ROM専が推し作家様に捧げる身勝手な讃歌
善き道をお進み下さい
どうか
明るい陽射しが降り注ぎ
春のきらめきが溢れる道を
騒がしい大通りも
虫が飛び交う畦道も
あなたが歩くなら幸いの道
人々は賑やかに笑いかけ
蝶々はあなたのために舞い踊る
草を軽やかに踏みしめ
蹴転がる小石のリズミカルなこと!
大空を飛ぶ鳥たちでさえ
あなたを前にして羽根を休めずには居られない
善き道をお進みください
どうか
本当のあなたが
苦悩の海に呑まれこの世の淵で喘ぎながら
ただ孤独に生きるあなたであっても