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今日、世界は終わるのだ  作者: 森モト
13/19

猫とする取引は夢




「づ、ぅ…」


意識を失って凭れてきたリナの体が傷を圧迫する。

痩せて尖った身体は、思っていたよりずっと小さくてか細く思える。


(―――あぁ、最中ずっと、俺に負担が掛からないように気を遣ってたのか)




「馬鹿な女…」


その細い肩口に口付ける。

弄くり回した傷は、噛み痕から痛々しく放射線状に広がり、その箇所だけが唯一共有されたものだった。

唇が湿ったのを感じて舐めれば、咥内に広がる血臭。


「ツ、」


汗で冷えてきたリナの体を抱えてベッドへと寝かせ、ピザ屋に用意させた服を着てベッドに腰掛ける。

汗と涙で顔に張り付いている、リナの黒髪をなんとなく、拭った。身じろぐ湿ったリナの身体には、無数の血痕が川の様に続いている。

それは、肩の傷口から血塊を点々と残し足の先まで続いていて、鎖骨にこびり付いているその血痕のひとつを拭う。鋭利な爪で肌を傷付けない様、慎重に指の腹で擦り取りながら。


ひとつ、ふたつ。


薄闇で見る血痕は、痛々しい痣の様にも見えた。


みっつ…、ひとつひとつ、リナの身体を汚すその血痕を癒すように消していく。


けれど。


「…あ?」


五つ目の血痕。右胸の膨らみの上。

固まった血の凹凸もない上に、その血痕は消えない。

最後の足掻きでそれを強く拭ったが、その血痕はそれでも消えなかった。


馴染みのないそれを目の当たりにして、自分を馬鹿にしたような渇いた笑いが込み上げた。


「キスマーク、かよ」


無意識に残していたらしい。痛みに気を取られながらも、冷静に抱いているつもりだった立場としては。


「…ざまぁねぇ」


その後も血痕を拭い続けたが、キスマークはその一つだけだった。


身を屈め、眠るリナの胸元に唇を寄せる。柔らかな胸に顔を埋め、ひとつだけ残したキスマークの上からもう一度、強く強く吸い付いた。


「っ」


強く吸いすぎたせいで、リナが小さく身を捩る。眉間に皺を寄せて不機嫌そうに顔をしかめたので、慰めるように濃度を増した鬱血を舐めた。

ベッドの端に腰掛けて、その薄い肉付きの頬を撫でる。


部屋の端に転がるドレスを一瞥して、漏れる溜め息を抑えられない。気を紛らわすように、煙草を手に取った。

ここ数日で舌に馴染んだ味に、自然と苦笑が漏れる。



「―――ハジ」


街灯と煙草の火だけが照らす静かな室内で、俺の声だけが空気を振動させた。


「…聞いてんだろ、出てこいよ」


この部屋を取り囲む様にして潜んでいるだろうハジを含め、テリとその他を呼ぶ。

リナの髪に指を差し入れながら、ベッド下に隠しておいた拳銃を手に取りセーフティを外した。そうして元仲間達が駆けつけるのを、黙って待つ。


その間にも、まだ完全ではない身体が痛んだ。

本来なら絶対安静の身を酷使したのだから、当然と言えば当然か。気分的にも生理的にもすっきりしたとは言え、塞がりかけていた傷も開いてしまった。これではまともな応戦すら出来ない。


