表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/368

第九十八話『活発少女達の日常』

「すごい、ぴったり435万ゴールドです!」

奈緒子が表示された、数字を見て読み上げる。


「え、手品??」珊瑚がそう言った。

僕らは、一人435万ゴールドを手に入れた。


「いや、算数だよ!」と僕が珊瑚に言う。


「しかも、金の相場とか、コーティング率が0.1%だとか適当な値をいれたから、たまたまだと思う。そもそも、1円、1ゴールド、というわけでもないしね。」

「でも考え方はあってますよね!プログラマーさんたちも同じような計算をしたのかも!」と胸に手を持ってきて嬉しそうに奈緒子が言う。


「そういえば、お兄ちゃんもそういうことをよくぶつぶつ言ってるような」とサラが思い出したように言う。そうだった、サラのお兄さんのデバイスを借りて、サラはプレイしてるんだった。何をしている人なんだろうか。


「しかし、435万ゴールド!!」

と思い出し言うサラ。


「すごい!!思ってたよりずっともらえたね」

わーいと喜ぶサラ。いつもなら走り回っているところだが、ダメージのため、動きはおとなしかった。


「お姫様ベッドが4つも買える!!」

「そんなにいらないでしょ」と笑う僕。必要だった、115万円より遥かにもらえたので、無駄遣いの仕方を考えるサラ。


「いや、横に並べてぴょんぴょん飛び跳ねて、疲れたところで寝るとか」

「なんじゃそりゃ!!でもサラならやりそう・・・」

と僕が笑った。


「え、みんなやらないの?」

と、キョトンとするサラ。

「やらないですね」と笑う奈緒子。


ちらり、と珊瑚を見るサラ。「あなたはやりますよね!?」という視線で珊瑚を見ている。お姫様ベッドを隠していた珊瑚だ、サラと同じ趣味をもっていてもおかしくないと思ったのだろう


「いや、さすがに、それはせえへんで!」

とバッサリ突き放す、珊瑚。やってないらしかった。


「飛び移りはしないけど、ジャンプでベッドにダイビングはしょっちゅうしてるわね」

「うんしてる。」

と、水晶と瑠璃が言う。


「ばっ!言うなや!!」と慌てる珊瑚。

「はっはっは、ナカーマ!」と珊瑚の肩をポンポン叩きながら、握手するサラと珊瑚。


「いや、違うんや!!ベッドにダイブするのと、川の字に並んでるベッドにぴょんぴょん飛び移るのはまったく違うんやー!!」と叫ぶ珊瑚。


これは、一回はやったことあるな・・・と僕が思っていた所、奈緒子も同じような表情をしていた、その様子を見ていた僕と目があって笑う奈緒子。


「こら、そこ、信用してへんやろ!!」と言う珊瑚。


「ほんとなんや!!ぴょんぴょん飛び跳ねたりしたりしてないんや、昔、オカンに怒られたから・・・」と説明を続ける珊瑚。そこまで言って気がつく。


「あ!!」

すっかり全部白状した珊瑚であった。サラの握手が大きくなっていた。うんうん、わかるよ。という顔をしている。珊瑚は両手で赤くなった顔を隠している。


「クエスト終了ね、街に戻るわ!」と水晶さんが言う。

僕らの体が光り、転送が開始された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