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初めての登城

朝餉を食べ終わり食器の片付けをして父様と頭と共にお城に行く事になった。

「行ってきます。母様。」

「ちょっくら行ってくる。」



お城までやって来た。


「これは、氷山様(頭の名前)と虎殿、それにそちらの娘さんは?」

門番の1人が父様に尋ねた。

「末娘のお瓜だ。」

「お瓜と申します。」

「おいらは与平って名前だ。そんで、隣にいるのは平八郎。2人とも門番の仕事をしている。お瓜ちゃんは姉2人と違って礼儀正しいんだな。」

姉様2人が初めて登城した際、奇行に走った事は予め聞いていたので対して驚かなかった。

(ウタコ姉様は大量の塩とお(ふだ)を持って登城し「悪霊退散」とか言ってお祓いを始めるしジュンコ姉様はずんだ餅を両手に突入しようとしたらしい。2人とも今の私と同い年の時に・・・。)

あれ?かなり不敬な行動ですよね?

不味いですよね・・・。

普通なら一族郎党打ち首では?



「そんで今日は何の用で?」

「緊急対策案件イ号だ。取り立て急ぎではないんだが・・・」

「あの方にお目通りですね。ちょいとお待ちを・・・。ってまだあの方、登城しとりやせんぜ?」

「知ってるよ。先に行って待ってるて伝えているよ。そんでここを通してくれるかい?」

何故、父様が城主の登城してるか否かを知ってるのだろうか?


「いつもの謁見の間で待って下さい。」

そう言って案内も付けずに通された。

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