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厨二になった幼馴染みを改心させましょうの巻

ただの私の趣味で書いた一時間クオリティのほのぼのギャグです。

肩の力を抜いて気楽に読んでください

「この世はなんと汚いことか。魔力も持たぬ愚かな人間共よ、さあ我に膝まずくが良い!」

「ふ ざ け ん な 」

いかにも魔王らしい高笑いをした直後、その一言と共に繰り出された強烈な一撃により魔王(仮)の美青年はふきとばされた

「すいませんでした!」

という情けない悲鳴をあげながら

一方、その決して特別大きいわけでもない拳でもって数メートルに渡り殴り飛ばした方はといえば

通常ならば中の上は楽に越えるであろう整った可愛らしい面立ちに青筋を浮かべ、眉間に皺を寄せ、それはもう見事なまでに怒りを全面に押し出して自らが殴り飛ばした青年を睨み付けていた

樹木や建物の壁を突き抜けるというまるで読み物のような体験をしてしまった青年はがれきの山からぼろぼろになりつつもなんとか立ち上がり、そしていっそ教科書にお手本として載せたいくらいの綺麗な土下座を披露した

「いやもう本当にすいませんでした。持て囃されて正直調子にのってました本当すいません」

「ああそうだな。調子にのったな。一度も勝てたことがない癖に俺にひざまづけだと?よくも言えたもんだな。ああ?てめえ粋がるのもいい加減にしろよ。この俺がお前にひざまづくなんて天地がひっくり返ってもねえよ。むしろお前が俺に、 ひ ざ ま ず け 」

「はいいいいいい!調子にのってすいませんでしたああ!」

相手に反論の余地を与えずひたすら青年の心をえぐり続け、極めつけは音が聞こえてきそうなほどの見事な笑顔

正直 、少年にも見える彼の方が断然魔王らしいのではないかとは、その場にいた村人たち共通の思いである

「ふん。今回はその素直さに免じて許してやる。だけどな」

そこでいったん言葉を区切り、閉じていた目を開き

「次は、ねえぞ?」

唇だけで笑みを描いたその表情は青ざめた魔王(元)よりもよっぽど魔王らしく

目の笑っていない笑顔とは、へたに凄まれるよりよっぽど恐ろしい表情なのだと後に人は語った

「はい!もう二度とこのようなことはいたしません!」

「よろしい。じゃあさっさと帰るぞ。お前と違って俺は仕事が忙しいんだ」

「全力で手伝わせていただきます」

「当たり前だ」

どうやらすっかり上下関係ができあがったらしい二人組はなかよく並んで帰っていった

少年の仕事がいったい何なのか気になった村人たちであったが触らぬ神に祟りなしと言わんばかりにそれについて考えることをやめ、それぞれの家に帰っていった

気分はまるで嵐のあとだ

廃墟は崩れ、木も数本だが砕かれている

まあこの程度なら天災だと思えば簡単に割りきれる

こうして世界は魔王の手から救われた

だが拳一つで魔王を改心させた彼が英雄として語り継がれることはないだろう

何故かって?

理由は簡単

数本の樹木と一軒の廃墟が可哀想なことになったこの村以外、魔王の被害にあったところはないのだから

本格的な行動を開始する前に改心させられたのだ

伝説どころか良くて酒の席での笑い話くらいにしかならないだろう


世界はやっぱり平和であった


読んでくれてありがとうございます。


私の趣味に従って書いたものなので、いろいろと変なところがあってもきにしないでください。

私は書いてて楽しかったですものすごく。


続く予定です。


いつかBLも書いてみたいけどこの二人、主にジンくんがちゃんと動いてくれるかが心配です。


でもまあ当分はほのぼのギャグしか書かない予定です。

長々とお目汚し失礼しました。

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