼女は飲み物に口をつけた。するとすぐに寝たように倒れた…


  今回の方法は単純。飲み物に毒物を入れる古典的な方法だ。科学技術が発展したからと言って変化はない。この業界の道具は相場は高いからな。そんなことで依頼は成功だ。後処理をしていると気になることがあった。

   椅子の下に謎の認証装置があった。仕事外だがすごい気になる… 

そりゃそうだ。だって俺18歳だもん。こんな中二病っぽいに気になるだろう。…と自分に言い訳した。


  社会人が仕事に私情を入れたらいけないな。

  …帰るか。仕事も終わりだしかなり疲れた。慣れたとはいえやはり心に来るからな。


     休みなしでやってられっか。5日は何が何でも休んでやる。


帰り道レトロなガチャを見つけた。2040年まで使われていたやつだっけ。デジタル化してからは全くなくなったらしいが個人的にはこっちのほうが好きだ。


なんだこれ「魔法のガチャガチャ?」なんだこの胡散臭いのは。まあ1000円ガチャみたいか。

   はずれしかないのは見え見えだがこれも何かの縁だな、引くとするか。


   キャッシュレスの世の中なのに小銭をこのために作るのもな…。

 コンビニがあるし両替してもらうか。




   よし、両替したし引くするか。…なんだこれ。中身が見えないな。しかもプラスチックじゃない。

  

  気になるが開けるか、、、

  

   すると中身がいきなり光が俺を飲み込んだ。

 「うお!なんだこれ!」すると俺は意識を失った。

  


 「悟~!起きなさ~い!」と若い女性で俺の意識が目覚めた…


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