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第二百五十五話『絵里花ちゃん』

「ここで離すわけにはいかない・・・」

と、衝撃を耐えて、言った。


そう、ここで離してしまうとサヤカがやられたのが無駄になってしまうからエリカは痛みに耐えた。

それがほんとに成果を出している本物の体育会系のエリカの力。


「行くわよ!」

とエリカは大弓を構えた。


『貫通弓矢 - ハイスピードショット』


もう一撃エリカはスキルを発動させて、貫通する矢を放った。


『ファイヤーショット』


その瞬間『エリートダークウィザード』は『エリートダークウィザード』とエリカの間にいる『ダークウィザード』に当たらないようやまなりに『ファイヤーショット』を放った!!


「え?そんなことができるのか??」

と僕が呟く。

そう、モンスターまでもが複雑な弾道の魔法を放った。

さすがの『エリートダークウィザード』だった。


エリカの『貫通弓矢 - ハイスピードショット』による弓がガンッと手前の『ダークウィザード』に当たり、「グゥゥゥゥ」と呻く。


そして、そのまま、『エリートダークウィザード』にも突き刺さる。


「グオォォォ」と『エリートダークウィザード』は呻き声を上げ、消滅した。


「すごい!エリカちゃん!ボス倒した!!」

と、サラが言う。


「うん、凄い!・・・けど、『エリートダークウィザード』は倒したけど、『ダークウィザード』は残ったね・・・そうか、サヤカの最後の一撃が効いてるんだ!」

と僕が言う。


「なるほど!二人でエリート倒したんだ!!」

とサラが言う。


そして、『エリートダークウィザード』が放ったやまなりの『ファイヤーショット』がエリカに当たろうとしたそのとき・・・


「エリカおねぇーさま!!」

と言いながら、ちょうど『スローダウン』の効果が切れて元のスピードに戻ったアスカがエリカに抱きつくように、魔法攻撃をかばう。


「アスカちゃん・・・」

とエリカが呟く。


「おねぇーさま・・・」

と言いながら、『ファイヤーショット』のダメージをうけたアスカは『戦闘不能』になる。


「はっ、あと一体!」

と、残りの『ダークウィザード』に対して弓を構えるエリカ。


「一手相手が速かった・・・」

と僕が呟く。


『ファイヤーショット』

と最後の『ダークウィザード』が魔法を唱えて発動していた。


そして、その炎の弾はエリカに当たる。


エリカのHPバーはググッと減っていき0になった。


「残念だわ・・・もっとサラちゃんたちと遊びたかったのに!」

とエリカが言う。


「これからはいつでも遊べるんだよ!エリカちゃん!そして、やっぱり絵里香ちゃんの弓はすごかった!」

とサラが言う。そうエリカではなく絵里花といったのだろうなと、僕は思った。


「ありがとう・・・恭子ちゃん・・・」

とエリカが言っている、三人が戦闘不能になったため、スタート地点に戻さるため体が光り転送が始まる。

そして、対戦相手だった『ダークウィザード』も消えた。


「そして、エリカちゃんたちの仇はちゃんととるよ!」

と、サラが自分たちと対峙している三体のモンスターに対して言った。

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