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LAWS  作者: 渋谷奏
26/102

目的地

「いらっしゃいませ! 表参道へ!」

「よろしく! 駅娘!」

 望たちは、東京メトロ銀座線の2つ目の駅、表参道にたどり着いた。

「それでは発表します! 表参道のクエストは、迷子の表参道人レベル1を倒してもらいます。」

 表参道駅のクエストが発表された。

「希! 分かっているな!」

「もちろんよ! 行くわよ! 望こそ、遅れないでよね!」 望と希は、勢いよく地下の駅から地上への出口へと駆けあがって行く。

「でやああああああああああああー!!!」

 望と希は、迷子の表参道人に向かって行く。

「いけ! 望!」

「やっちゃえ! 希ちゃん!」

 JRSの目覚ましとホープも応援に熱が入る。

「え?」

 しかし、望と希は、迷子の表参道人を倒さないで、全速力で表参道人の横を通り過ぎていく。

「ズコー!?」

 意外な展開に目覚ましとホープはズッコケた。

「な、なんで迷子の表参道人を倒さないんだよ!? 敵はレベル1なんだから倒せるだろ!?」

「甘いな? 目覚まし。おまえは、まだ僕の考え方を理解していないみたいだな。希は、アイコンタクトだけで、分かってくれたぞ。」

「私も思いついた時は、ゾ~っとしたわ。でも、私たちは、そこに行かなければいけない!」

 望たちは、表参道駅から原宿方面へ、全速力で走る。

「いったいどこへ向かうんだ?」 

 目覚ましには、望たちが原宿の交差点に来ても、まだ分からなかった。

「はい! 私は分かりましたよ!」

 希のJRSホープは、望たちがどこに向かっているのかが分かったみたいだ。

「ま、まさか!? この赤い鳥居は!?」

 望たちの目の前には、赤い大きな鳥居と地面に引かれた砂利道が広がる。

「そう、明治神宮だ!」

「ここで、私たちは、あのお方に合わなければいけない!」

 望と希の目的地は、明治神宮だった。

「いでよ! 明治天皇様!」

 明治神宮の奥に進み賽銭箱に5円玉を入れた望たちは、明治神宮に眠る明治天皇を呼ぶ。

「誰だ? 私を呼ぶ者は? せっかく会いに来てくれたのだ、願い事を叶えてやろう。」

 LAWS国家試験の2次バージョンの明治神宮が現れた。どうやら願い事を叶えてくれるタイプだった。

「どうする? 皇帝の剣と女帝の剣をもらうだけではもったいないぞ?」

「そうね。私に良いアイデアがあるわ。任せておいて。」

 希に何か考えがあるみたいだった。

「明治天皇! LAWS国家試験2次を合格にしてちょうだい!」

「おお! その手があったかさすが希だ! 我が妻よ!」

「それは無理。なんでも叶うと思うなよ。」

「そんな、アホな!?」

 明治天皇は、万能ではなかった。

「じゃあ! レベル9999にしてちょうだい!」

「それも断る!」

 結局、望たちは、皇帝の剣と女帝の剣をもらった。

 つづく。

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