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赤髪の元【冒険者】と風来者

今日は城に呼び出され仕事をした後帰宅。

「あら?貴方も今帰ったんですか?」

妻も今帰宅した様だった。


「ただいま、今帰ったぞ。」

「「「お帰りなさい、お父様、お母様。」」」

3人の娘が出迎えてくれた。

玄関に見慣れない靴があった。

客人か?

「はい、お父様に用があるみたいです。」

お瓜がそう言った、。

すると奥から赤髪の女性が出てきた。

「お邪魔してます。お久しぶりです、虎次狼さん。10年ぶりくらいですね。」

10年ぶり?いや覚えてないな。

「一緒に八首の大蛇を倒したじゃないですか。」

あーそんな事があったな。

お瓜が生まれる前後にこの女性と俺ともう1人で討伐したな。

それで俺に用とは?

「あの後、【冒険者】を辞め師を得てある職業の見習いとなりました。その際の条件で・・・。」


簡潔にまとめると彼女は師匠から世界を巡りつつ魔王と勇者を探す様に命じられたらしい。


この地は魔王と縁がある。

だから知り合いの俺を頼りにきたそうだ。

「その2人を探して戦わせるのか?」

「師匠がどうするかは知りませんが私はその様な事はさせたくないです。その2人が夫婦とか恋人同士だったら目も当てられませんから。」


そうか・・・なら良かった。

俺は2人を戦わせたくはないのでな。

しかし、この人は鋭いな。

何故かって?

俺の姉が【魔王】でその伴侶が【勇者】だからな。

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