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一心同体の魔人 ─魔剣と少女、Duoが奏でる冒険譚─  作者: Ayuwan
7章 火の精霊編 小さな王子の小さなクーデター
161/216

159話 I can see you soon My master

よろしくお願い致します。

 ───


「なにしてるん? みんな~、早く出発するでっ!!」


 馬上で声を張り上げながら、金属製の長杖を勢いよく振り上げるクリスの姿が目に飛び込んできた。


『「えっ?クリス(君)、なんでっ!?」』


 俺とノエルの声に、キョトンとするクリス。


「へ……ってか、なんでなん??」


『「こっちこそ“なんでなんっ”!?」』


 俺達はふたりして最早訛りが移った疑問の言葉を、クリスに向かって投げ掛けてしまっていた。


「なんでって、勿論僕もデュオ姉と一緒に旅に出る為やん。そんなん分かりきってるやろ? 冒険者のパーティは基本四人組。デュオ姉とレオお兄は近接型や。そんでフォス姉が近接兼精霊魔法による補佐。うん! やっぱ強力な魔法の遠距離攻撃が欠けてるやんっ! 優秀な魔導士である僕が加わる事によってカンペキなパーティ誕生となるでっ! これからも改めてよろしくお願いするわ!!」


 相変わらずニコニコと笑みを浮かべ、さも当たり前の様な事と、一方的に言葉を捲し立てるクリス。


「ああ、全く以てそうだな……って、そうじゃないそうじゃないっ! お前、火の大精霊を『守護する者』だろっ? それに寺院での業務だってあるんじゃないのか?」


 そんな俺の言葉に、クリスは鼻をふふんっと鳴らした。


「『守護する者』たって、フォス姉もデュオ姉と行動を共にしてるやん? それはなんでや思う?」


「え~っと……精霊石が破壊された……から??」


 俺の答えに、クリスは人差し指を立て、更に左右に振りながらチッチッチッと得意気に舌を打つ。


「そや。僕もフォス姉と同じで、既に護るべき精霊石がないんや。それに火の寺院の業務は、ヤオ(じぃ)やダード、ローランに代わりにがんばって貰う事で話はつけてある。皆、気持ちように送り出してくれたわ………って、別に無理矢理押し付けた訳やないでっ!!」


 そんなクリスの言葉に、俺は何気なく火の一族集団の方へ目をやると、先頭に若い青年戦士を両脇に従えた馬上の老魔導士ヤオと視線が合った。

 それに気付いたヤオが、開き直った様にやれやれといった感じで両手を上げ、天を仰ぐのだった。


 彼の後ろでは先程の戦いで、ある意味強烈な異彩を放っていた巨漢の変態(?)戦士が、何故か悔しそうな表情でハンカチの様な物を口に加えながら、涙目でそれを前に引き伸ばしている姿も確認できた。

 何だか「きいぃぃーーーっ! あたしも是非ご一緒したかったですわ! カマール! くやしいいぃぃーーんっ!!」って言っている様だった……っていうか、実際そう聞こえた。


 うん。とてもじゃないが気持ちよく送り出した様には見えない。こんにゃろ、やっぱ無理矢理やり込めやがったな……。


「……ふ~ん、代わり……」


『代わりねぇ……』


 俺とノエル。デュオがクリスの事を、ジットリとした目で見返してやる。


「なに疑ってんねんっ!! まあ、どっちにせよ、これでこのパーティには、風と火の『守護する者』がいる訳や! あの最強と名高いレオお兄もいるこっちゃし、まさに史上最強のパーティ誕生やんっ!!」


 ……まあ、大体は予測がついてた事だ。


 あのクリスが大人しく残る筈ないもんな……。


「それに……」


 ポツリと言葉を漏らすクリスに、俺は問い掛ける。


「それに??」


「それにデュオ姉と、もっと一緒にいたいから──」


 まるで恋する乙女の様に、頬を紅潮させ上目遣いで俺の事を見つめてくるクリス。


 ……こ、こいつって、ホントに男なのかよっ!


「……あかん? ええやろ?……お願い……僕も一緒に連れてって──」


 お、お前、ホントにもう女の子でいいわ。


 ……ぐふっ!