それでも、あの痛々しい体を掻き抱かずにはいられなかったのた。


「仕方ねぇか…」


漏れ出た呟きに反応するようにして、微かな物音が耳に届いた。

梳いていたリナの髪から手を離し、腰掛けたまま煙草を咥え、右手に銃を握る。


硬質の冷たい感触が、意味もなく酷い感傷を産んだ。

「…よう」


礼儀正しく玄関から侵入してきた男を一瞥して、嘲笑を浮かべた。しかしハジの片眉は怪訝そうに顰められて、そのどこか人を食った容姿に拍車をかけている。


「久々の再会だというのに…、なんて臭いだ」


口許に手をやり、臭うぞ、と一言。

俺は気にも止めていなかったが、この寝室には気分を害する程の血臭が充満していたらしい。


「激しい女だからな」


ハジを視界に収めながら、ベッドで眠るリナを一瞥する。すうすうと落ち着いた寝息を立てているリナからは、先程の激情など微塵も感じられない。


「そのようだ」


ハジの艶やかな視線が、俺のそれと絡まった。変わらぬその悪癖に呆れる。


「…相変わらず、女と見りゃ見境ねぇな」


銃口を床に向けたまま、まるで争う気などないように、仕向けて。


―――まだ下手には動けない。




「彼女は、良い声で鳴くね」


うっとりとした音色を響かせて、ハジはリナへと近寄ってきた。


「盗聴か?度を越した変態ぶりも健在だな」


溜息を吐く様に笑った。

銃口をゆっくりと上げ、近寄るハジをそれとは解らないよう牽制する。

しかしハジはそれを気にするでもなく歩調は緩めない。


「あぁ…、傷だらけじゃないか、可哀想に。お前を必死に庇っていたのに。痛い目に遭いながらね」


その言葉に、弾かれた様に右腕を上げた。関節が悲鳴を上げたが、今はどうだっていい。

必然的に、銃口はハジの眉間を狙う。


「こいつに何した」


低く唸る獣の眼は、まさしく血に飢えたそれそのもの。

変わりないその狂気に、ハジは穏やかな笑みを浮かべる。


「噛み痕とキスマークを」


その広い肩を竦め、ハジは唇を片方だけ釣り上げた。道化を装う男に苛立ちが募る。


「死ね」


吐き棄てれば、溜め息。


「全く、彼女の口の悪さは君譲りかね」

「ちげーよ。あれは産まれつきだ」


ハジの歩みを止めることもせず、視線を窓へとやった。それにつられて、ハジもそちらへと顔を向ける。


「やっと来たか」


その呟きと共に閉じられていた窓が静かに開かれた。音もなく黒の軍服に身を包んだテリが顔を出し、その後から姿を見せた数人にハジが不平を漏らす。


「…遅くはないかね?君達の到着を前に私が殺されたりしたらどうするつもりだ」


全員武装しているのを確認して、俺はうんざりと肩を落とした。生き残る確率は待てば待つほどあるのかないのか。


「貴方は殺しても死なないでしょう」


やっとこさ登場した部下の一言に、ハジはしかめ面を浮かべた。

そんなハジを他所に久しく会わなかった友人を見れば、相変わらず縮り毛で真面目いツラをしてやがる。


「よぉテリ、ダリはどうした?」


懐かしさに笑みを浮かべつつも、見当たらない馴染み顔を問えば。


「留守番だよ」

「…なんでまた」

「ダリは君に甘いんだ」


友人の前だからか、口許の傷が痛むのも忘れつい笑顔になる。まさかこんな形で再会を果たすとは思ってもみなかったが。


「…グラム、と名乗ったんだね」


彼女に。


そんな俺から視線を外し、サイレントガンを構えたまま、テリはベッドで眠るリナを眺め小さく付け足した。

本当にぽつりと墜とされ言葉の真意には、気付きたくない。


「―――あぁ」


深い意味はないのだと、何故この唇は紡がないのか。

リナの上下に動く胸元を、増えた傍観者から隠すようにシーツを引き上げた。


「お気に入りなの、グラム」


その仕種に微笑みながら、グラム、と。少しばかりの皮肉を込めてテリは言った。

意地の悪い友人に、『グラム』は苦笑する。


「そんなんじゃねぇよ…」


この女は、そんなんじゃないんだ。


「私はお気に入りだけどね」


テリと俺の会話に便乗してハジがからかう。相変わらずいやらしい笑みを張り付けたドの付く変態を、思いきりぶん殴りたくなった。


「殺すぞ」


警告すれば、おやまぁと肩を竦める。


「情でも移ったんじゃないかね?君が一人の女性に執着するとはね」


してねぇよ。


ハジが俺の横に並ぶ。

銃口を床に向けたまま、俺はただ床を見据えてリナの寝息に耳を傾けていた。


「飼ってみようか…」


誰に言うでもなく呟かれたそれを無視して、ゆっくりと立ち上がる。お喋りはやめだ。



「―――それで、大所帯でなにしに来たんだ?」


解りきったことを口にする。

体の痛みを耐えながら立ち上がれば、それを警戒して待機していた数人が銃を構えた。


「帰ろうか、グラム」


それを見遣り、ハジがこちらを振り向く。両手を広げ、さも大袈裟に演じながら。


「…数日の間に、グラムという名の方が定着してしまったらしいね」


テリが苦笑気味に呟く。

俺はベッドから離れ、数歩先の壁へと向かった。

トナカイがいるなら引き摺ってもらいたいと思うほど重い体に、息が上がるのをひた隠しにして。


「重度の傷を負っているとは思えないほど軽やかな足取りだ。怪我は完治したのかね」


するか、ボケ。


その怪我を齎した張本人に皮肉を言われ、鼻に皺が寄る。

銃を握る右腕を力なく垂らしたまま歩みを止めない俺の動向を、五つの銃口が見張っていた。それを背中に感じながら、やっと辿り着いた壁に力なく背中から凭れ、痛みに唇を歪める。



