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今日、世界は終わるのだ  作者: 森モト
18/19

戯れに踊る

ビ―――ッ。


ふたりして無言のまま、果たしてどれほどの時間が過ぎたのか。そうこうしているうちに、来客を示す間抜けなブザーが鳴った。


その音に我に返る。

バカ。浸るのは独りになってからでいい。傍に居てくれる時に、考えても仕方のないいずれ訪れる別れを恐れるなんて、非生産的だ。


「ハジ…?」


グラムに抱き起こされながら、玄関の方に目をやる。


「だろうな。パトカーの音したろ?」

「……したっけ」


やだ、全然気付かなかった。

床に転がる物体を踏まないよう気を付けながら、緩慢な動きで玄関へと向かう。ちらりと視線を流すと、床に赤黒い液体が広がっているのが見えた。


(また血か、)


ここ数日間でかなり血生臭くなった場所だが、誰一人として死んでないところがミソかもしれない。


「あ」


キッチンで転がる隣人に気付き、グラムとキスなんかしてる場合じゃなかったと酷く後悔する。


「グラム、ドア開けて」


私が倒れている隣人に方向転換したのを見て、後ろに付いてきていたグラムが玄関へと向かう。ドア横にあるキッチンの灯りを点けてから、覗き穴を覗いてドアを開けた。隣人の俯せの体勢をなんとか仰向けにした私は、そちらに視線をやる。

案の定、ハジと大勢の警官達がそこにいた。

ハジはグラムの肩越しに私を確認すると、再びグラムへ視線を戻す。


「犯人は」

「寝室」


ハジは手慣れた様子で控えていた警官達に指示を与え、気絶している犯人グループを確保した

全員負傷していたので先に治療を施したのだが、グラムが撃った箇所はどれも致死には至らないものらしい。

なによりハジは、隣人の治療を最優先でしてくれた。その雄姿に私が笑えば、ハジは肩を竦めて微笑み返してきた。


「本物のヒーローみたいよ」

「本物だからね」


ほざけテロリスト。小さくそう言ったグラムはハジに頭を叩かれていた。

その姿は、傍目から見ると仲の良い友人同士に見える。


「……、」


グラムはハジの手から逃れたがっていた筈だ。ハジが部屋に初めて現れた時の焦燥ぶりは尋常ではなかったし、私はてっきり、ハジはグラムの天敵かなにかだと思っていたのだが。


…しかし、目の前の男二人はまるでそういうふうには見えない。信頼しあった友人とも仲間とも、家族とも取れる。


(これはこれでよかったの?…ねぇ、グラム)


警官達が一通りの調査を終えて私の部屋から退散した後、私がもやのかかる胸中で尋ねると、グラムはしれっとした顔で肩を竦めた。


「上司、兼、相棒だろ」


私はグラムの言い分に納得出来ない。


「相棒なら、なんであんたは逃げたの」


上司部下にしては対等過ぎるし、相棒にしては対等ではない。

グラムは開けっぱなしだった窓を閉めながら言う。


「まぁ、仕事上、互いの利益が噛み合わなくなっちまったんだ。仕方ねぇだろ」


(…仕方ないか?)


まだ不満にも思いつつ、本人がそれでいいならそれでいいのかもしれない。

そして気が付けば静かになっていた内に、疲労感がどっと押し寄せてくる。

グラムの立つ窓際まで歩き、穴の開いたソファに座り込むと、それに倣うようにグラムも横に座る。煙草に火を点けたのを見計らい、それを奪った。


「おい、」

「疲れた」


文句を言われる前にそう遮り、煙草を口に咥える。慣れ親しんだ味が少しずつ私の体を解していった。


「ねぇ」


私がそう口にした時、グラムは煙草をもう一本取り出し火を点けたところだった。


「どうして、煙草、変えたの?」


吸い慣れた味は、私のそれではなかった筈だ。


「…なんとなく」


ハッキリしなきゃ自惚れてしまうよ、グラム。

真実を聞くより、ある程度自分の都合良く解釈した方がマシだ。


グラムの肩に凭れるでもなく、私の肩を抱き寄せるでもなく。関係のある大人の男女が、二人ただ並んで煙草を吹かすなんて端から見ると少しおかしい。

そんなことを考えながら投げていた膝を抱えた。

ベッドの向こう側には、血溜まりの跡。

それを見て思うのは、傷だらけのグラムをこの部屋に連れ込んだ時のこと。あの時も同じように、あんな血溜まりが出来ていた。


(タオルもコートも台無しだったな)


