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第百一話『手当たり次第に村人に話しかけよ』

「ふっふっふ、次は空じゃないですか?みなさん??」

ベッドの上で手をバタバタと、振りながらサラが提案した。


「空??」

「空ですか??」

僕と魔法使いの少女、二人が聞き返す。


「私は、竜に乗りたいです!!」

と、サラが言う。


僕と奈緒子が目を合わせる。

「おもしろそう」

「面白そうですね!!」

と、二人の声がユニゾンした。


「なるほど『騎乗 - ライディング』かぁ、いいね、やろう」

「おもしろそうです!!」と奈緒子も言う。


「でしょでしょ!」

と、満面の笑みのサラ。

寝転がっている態勢から、よいしょと、腰を上げ、ベッドに座り直している。


「でも、簡単にできるものなの??」

とサラが僕に聞く。確かに難しそうなイメージがある。竜はかなり暴れそうだし、実際いままで戦ってきた竜はかなり暴れていた。大変だったなぁ、戦いを思い出した。


とはいうものの

「難しくはないはずだよ?」

と、僕がサラに応える。「騎乗 - ライディング」は『ラスト・オンライン』の売りの1つである。一応基本機能としてあるので、全然乗れないということはないはずだ。現実世界での車の免許くらいには、基本的には誰でもできるもの、であるはず。


「いきなり竜は難しいかもしれないけど」

と付け加える。


「え?最初は竜じゃないの??」

と聞くサラ。サラは竜しか頭にないようで微笑ましかった。サラはやりたいことが明確だからいいな、と思う。ただ『竜騎乗 -ドラゴンライディング』は「騎乗 - ライディング」の到達地点であるとは思うので順番にできるようになっていくはず。


「うん、竜は結構先だよね」と僕。

「じゃあ、最初は何??」

とサラ。良い質問だな、と思った。なんだろう、少し考えた。


「馬・・・かな」と僕が言う。

「おお!乗馬!!それも面白いかも!」

と、胸の前で手をたたく、サラ。


「どこで出来るの?」サラが訊ねる。

「うーん、わからない。ちょうどいいタイミングだから、街でいろいろ聞いてみるのがいいかも」

と僕はいままでの事を思い出す。

「わりと、いろいろ恵まれていて、巻き込まれているうちに、ここまでこれてしまっていたので、きちんとRPGっぽいことをやる良い機会かもしれない」

と僕が言う。奈緒子もそういえばそうですね、と笑う。


「なるほどね!!珊瑚ちゃんたちがいろいろ教えてくれたもんね!!」と同意する。


「ところで、RPGっぽいことってなに??」

と、サラが僕らに訊ねる。


「それはもちろん手当たり次第に・・・」

と、そこまで言いかけたところで、奈緒子の方をちらりと見たら微笑んでいた、奈緒子は分かったようだ、一呼吸置いて続ける。


「村人に話しかける!!」

「村の人に話しかける!!」

奈緒子も重ねて言う。


そう、僕らは初心に返り村人に話しかけて情報を集めることにした!

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