心理描写
「新・ベイサイド・ステーション! キター!!!!!!!!!!!!」
望たちは、次の駅へやって来た。いつもより多めに叫んでみた。
「海側だ。人が少なくて良かった。」
「ああ!? 遊園地の裏側がばっちり!? 夢が覚めてしまう!?」
JRSの目覚ましとホープも新・東京ディズニーランドを楽しんでいた。
「ようこそ! 新・ベイサイド・ステーションへ!」
「よろしく! 駅娘!」
いつものように望たちは駅娘に出迎えられる。
「今日の駅クエストは、人の心の中です。」
「人の行動の原理、人の性格の形成、人の心の純粋さと闇。様々なことを人間は心の中で思います。」
「例えば、新・ミッキーマウス。元気で明るくて、私たちに元気をくれます。会いたくなったらお金を払って、新・東京ディズニーランドに行けば会うことができます。その気持ちが新・東京ディズニーランドの収入になり、利益になり、働いている人たちの給料になり、働いている人たちの家族は生きていくことができます。」
「嫌いになりようがないわね。」
「でも、アルバイトは半年と持たないで退職してしまう、過酷な現場です。」
「え!? そうなの!? 初めて知った。」
「なぜならテレビ局は視聴率が良いので新・東京ディズニーランドを叩きません。精々、週刊誌くらいです。じゃないと、夢の国が保てないですよね。心の感動の魔法が解けてしまったら、新・シンデレラもシンデレラではなくなっちゃいますよね。」
「心が病んでくるのね。」
「そういうこと。心が闇に覆われて腐っている人は、夢の国なんか、他人が幸せそうにしている場所に行こうと思いません。」
「もし心が大いなる闇に飲み込まれた人間が行く時は、包丁やマシンガンを持って入場するでしょう。」
「高い入場料を払わなくても、大勢の人が集まる駅前は狩場。無差別大量殺人のターゲットエリアになるのは歴史が証明している。」
「いかん!? いかん!? もう少しで心が暗黒に飲み込まれるところだった。」
「こういう時こそ、夢の国に行って、思いっきり遊んで、分厚い心の黒い雲を払いのけて、心に純粋な光を届けなければ!」
望は、道端に落ちているゴミを拾い始める。
「一日一善! 良いことを少しづつでも積んでいけば、心の闇はかき消されて、温かい心を持った人間のままでいられる。よし! ゴミを拾いまくって、心をきれいにするぞ!」
道端のごみは、あなたの心です。道端のゴミが気になりますか。まずは拾ってみましょう。心に変化が起こるはずです。
「さあ! 電車に乗ろう! 行くぞ! 次の駅!」
電車に乗ることは、冒険の始まりである。
望たちは、モノレールに乗って、次の駅を目指すのだった。
つづく。




