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食の勇者1(食の勇者視点)

何かがクホウト一帯を通り抜けた。

俺の周りにいた親父や町人、風来者達は何故か虫の息になっていた。


一体何がおこったんだ?


『誰か・・・。』

誰かが自分に語りかけている。

『誰かいないっスか?聞こえているならあの人を止めて欲しいっス。』

聞こえているぞ?


『その声は・・・因果か何かっスね・・・アタシの声が届いているならアンタはあの人の対の【食の勇者】っス。』

俺が勇者?

俺は無職だぞ?


ところで何があった?

『オウリさんが、空腹になってしまって暴走してるっス。みんなで止めようと試みたっスけど、威圧を放たれてクホウト中の生物が倒れたっス。』

そんな事があったのか・・・。

俺はどうすればいい?


『今、アタシは結界を張りながらクホウト中の生命を維持してるっス。なので、あの人を止める余力がないっスから、アンタがあの人を止めるっス。』

止めるってどうやって?


『それは、アンタに任せるっス。擬似固有スキル:続柄発動!頑張るっスよ、()()()・・・いや、米斗(よねと)雨令(うれい)さん。』

!?前世の俺を知っているのか!?


召喚陣が現れたと思ったら結界を張り、大蛇を庇いながら回復の妖術を掛けている黒猫と襲い掛かっているオウリがいた。

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