『クリス君。かわいい……』


 俺は不覚にも赤くなった顔を隠す様に背けた。


 そして返事の言葉をボソッと呟く。


「まあ話がついてるんなら、クリスの好きにしたらいいよ。勿論、お……私だって、クリスとはもっと一緒に冒険したいと思ってるし……」


「わあああぁぁぁ~~っ! ホンマ? 僕、メッチャ嬉しい! ありがとう、デュオ姉っ!!」


 クリスがパアーーッと、表情を輝かせる。


「ホントにそう思ってるよ」


『うんうんっ!!』


 俺の返事とノエルの念話の言葉。それを確認したクリスは、不意にうつ向いた。


「……ぐっふっふっふっふっ……しめしめ、メッチャ上手い事いったやん。これでいつかはデュオ姉とは恋仲に……僕はまだ諦めへんで~~」


「ん? 何か言ったかクリス?」


 それにギョッとした様に、顔を上げるクリス。


「い、嫌やなぁ~~、なんでもあらへん。付いて行っていつかはデュオ姉と恋仲になりたいなんて、そんな事。全然考えてるで~っ……じゃないっ!! か、考えてへんで~~っ!………にゃはは」


『「……って言ってしまってる“やんっ”!!」』


 ……って


「おっと……」


『また訛りが移っちゃったね……』


 ──ぐふっ……ってか、最近俺達こればっか……。


 ───


そしてクリスは、レオンと半ば呆れ顔のフォリー。ふたりに声を掛ける。


「ちゅう訳で、フォス姉、レオお兄も、これからも改めてよろしくやで~~っ!」


「……全く、クリス。お前というやつは……本当に困ったやつだな。ふふっ」


「フッ……」


 呆れ顔から、既に諦めた様な笑みを溢すフォリーと、チラリとクリスの方へ視線を送るレオンだった。


 クリスは馬上で大きな号令となる声を上げる。


「そんじゃ、デュオ姉新生パーティ! 気分も新たに改めて次の冒険に出発っっ!!」


 そして次の目的地、ロッズ・デイク自治国の方角へと目指し、俺達は馬を駆らせ、一歩を踏み出そうとする。


 そんな時──


「クリス──!」


 ───


 俺達はその声に一斉に振り返る。


 それは自身の手前にコリィを乗せ、ふたりで一緒の馬に騎乗したアレンだった。


「アレン?」


 振り返り、不思議そうな表情を浮かべるクリスの方へと、近付いた彼は手を伸ばしていた。


「アレン、どないしたん?」


 クリスは差し伸ばされた手に、自らの利き手である左手を、おそらくは無意識だろう。応じる様に差し出していた。


 重なる白銀の対なるブレスレット。


 ガシッとアレンによって手を捕まれたクリスは、身体を引き寄せられ、そのまま彼の腕の中に納められる。


 ポスッとクリスの頭がアレンの胸に当たるのと同時に、クリスはアレンにギュッと抱き締められていた。


「わわっ! アレン。お前、ホンマにどないしたんっ!?」


 一方的に抱き締められたクリスが、驚きの声をアレンを見上げながら発する。


 彼の前に騎乗していたコリィも、少し前へと乗り出し、目の前で起こっているその光景を、振り返り見つめていた。


「……前言撤回……」


「んんっ……なんやて?」


 ボソッと呟くアレンに、抱き締められたままのクリスが問い掛ける。


「確かに僕に変な嗜好はないし、男性より女性の方に欲求や魅力を感じている。それは紛う事なき事実。だけど……駄目だ! この感情だけは、もう押さえきれない!!」


「アレン……」


 声を張り上げるアレンに、クリスは彼の腕の中でじっとその顔を見上げていた。


「クリス。僕は君が好きだ! 大好きだ! 一生傍にいて欲しい──!!」


 突然の告白に、彼に抱き締められたままのクリスの顔が、火を吹くようにカァーーッと一瞬にして真っ赤に染まった。


「ア、アレン……お前、アホちゃうんかっ! 僕は男やねんでっ! それに僕やって女の子しか興味ないし、お前やってそないゆうてたやんっ!! そ、そんな一生傍におるやなんて、そないな事。できる訳ないやろっ!?」


 慌てふためき、最早、しどろもどろのクリス。


「いいんだ。男か女かだなんて……性別なんてそんな些細な概念。そんなの、もうどうだっていい! 僕は……アレンっていうひとりの存在は、クリスっていうひとりの存在に、恋焦がれてしまっているだけなんだ!! もう一度言う──」


「ううっ……ア、アレン」


「クリス──大好きだ! 愛してる! ずっと僕の傍にいてくれ!!」


「……うっ……あううっ……」


 ───


 無言で何も答えられず、ただ成されるがまま、アレンの腕の中でずっと抱き締められているクリス。


 やがてゆっくりとその手をほどき、彼の腕の中からすり抜けた。


「……ほなアレン、一応聞くけどな。お前、跡継ぎどないするつもりやねん。僕は男やから、アレンの子供。生む事でけへんで……」


 アレンから身体を離したクリスが、まだほのかに染めた頬で、バツが悪そうに横目で他所に視線を送りながらアレンに問い掛ける。


「ノースデイは既に王国としてではなく、共和国として生まれ変わると宣言した。いずれノースデイ王家も必要としなくなるだろう。王家の血筋は……そうだな。コリィが大きくなって妻を娶り、子を成せばいい。それでいいよ」


