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LAWS  作者: 渋谷奏
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次なる路線

「なかなか面白いショーだったよ。」

 ここはLAWS国家試験の会議室。何人かの人間らしき者たちが、JR山手線一周のLAWS国家試験の1次試験の論評を行っている。

「まさか、渋谷の人食いハチ公レベル1000を、人間が倒すとは思わなかったね。これは愉快だ。」

「そうですね。窮鼠猫を嚙む。人間もピンチになれば団結して、一つの目標に向かって突き進みますからね。弱い者が起こった時ほど、怖い者です。」

「それにしても、面白かったのは、原宿の剣。今までは、例えば原宿子とか、面倒臭い創作の作業が入りました。しかし、原宿は、そのまま原宿としてしまえば、名前を考える必要が現時点ではないのですから。新しい省き方ですね。原宿の剣。原宿の薬草。原宿のオーブ。原宿のクリスタル。なんでもできます。ニコッ。」

「頭を難しくせずに、物事を簡単に考えて、疲れないようにしてください。健康が1番よ。」

「次のLAWS国家試験の2次試験の舞台はどうしますか? JRの中央線にしますか? それとも東京メトロにしますか? 地方路線は、まだまだ早い気がしますしね。」

「なんなら山手線一周をもう一度やりますか? 趣旨を変えてしまえば、何度でも遊べてしまう無限ループです。クックック。」

「困った時は、2次試験に参加する者たちの意見を聞いてみようではありませんか。」

「それは良い名案だ。ホッホッホ。」

 LAWS国家試験は、まだまだ続くのであった。


「望くん、希ちゃん。」

「なんですか? 苺先生。」

 教室にいる望と希の前に苺先生が現れる。

「二人はどこか、行ってみたい場所はある?」

「言ってみたいところか? 僕はどこでもいいよ。希はある?」

「私、浅草の雷門に行ってみたい。言ったことが無いの。浅草。」

「そうなんだ。じゃあ、浅草に行こうぜ!」

 望と希のデート先は、浅草に決まった。

「浅草か、ちょうどよかったわ。」

「え?」

「LAWS国家試験、第2次試験の路線は、東京メトロ銀座線よ!」

「なんですと!?」

 突拍子もなく苺は、LAWS国家試験の第2次試験の舞台が東京メトロ銀座線だと告げる。銀座線は、渋谷と浅草を結ぶ、たったの19駅しかない路線である。

「やったー! 銀座線なら渋谷が始発だから、座って浅草まで行けるね。」

「wifiも完備されてるから、電車に乗っている間に大容量のダウンロードもできちゃうね。」

 ウキウキのデート気分の望と希である。

「LAWS国家試験だから、各駅ごとに下車して、クエストをしてもらわないと困るんですけど。」

 能天気な二人に呆れる苺だった。

 つづく。

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