あの時は体も指も動かせなくて、水を飲むのも食事をするのも私なしじゃできなかった。


「ねぇ、グラム」


体中傷だらけの獣はどこにも行けない筈だった。この狭い部屋に飼われていた金の獣は。


「…なんだよ」


金の獣は。


「どうして、来たの…」


抱えた膝に顔埋めて。

横に座る男の顔は見たくない、見れない。


「死にたかったのか?」


違う。

違うよ馬鹿。


そうじゃなくて。



「留まる気なんて、ないくせに」


違和感は、拭えない。

あのキスは、まるで期待出来ないキスだった。気付かないまま、次を期待して別れた方がまだマシだったのに。


生殺し。期待させて、終わり。


「会う気も、なかったさ」


溜め息を漏らしたまま、私の唇に触れてきた。望みのない、キス。


「殺してくれたら、良かった」


泣き言と戯言が混濁して泣きたくなった。


「…勘弁しろよ」


苦笑。真剣な眼をした金の獣は、私の顔の横に腕をつく。


「だってもう…」


逢えない。


「私は、」


途切れた。


嫌だ、私は。


こんなキスは。



「…黙れよ」


いやだ、黙りたくない。


「なんで、来たの…」


あのまま別れて、諦めなきゃいけなかったのに。

あんたが何処かで生きてるなら、それで良かった。

諦めようと、必死で。平静を装ってでも。


私は。



「嫌だ…、いや」


また私の元から去る背中を見なきゃならない。そんなの、嫌だ。それなのに、なんでまた、私の目の前に居て、触れてるの。


「…っ」


唇に鋭い痛みが走る。


「黙れ」


壁に置かれたままの腕が私の首を掴み、爪痕が付くくらい、強く指が食い込んだ。

グラムの顔が近づく。灰緑は苛立ちを隠さないまま。

なに怒ってるの。怒りたいのは私の方だ。


「いや、っだ…」


唇が微かに触れてすぐ、私はグラムとの間に手を置く。

あんなキス、要らない。


「どけろ」


唇を塞いだままの手に更に苛立つ灰緑。


「いや」


金色の眉が寄る。ひどく不機嫌な、表情(かお)


「ぃ、っ」


掌に感じるグラムの唇が動いたと思えば、押し当てていた掌の肉を噛まれた。痛みに怯んだ隙を縫うようにグラムの唇が触れてくる。


「っ…」


グラムの両手が私の両手首を拘束する。右の指で持っていた煙草が床に落ち、グラムの足がそれを踏み消した。

強制的なキスは正に、未来のなさを思い知らせるようで。

まるで焦燥に近いそれに、泣きたくなる。

らしくないのは、お互い様だ。未練たらしく、今拒めば先があるわけでもないのに。


楽しめばいい、リナ。

最期を、楽しめばいいのに。


「っいやだ」


悲鳴を上げて、拒むなんてバカバカしい。

こんな女を、まるで早く手に入れたくて焦るように抱くあんたは、もっとらしくない。

これじゃまるで、己に踊らされてるも同然だ。

思い知らされるだけだ。不毛な結末しか産まない、互いの想いを。


「…っ」


舌に噛みついた。それでもグラムは私を睨んだだけで、キスをやめようとはしなかった。

息苦しい。必死に鼻で息をする。

微かな血生臭さが臭うのは、私が噛んだグラムの舌なのか、部屋の血溜まりなのか。

どっちにしろ、血の池が出来ているこんな部屋で事に及ぼうとしているのだから笑える。


このキスで、終わり。


いつか熱は冷めるのだ。

ただ、その熱に侵されている間は苦しいというだけに過ぎない。


「…リナ」


吐いた息が熱い。

一生、醒めなきゃいいのに。


「リナ」


キスを落とされたまま腕を引かれ立ちあがる。ソファから離れた体が冷えた空に気にぶるりと震える。


「グラム…?」


見上げた男は私の両頬を包んだまま、生意気な笑みを浮かべていた。


「掃除しようぜ」


そう言って、私から離れた。


―――はい?


