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姉と伴侶

あれは、お瓜が生まれてすぐの頃の話だ。

長い間、音沙汰がなかった姉が帰ってきた。

しかも、自分より若い男を連れて。



「姉上ぇ!?それにこの方は・・・?」


「私の旦那様。虎ちゃんも誰かと一緒になったら?」

「初めまして、おれ、じゃないや。私、「クルッポ!」と申します。挨拶より先に結婚してしまい申し訳ございませんでした。」

義兄の名前が予知九鳥の鳴き声で丁度聞き取る事が出来なかった。(まぁ、義兄上と呼ぶからいいか。)

元々お転婆過ぎて嫁の貰い手が無かった【魔王】と伴侶になってくれた奇特な勇気ある者が居るとは。この方こそ勇者だ。


「あ、彼【勇者】だから。」

比喩で思っていたが義兄上の職業は【勇者】だった。


2人はそれぞれ旅をして【聖人】に出会い職業を【魔法使い】と【戦士】に変えてもらい(偽装の一種らしいが)風来者として生計を立て始めた頃に出会い互いに惹かれあったらしい。

今は、田舎の役人をしているそうだ。



「という事でして・・・。」


目の前の赤髪の女はボーッとしていた。

妻と上の娘2人は明日も勤めがあるからと先に寝てしまった。

残っているのは・・・

お瓜、何をしたんだ?


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