「戻りたまえ、グラム」


それでも項垂れながら、ハジを睨めつけはするが、通用するわけもない。


「…素直に従うと思うか?」


視線に孕ませた意図に、ハジはくすりと微笑んだ。

テリは表情を引っ込め、黙って銃口を俺に向けている。友人だからという甘ったれた感情は、必要ない。


「君は強い。だからこそ、だ」


ハジの言葉に、武装した待機チームが銃の引き金を引いた。

瞬発、僅かな機械音が室内に響く―――それより早く、ひとつの銃口から凶弾が連続して放たれた。


「…っ、」


俺の体を組織の銃弾が掠める前に、テリ以外の待機チームが床に倒れる。


―――ざまぁみろ。



「一瞬か。いつ見ても見事。いやはや腕は鈍っていないようで嬉しい限りだよ」


ハジは降参だと言うように両手を上げた。

そのハジとベッドを挟んで立つテリは、やはり黙って俺に銃口を向けている。


「君だけは敵に回したくなかった」


両手を上げたまま、ゆっくりとベッドに腰掛けるハジを一瞥して銃を構えるテリに視線を戻す。


「…敵になったつもりはねえよ」

「…同じことだ」


ただ裏切りと片付けるには、君は余りにも有益な男だっただけ。



「戻らないか、グラム」


諦める気配のないハジに知らず溜め息が漏れる。

解ってもらおうとは、ハナから思っちゃいないが。


「…俺はな、ハジ」


痛む肢体を壁に預けながら、視線だけそこに向ける。

拳銃を握る右腕は、発砲してすぐに下に降ろした。馴染んだ銃の重さが、今の体には辛い。


「…こういうのは、もうしたくねぇんだよ」


銃口から上がる硝煙の臭い。肉体を傷付けられた呻き声、悲鳴、生々しく肉を抉り、骨を断つ弾、無残な傷跡、吹き上がる血飛沫、残された誰か。



「俺はもう、疲れた」


そう、なにもかもに。


ヒトからすべてを奪うその瞬間に。

殺さずにはいられない、呪われた環境に。


苦痛と感じたわけでは、なかった。

そうだ、ただ、疲れていた。


「…お前が人の血を忘れられると思うのかい?」


微笑を引っ込めたハジが、至極真剣な表情を浮かべている。それを受けて、俺は苦笑するしかない。


「勘違いするなよ、ハジ」


壁に体を預けながら、荒い息だけが吐き出される。このまま深い深い底まで転がり落ちてゆくような目眩を感じながら。


「俺にとって、殺しはただの仕事だ。ただの一度も、テメェの欲の為に殺っことはねえ」


俺に殺された奴等が聞きゃ、怒り狂うだろうつまらねえ台詞だが。


―――ヒトから生を奪う。


それが悪い事なのだという認識すら掠れそうな日々は、俺を安易に暗い底へと突き落とそうとする。

自分が殺した人間の悲しみや、残された家族のやるせなさやそれを批判する正義を振りかざした人間達を背負うのは、もううんざりだ。


「それでももう、殺しは君の生活の一部だろう」


ハジは引かない。


「…あぁ、確かにな」


(間違っちゃいねぇよ)



戦争孤児の俺を、ハジは人形遊びでもするように拾って育てた。頭のイカれた血生臭い人間に育てられたものだから、はじめのうちは殺人に対して抵抗も罪悪感も、嫌悪感すらなかった。ハジに拾われる前――街のゴミ溜めを転々としていた頃から、我が身を守るために殺し紛いのことをやってきたのだから当然か。