「こんな血生臭い部屋、住みたくねぇだろ」


いや、そりゃまぁ、そうだけど。

眉間に皺を寄せる私を尻目にグラムはキッチンへと消えてしまった。

私は私で、それを呆然と見送るしかない。


「雑巾は?」


キッチンから響く喧しい声に私は溜め息を吐く。

拒んではいたが、こんな呆気なく放置されると逆に腹が立つのだが。女心はかくも面倒だ。


「…馬鹿らしい」


ポツリと吐いた言葉はグラムの雑巾をせびる声で掻き消された。


「うるさい」


キッチンに向かうと、勝手に冷蔵庫を開けてビールを取り出している泥棒と目があった。。掃除はどうした。


「ただ呑み」


手近にあった布巾を投げつけるが、泥棒グラムはそれを避けつつビールを開ける。人の物を勝手に拝借するなんてどういう教育受けたんだ。


「ケチケチすんな」

「偉そうに」


不平を漏らしながら、私はシンク下の棚にしゃがみ込み雑巾を探った。確かいらなくなったタオルをここに突っ込んでた筈…。


コツ…。棚を漁る私の背後で、缶をテーブルに置く音がする。


「…俺さぁ」


耳元でグラムの声が聞こえたと思ったら、背中に柔らかな体温が覆い被さってきた。微かにかかる体重によろける。


「…邪魔」


しゃがみ込む私と同じような体勢で背後から包み込む。折った両足を開いて、その間に私を納め、首に腕を廻して。グラムの額が、私の肩に押し付けられていた。


「ちょっと」


その体勢が辛くて、不機嫌な声を出すと、グラムは小さく笑ったようだった


「…掃除しねぇと、な」


苦笑混じりの。まるで自分に言い聞かせるように。


「だから、邪魔だって」


今度ははっきり笑われる。なんなんだ。


「―――俺さぁ」


押しつけられた顔から困ったような笑いが吐かれて、私の背中に熱が移る。

あついよ、グラム。



「そーいうお前が、いい」


なにを、勝手な。


(―――…、このクソ猫)


いいってなに、この馬鹿。


「…知らないよ、あんたの好みなんか」

「…だよな」


廻された腕に力が入って、急に虚しくなった。

緩まない力、繋ぎ止めたいのはどっち?


「…、」


こんなに好きなのに。

この先、あんたに会えないなら生きてたって意味がないくらい、好きなのに。


「殺してやればよかった」


あの時、拾わないで関わらないで見殺しにすればよかった。


「わりぃ…」


ぽつり。そんなこと露ほども思ってないくせに。


「俺は、生きてて良かった」


解ってるよ、馬鹿。

言ってみただけだ。どうせ叶わないなら、せめて。


「…生きて、お前に会えて、良かった」


逆だよ、馬鹿。

私に逢ったから、あんたは生きてる。


私の肩に廻る腕に更に力が篭もる。いい加減苦しかったけど、乱れた髪に馬鹿みたいに優しいキスをくれたから、黙っておくことにした。


「あんたが死んだら、私も死んでやる」


つまらない脅迫。

効果はある?


「そりゃ、死んでも死にきれねえな、」


―――そう、笑った。





汚れた床に雑巾をかけながら血溜まりに吐き気を覚える。


(グラムに買わせた絨毯に染みなくてよかった)


