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戦の爪痕(軽微)

本日、23時頃にもう1話投稿する予定です。

町に帰ると少し焦げ臭かった。



「お瓜、無事だったか。それと・・・お前か!グッド様のとこの倅は!」

父様が血の涙を流しながらレインさんに掴みかかる。


父様、レインさんに失礼です!

『家屋の一部が焼けてるっスね?何があったんっスか?』

「ああ、帝都の兵が来てな・・・。」


『犠牲者は?』

「今のところは奇跡的に負傷者も出ていない。」

奇跡的に?


「異様な程強い子供達がやってきたが、5人で返り討ちにしてた。その上、5人のうち2人はお前達の救援に向かったぞ。出会わなかったか?」

まさか・・・。


「なあ、お瓜・・・あの子達、強すぎないか?」

やっぱり・・・。

私達が帰るまでに出会ったのは日比と大葉子しかいない。

あの子達、クホウトが襲撃をされてたなんて一言も言ってくれなかった。



『心配をかけたくなかったんじゃないっスか?』


「そうだな。フランも俺も戦に巻き込まない様にした甲斐があった。」

巻き込まない様に?


父様はしまったと言う顔をしていてクロとレインさんは呆れていた。


『虎次狼さん、後でフランさんに折檻されるっスよ・・・。』


レインさん?

「・・・」

『こっちも折檻が始まりそうっスねー。(今のうちに逃げよう。)』


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