表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

なぜ、生きるのは辛いのか

作者: 一角黒馬

だらだらと愚痴ったような文章ですので、気分を害する恐れがあります。

1、他人とコミュニケーションが取れない


外に出ると、人が変わってしまう。

外出するだけで無意識に緊張して、周りからは「クール」と言われる事もあれば、「根暗」と言われる事もある。

どっちにしろ、会話が出来ない。

「おはようございます」「ありがとうございます」「よろしくお願いします」等の、簡単な挨拶も出来ない。

頷くだけでも、話しかけられて一拍置いてから、焦って何度も頷くような感じだ。

緊張のせいでリアクションも出来ない。

実際に興味があるかどうかは関係なく、素敵な物を見せられたり、面白い話をされたりしても、「おお」と本当に小さな声でしか言えず、頭を上下に揺らすだけ。

困るのは、騒がしい場所で話しかけられること。

少しでも周りがざわついていると、話し相手の声が聞こえないのだ。

周りの人は騒がしい校内でも簡単に会話出来ているが、私は出来ない。

なので、耳を近づけ何度も聞き返す事になる。

それで「へぇ~!そうなんだ!」とリアクション出来ていれば、まだ良いのだが、私の場合、何度も聞き返した上、「あっ、そうだね……」と絶対聞こえない声量で呟やき、下手に作り笑い、去るタイミングが分からず、もじもじしているのだ。

若く活発な彼女らは、私の「上手く出来ない」理由を知っても、理解して配慮する事は無いだろう。

本当の私は、(少し変わり者ではあるが)明るく冗談好きで、(語彙は無いが)喋る事が大好き。

人と接する事自体が嫌いな訳では無いので、普通に友達らとコミュニケーションが取れている同年代の人たちが、時々憎くてたまらないのだ。

(兄弟を除き)家族とは普通に接する事が出来ているのが、唯一の救いだろう。


2、捻くれた危険思想が、自分の首を絞める


世の中には、おかしな事が山ほどある。

と言っても、ドラマやニュースで見た被害者のような理不尽を味わった訳では無いが、生きていれば、特に思春期等は、「あれがおかしい」「どうしてなんだ」と色々考えてしまう。

私は、絶対にこうで無ければ許せないなんてのは無い。

こっちの主張も理解出来るし、あっちの主張も理解できる。ではどうすれば良い?→……世の中って難しい事がいっぱいあるんだな、で考える事を放棄する。

結局他人事なので。

しかし、他人事では済まされない事も当然ある。

私の家、と言うか、この周辺に住んでいる人たちは、あまり裕福では無くて(貧乏まではいかないが)、消費税なんて上げられたら、たまったもんじゃない。

議員やら何やらの事は全く分からないが、その辺の偉い人らにどれだけの給料をあげているのだ。

両親は「老人が増えたからだ」と言っていたが、それは仕方無いとして、あの給料をたっぷりもらっている奴ら!

一般人の気持ちが分かるか?あんなほっぺたブルドックみたいにだらしなくぶら下げて。

何を食ってそんな肥えたのか言ってみろ!

と、まあ、議員とか何のこっちゃの私が勝手に吠えているが、こういう辛いことがあると、私は脳内に何が浮かぶかと言うと、「殺害」の事が浮かぶ。

これが2、の本題。

私は怒りっぽいのか、そういうアレなのか、不器用なのか、少しでも都合が悪くなると、すぐに「死」に頼ろうとする。

ゆっくり話し合いをして解決、なんて考えていられない。

死んで終わらせようとするのだ。

相手を殺すか、私が死ぬか。

こんな解決方法しか思い浮かばないのは、きっと、私に常に殺傷衝動があるから。

サイコパスやソシオパスの類ではないが、「この世界は私の物」という自己中心的な感覚が強く私の中にあって、自分の好きにしたって良いでは無いか、だから、殺したかったら殺したって良いでは無いか、というおかしな考えがあるから。

詳しく書けば長くなるし、読んだ人の一部は気分を悪くし、一部の人からは批判が来るだろう(そもそも読まれない)から、書かないが。

こんな捻くれた異常であろう思想が、いつも私の首を絞めるのだ。

世の中を生きづらくさせる原因の一つだ。


3、自殺する勇気は無い


他人とのコミュニケーションは壊滅的で、殺傷衝動に悩まされ、その他諸々辛いけれど、自ら命を絶つ勇気なんてありはしない。

たぶん今までで一番どうかしてた時期は、逆に生きる勇気が無いレベルだったが、比較的落ち着いている今は、終わらせたいと思う事はあっても、生きることに微かな希望が生まれてしまうのだ。

世の中の事を全く知らない故に、これからの人生に多少の夢がある。

やってみなければ分からない事がある。っていう風に、意外とポジティブだったり。

どうせなら、「辛いけど自殺する勇気が無い」なんて曖昧な所じゃなく、「平凡」であって欲しかった。


4、生物や物を壊せるほど、理性は飛んでいない


私には殺傷衝動がある。おまけに、破壊衝動がちょこん、と付いて来たような物だ。

このような衝動を抱え生活するのがどれだけ辛いか、経験した事の無い人には分からないだろう。

だから、皆口を揃えて「異常者だ」「消してしまえ」と、一人の人として見ずに、心無い事を言う。

語彙力皆無なので、この反発したい気持ちを上手く表現できないが、とりあえず、辛い(語彙力

別に、精神的な何かを抱えて犯罪を犯してしまった人らを庇うつもりはないが、私が将来そうならないとは言い切れないから、ただただ怖い。

今はまだ、理性がある。人や動物を傷付けてしまったら可哀相だという気持ちも完全には消えていない。

だからこそ、辛いのだろう。

一生理性が無ければ、私からしたら最高だろうけど、多くの人を犠牲にするだろう。


5、壊して良いのは、自分の肉体だけ


「絶対に、他の人を傷付けてはならない」

自己中心的な私を無視すれば、それは言われなくても分かる常識。

だからこうして、私の腕には無数の傷と傷痕がある。

どれも浅いものだ。

この世の全てを壊したくて仕方がない時、自らの腕にあたる時がある。

毎回、絆創膏で足りるレベルの傷で終わるから、衝動の全ては解消しきれない。

必死で他人を守り、自分を傷付けているのに、褒めてくれるのはカウンセラーだけ。

両親は腕を傷付ける度に悲しそうな顔をするが、ならば他人を傷付ければ笑ってくれるのか。

そうでは無い。他人を傷付ければ、もっと悲しみ、怒るのだ。

だから、悲しそうな顔をしないでくれ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