RPGで1番、時間がかかる面倒臭いこと
「レベル35!?」
さまよえる日本橋人レベル35が現れる。
「私と望のレベルが35だから、ちょうど互角の勝負!? 仮にさまよえる日本橋人レベル35を倒せたとしても、次の三越前駅のさまよえる三越前人のレベルは、40~50!? 私たちにどうしろというの!?」
「どうして急に修正プログラムされたんだ!?」
あなたたちがイチャイチャするからです。
「がんばってください! あなた方ならできますよ!」
「駅娘は、気休めがお上手で。」
望たちは、諦めて地上に行くことにした。
「まだ大丈夫だ。僕たちは最強の武器がある。」
表参道から余地道をして手に入れた、皇帝の剣と女帝の剣である。
「過ぎた駅に戻るのは時間的にリスクがあるから、ここである程度のレベル上げをしないと、後で取り返しのつかないことになるわよ。」
「そうだな。まずは、目指せ! レベル40だ!」
「おお!」
望と希は、そこら辺に大量にいる、さまよえる日本橋人レベル35に突進して斬りかかる。
「くらえ! 皇帝斬り!」
「こんなところで死んでたまるか! 女帝斬り!」
「ギャアアアー!?」
同レベルということで、さまよえる日本橋人レベル35は、望1人の攻撃では倒せなかった。しかし、希が第2攻撃を加えると倒せた。
「僕一人では倒せないけど、希と一緒なら、僕は、まだまだ戦える!」
「私も望と一緒だから戦えるわ! 怖くなんかない!」
まるでフィギュアスケートの男女ペアの夫婦のように、息の合った攻撃を繰り出す。
「いくぞ! 希! 二人で絶対に突破するんだ!」
「おお! 雷門が私を待っている!」
「でやああああああああああああー!!!」
「ギャアアアー!?」
次々と、さまよえる日本橋人レベル35を倒していく。ピロロロローっと望と希のレベルが上がっていく。
「もう、レベル上げはいいんじゃない?」
約1時間で望と希のレベルが42まで上がった。
「ダメだ! 敵のインフレがすごいから、もっとレベルを上げないと、最悪、次の三越前の敵は、レベル50の可能性が高いと思うんだ。もう1時間、日本橋で頑張ってレベルを上げるしかない!」
「分かったわ。もう1時間、狩りまくってやろうじゃない!」
望たちは、日本橋で2時間を費やして、レベル48になったのだった。
LAWS国家試験2次が開始して、12時間。残り7時間。現在、17時。現在、11個目の日本橋駅を突破。残り8駅であった。
つづく。