「シャワー浴びようぜ」


血溜まりを拭き取り、なんとか血の気配を消し終わるとグラムはそう切り出した。

血を含んだ雑巾を浴室で洗い流しながら、別に汚れた覚えのない私は首を傾げた。


「触られたろ」

「誰に?」

「あのガキ共に」

「はぁ?」


そう交わしながら、グラムは早々と服を脱ぎ、強引に私の腕を引き寄せ雑巾を端に寄せる。勝手に準備万端だ。


「ちょ、」


そして私が着ていた服にまで手を掛ける始末。


「やめてよ、変態」

「いいから」


良くない。一緒に風呂なんて嫌だ。

ただでさえ風呂に入るのは体力がいるってのに、こんな疲れきった状態で誰かと一緒に浴びるなんて無理。


「いやだ、って」


勝手にシャツの釦を全開にしているグラムの腕を掴む。


「いやよいやよも好きのうちって言うだろ」

「なにその突っ込んだ日本語」


やめてってば。


「キスも嫌、セックスも嫌、風呂も嫌」


言いながら、私の両手を片手でひとまとめにするとシャワーのコックに手を伸ばす。


「…うゎっ」


背中に突然降り懸かった冷水に驚き心臓が止まりそうになった。


「ちょ、馬鹿っ…つめた」


勢いよく飛び出す冷水から逃れようと、私を覆うように立っているグラムに体を寄せた。

冷たさと温もりにほだされた空気が、妙に湿度が高くなって柔らかい。


「ほら、脱げって」


完全に冷えた耳朶を甘噛みされたが、感覚すらない。


「こ、の…、死ねクソ猫」


悴む唇で悪態を吐くが、すぐさまグラムの唇に塞がれた。私より少し温度の高い唇が、心地良い。


バカバカしい。大の大人が狭苦しい浴室でちちくりあってりゃ世話ないわ。

浴室に笑い声が響く。


「間抜けだな、俺達」

「ほんとだよ」


グラムの腕が私の背中に廻る。温かい。

―――…愛しい。



「…私、引き留めるかもしれないよ」


グラムの灰緑を覗き込みながら、冗談めかした本気を口にする。

グラムはやはり笑みを湛えたまま、私を見ていた。

それでもどこか寂しそうに見えるのは、私がそう望むからだろうか。


「…引き留めても、留まらねぇよ」


残酷で無粋なのに、優しい。


「…私、他の男に抱かれててもきっと、あんたのことを考えてる」


そうして誤魔化したいままキスをした。背中に廻された腕に力が込もる。


嫌な女でごめん、グラム。

嫌なこと言わせて、ごめん。


「…ん、」


グラムの熱を持った掌が私の髪を撫でる。お湯を吸ったシャツが醜い音を立ててタイルに落ちた。はだけた肩をグラムの指が探り、獣がつけた噛み痕の凹凸を撫でる。


「残らねーかな」


その凹凸に唇を当てながら吐き出されたそれに、私は堪えるように瞼を閉じた。


つまらない独占欲が嬉しい。


それが、ただ。


「…私、やっぱ、あんた大嫌い」


そんな、思わず零したような言葉で私を縛り付けるような狡い男。


「言ってろ」


唇が歪む。グラムの金色が濡れて柔らかに私の体に張り付いていた。


「っ」


浴室で良かった。

互いにぐしょ濡れのまま抱き合って、涙を流しても解らない。


グラムの指が私を翻弄する。

どうしようもない。なにも感じず、ただ、グラムのひとつひとつを冷静に脳に体に刻みつけようとするのに。


「…ぁ、」


なにも考えられなくなるから。

二つの体に降り注ぐ湯の熱すら、私を逆上せさせる要素になって、苦しい。


グラムの、今は綺麗に切り揃えられた爪が私の肌に傷を付けた。


「った、」

「痛がれ」


この変態。

いつからそんな趣味になったんだ。傷を付けたって、責任なんか取らないくせに。

髪の付け根に歯を立てて、肉に喰い込むほど力を込める獣。


「…俺さぁ、」


歯で首筋に噛みつきながら爪で腹に蚯蚓を這わせ吐息で吐息を奪う。

私はもう、痛みやら快感やらの波に流され喘ぐしかない。


「キスマークってのは総じて、お門違いの独占欲や支配欲を満たすうざったいもんだと思ってた」


ぽつり、意識を繋ぐのに必死になっている私に聞かせる気があるのかないのか。


「…好かねえんだよ、あの気色悪い腫瘍みたいなの」


だから代わりに傷を付けるのだろうか。だとしたら、こいつは相当不器用な男だ。


「女ってさ」


私の下半身を腕で抑えつけながら、じわじわと追い詰めていく。

今自分が口にしている事を、まるで聞いてほしくないみたいに。


「付けられた傷を、男の独占欲と履き違えるだろ」


ずくり、痛みか快感かどちらともつかない感覚に痺れていく。

確かにそうかもしれない。現に私もそう思ってる。


―――でもそれは、相手を愛してるからこそそう思いたいのだとと解らないあんたはまだガキだね。


「体だけの女にそんな勘違いされたくなかったし」


だから、付けた事なかった。


「こんなもん…」


そう言って、私の皮膚を鬱血させる。歯が柔らかな肉に喰い込むくらい、強く。痛みに喉がひきつる。


(―――戻れなくなる)



「なんで、じゃあ、付けて、」


息も絶え絶え。

望む言葉を聞かせて、グラム。


「わかんね…」


けれどグラムから漏れた言葉は期待外れもいいとこの予想外。こんな時くらい、嘘でもいいからロマンチックに決めたら。

馬鹿正直に、わかんねってなに。悪態を吐こうと開いた口はそれなのに。


「あっ、っ…」


男を悦ばす声ばかり。


「でもお前、には」


グラムの唇が、臍から上に上がりながら痕を残す。

ひとつ、ふたつ、ねぇ、オマエには、なに?


「、…っ」


続きは口にしなかった。

この金色の男は呆れる程意地っ張りで不器用な男だと思う。


そして、私も。



「リナ…」


―――愛しい。


「グ、ラム…っ」


消えないで、絶対。

こいつの残した痕だけは、消えないで。


「リナ」


熱に魘されたままの体には名前しか降りかからない。

好きだって、こういう時くらい言ってよ。


「グラム、好き…」


だから代わりに言ってあげる。情けなく震えたけど、応えて。


「…解ってる」


結局、返ってきたのはその一言だった。

でも、触れるだけのキスが降ってきて。


馬鹿馬鹿しい。それなのに、酷く満ち足りたまま、私は眠りに落ちた。


グラム、グラム。


墜ちる寸前まで愛した男に縋って抱いて、ねぇ、愛してる。


あんたが愛しい、グラム。



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