殺しが日常になってくると、感情は麻痺してまともに考えることもしなくなる。


「それでも、頭と体が成長していきゃあ、殺人に対してなにも感じないわけにはいかなくなる」


―――そこがお前と違うところだ、ハジ。お前はでかくなればなるほど、ヒトの生を左右するという一種の異常支配の虜になった。

今じゃ、巨大な犯罪組織を抱える立派なテロリストだ。


「俺の頭がまともだったってだけのことなんだよ」


殺した奴から、仕事も家も、人生も最愛の人間をも奪うことに。

殺した人間の全てを背負うことに。


自分の人生だけでも手一杯だっていうのに、一体何十何百の人間を背負っていけというのか。

組織が仕組む犯罪云々にも、魅力など感じない。


「組織を抜けたいのか、グラム」


ベッドに腰掛けたまま、ハジは静かに俺を見据えていた。業を煮やしてきたのか、異様な苛立ちを露わにして。


「―――あぁ」


組織を抜けてバカンスでも満喫してくりゃ、また殺る気が出るかもな。

冗談か本気か解らない事を言って、俺は笑って見せた。


「…私から逃げられると?」


普段よりワントーン低く声を抑えるのは、ハジの許容範囲が爆発寸前なのを示している。

生来から血生臭い嗜好を持つ男は、そろそろ理性を保つのが辛くなってきたらしい。


「数日間逃げおおせただろ。しかも、娼婦の件がなかったらお前は気付きもしなかった」


なにがあっても崩れることのない顔が、じわじわと険しくなってゆく。

微弱な変化ではあるが、共にいる時間だけは長いテリと俺にはよく解った。


「次に逃がせば、お前は俺を捕まえられない」


傷も回復に向かっている。なにも出来ずにベッドに磔になっていた数日前とは全く条件が異なってくるのだ。


捕まらない自信なら、ある。


「…癪だが、その通りだ」


ハジもしみじみと口にした。

今まで鎖すら付けずに泳がせていたが、もし彼が本気で逃げようと思えば、そのまま消息を断つことなど容易だったのだろう。


ただ彼はそれをしなかった。

しかし今度逃がせば、捕まえるのは、もう。


―――だが。



「その数日の間、お前は知らずにアキレス腱を作った」


ハジが不意に口許を歪めた。大凡、表には出せそうにない凶笑。


「全く、お前は可愛い奴だよ」

「…知らねぇよ」


その手がリナに伸びたと同時、右腕が勝手に動く。その一瞬後に、テリが引き金に掛ける指に力を込めた。


「女は身を滅ぼすと、あれほど忠告しただろう」


俺に銃口を向けられながら、それを気にする様子もなくハジは楽しげにリナの髪を撫でる。口元に垂れていた髪を掬い、そのまま唇に指を這わしながら。


「グラム、私の元に戻れ」


脅迫。

誰が応えようか。


それを見越していたかの様に、ハジの指がリナの顎を掬った。反らされた白い喉元に生々しく、舌舐めずりをする。


「僕が相手でも、良い声で鳴くかな」


リナの顎を掬った指をそのまま流れるように首へと落とした。最低基準で生活しているリナの痩せた首は、ハジの片手で易々と拘束される。


「…てめぇ」


思わず引き金を引き掛けるが、銃を構えた友人がそれを制す。先手を取られた。

不機嫌を露に眉を顰め、ハジの動向を睨みつける。

女に対してまともな行為をした事のない男の指に、ぐつり、残酷にも力が込められた。先程まで俺が口付けていた喉が、ひくりと陸に上げられた魚のように跳ねる。


肉に指が喰い込む。



「…、っ」


リナは確かに眠っていたが、締め付けられた喉の奥から無意識の悲鳴が上がる。


「やめろ」


荒くなり出した呼吸の合間を縫うように制止を掛けるが、ハジはまるで聞く耳を持たない。

離れていたもう片方の手も、やがてリナの首に添えられた。


「っ」


細い首では余る両手に残酷にも力が入った途端、リナが目を覚ました。

開かれた瞳孔が、そこに居る筈のない人物を認める。

自分を見下ろす、ハジの歪んだ表情。


「ん、ぁっ」


リナが完全に覚醒したと同時、首に掛かる圧力が増した。

横になっていた痩躯が暴れ出すが、ハジはすぐさまリナの体に馬乗りになり動きを押さえ込む。


「…っ、」


首を絞め上げるハジの両腕を掴むが、呼吸もままならないリナにまともな抵抗が出来る筈もない。


「ハジ、やめろ」


自分でも解るほど変化した声色が響く。その声にハジの手が僅かに緩むが、依然、首を締めたままだ。

喘ぐリナの意識は朦朧とし始めている。



「…戻るかい、グラム」


リナの閉じられた瞼の端。

生理的に伝う涙を唇で吸い上げ、ハジは横目で俺を見た。

リナの睫毛が、弱く震える。


「やめろ」


リナの意識が再び墜ち始めたのを見て、銃口を再びハジへと向けた。それを横目に、それでもハジは口許に満足げな笑みを湛えている。


(―――当然か。不利なのは、明らかに俺だ)




「戻るか、と聞いてるんだ。返事次第では、彼女から手を引こう」


苛立ちのまま引き金に掛けた指に力を込める。ふざけんな。


「殺すぞ」


俺の苛立ちを見て取ったか、ハジはさも愉快だと言いたげに喉奥で笑った。


「君が僕を殺す前に、僕は彼女を殺せる」


プロだからね。

ハジはちゃらけて肩を竦めたが、依然その両手はリナの首を締め付けたまま。リナの頚の骨など簡単に折ってしまうだろう。


「…っ」


完全に器官を閉じられたリナが背を仰け反らせる。

喉仏を両親指で抑えられ、全身を電流のような痺れが駆け抜けたかのように跳ねた。



『グラム、生きて』



あぁ、クソ、…!





「―――戻る」


獣は敗けた。

凶刃を潜めた狩人が、至極満足げに顔を上げる。


(勝敗などはじめから決まっていたのだ)



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