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使えない物の利用方法

お父様に梅の果実酒を作った経緯とその方法を聞かれたので答えることにした。



「これは促進の壺です。貰った時の容量は【5】です。梅と氷砂糖を交互に入れて最後にお酒を入れました。」

「知ってるぞ?識別不可の高難易度の迷宮に落ちている事がある壺だろ?」

流石とう様、一流の風来者です。

「いや、風来者の常識だからな。大抵は罠を警戒して貯蔵の壺だと思って食糧を入れると腐ったり銭や武器、防具を入れると錆びて使い物にならなくなるという言う大惨事を招く壺だ。しかしどうして梅と酒なんか入れたんだ?」

「駆け出しの風来者の女の子が売りに来たのだが二束三文で買い取られて泣いているのを見てどうにかできないかと考えた末の行動です。。」


氷砂糖が思った以上に高くて容器が買えずに帰り道にあった露店商の二束三文の値が付いていた壺を買いましたとは言えない・・・。



「はぁ、世間に知られたら促進の壺の価値が変わるな。売値価格が高騰するだろうな・・・。商人や料理人達はこぞって買いに来る。さて、どうしたものか・・・。」

虎次狼は頭を抱えてしまった。

促進の壺

持ち物を入れる事ができる壺。入れたものは取り出す事ができず、数倍の時間が経過する。

壺を割ると中身が出てくる。

ひび入れの腕輪でひびを入れると時間経過が止まり中身を取り出す事ができる。

容量は2〜6。




貯蔵の壺

持ち物を入れる事ができ、好きな時に取り出せる壺。

壺の中身は時間が止まる。

容量は2〜6。



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