表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
130/138

厄災退治壱

どうしよう!?

早く行かないとみんなが・・・。

『落ち着くっス。精霊馬を召喚するッス。あれならばオウリさんの子孫の誰かの元にいけるっス。』

お願い!来て!

胡瓜の馬を呼んだ。


胡瓜の馬に跨るとヒビの隣にいた。

『この馬、条件があるけど移動手段としては早いっスね。』


みんな大丈夫ですか?


『無事じゃないみたいっスね。状態異常に罹ってるっス。』

早く治さないと!

『毒、麻痺、眠り、呪い、視界不良、幻惑、鈍化、空腹の8つっス。耐性が高いんで、軽症で済んでいるのが幸いっス。』

良かった・・・クロ治療をお願い。

『空腹以外なら可能っスよ。開始するっス。』


クロが治癒の妖術を使い始めると何処からか声が聞こえてきた。

『む?新手か?奇妙な胡瓜の生き物、黒猫に、童か。此奴らの様に状態異常になるが良い![八乃異常]!』

何か嫌な感覚が体を通り抜けた。


『アブねー、治療に専念しててヒーラー役が倒れたら意味ない。』

クロ、〜って語尾無いよ?

『オウリさん?何か言おうとしてるっスか?口パクじゃ伝わらないっスよ?』

え?声が出ない?

お腹空いてきた・・・。


あれ?視界が・・・

『オ・・さ・しっか・・・っス!』



・・・おなかがすいた。

・・・たべものどこ?

・・・ごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはん





「不味いぞ!クロ介、精霊馬を退去させろ!自力で立ち直れる者はクロ介に頼らず、自分で治せ!そうしたら、全力でお瓜を止めぞ!」

虎次狼は大声で叫んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