「……そしたら、僕自身の意思や尊重は……?」


 目を背けたまま顔を赤らめているクリスに、アレンは呟くように問い掛けた。


「クリスは僕の事好きじゃないの?……昔みたいに僕と一緒にいたいと思ってくれてはない? 『ずっと傍にいて守ってやる』──あの時の約束は嘘だった??」


「………」


 クリスはそれには何も答えず、不意にプイッと馬の踵を返した。


 ───


「そんじゃあ、フォス姉! レオお兄! デュオ姉! 改めて行くでっ! いざ出っぱーーーつっっ!!!」


 無理矢理声を張り上げ、自ら先頭となって、ロッズ・デイク自治国がある方角へと馬を駆るクリス。


「クリス……」


『クリス君……』


 俺とノエルはどうする事もできず、その後を付いて行く。


「クリス。お前は……」


「………」


 フォリーとレオンもそれぞれその後に続いた。


「……クリス……」


 離れていくクリスの姿に、溢れるアレンの声。


 ───


 やがて、いくらか進んだ所でクリスは振り返った。


 同時に俺達三人も振り返る。


 そこには手を振るヤオ老魔導士率いる火の一族の集団と、イザベラやがガリレオ。それらが率いる親衛隊。


 その先頭にアレンとコリィを乗せた馬が小さく映るのだった。


 クリスは大きく広げた両手を口元に添えた。




        挿絵(By みてみん)




「お~~いっ! ア~レ~ンッ!! 僕、取りあえずこの世界に起こっている事。デュオ姉の目指す『目的』、その行く先を、このメンバーで見極めてくるわ~~っ!!」


 大きなクリスの声に、小さくなった馬上のアレンが手を上げる。


「そしてその『目的』の為に、精一杯足掻いてみるつもり! もしそれが達成され、この場所に再び帰ってきた時……僕の気持ちが今と“同じ”やったら、アレン! お前の所にお世話になりに行くかも──そん時はよろしくたのむで~~っ!!」


「ああっ! 分かったクリス! 僕は待ってるから! ずっと待ってるから! がんばってきてくれ!!」


 クリスに負けないくらいの大声で返事を返すアレン。


「行ってらっしゃい! クリス!」


「行ってらっしゃい! クリスお姉ちゃん!」




       挿絵(By みてみん)




 続いてコリィも加わっての大きな見送りの声に、クリスは大声で叫ぶのだった。


「うん! ほな行ってくる! 僕、メッチャがんばってくるからっ──!!」


 ───


 そしてノエルを含めた俺達五人は、地の大精霊がいるとされている地。


 ──地の守護竜。鳴地竜ウィル・ダモス。


 ──地の大精霊。『守護する者』、テラマテル。


 未曾有の存在があるとされる新たな地。


 ──ロッズ・デイク自治国。


 再び始まる新たな冒険の旅に、俺は好奇心と不安──正と負の感情を両方織り混ぜて、心を踊らすのだった。




 ─────




 第7章 火の大精霊編。


  小さな王子の小さなクーデター。


 ──完──




 ………。


 ………。


 ………。


 ……ん?


『…………って、これでホントによかったのか……?』


『……ん、ほへ? どうかしたの? アル』


 …………。


『……って、いやいやいやいやいやっ! まだ『完』じゃないっ! 終わらしちゃダメでしょっ!? まだ肝心な事をやってねえぇぇーーっ!!』


『……あ、察し。いつもの“アレ”ね……すっかり忘れてた。くすっ……』


『……って、あーーっ! 忘れてんじゃねぇよっ! 俺にとっちゃ極めて大事な事なんだからさっ!!』


『あー、はいはい。グダグダ言ってないで早く済ませちゃいなさい!』


『ノ、ノエル。お前絶対に俺の事、バカしてるよな?』


『─って、はいはい。早くやっちゃわないと、前みたいになっちゃうよ~~。ほらっ、早く早く!……ぷっ、くすっ……』


『……ノエル。てめぇ……』


 でも……ま、まあ、ノエルの言う事も一理ある。最近はいつも邪魔が入る一方だ。それは如何ともし難く、悔しいが認めざるを得まい。


 ……くっ、だが、今回ばかりはバシッと決めさせて頂くっ!!


 一時の躊躇も許されないのだっ!!


 フォリーに軽蔑されようが……。


 レオンに失笑されようが……。


 ノエルにどんだけバカに……ってか、笑いのネタにされようが……。


 クリスは……う~ん。何となくそういう点では俺と波長が合いそうな気がする。


 ……ただ単にノリがいいだけなのかも知れないけど……。


 ま、まあ……と、とにかくだ!


『今後の新たな冒険の旅を、気持ちのいい出だしとして、より良く円滑と繋げる為にっ!!』


『……っていうか、主にアル。あなた自身のモチベーション維持の為だけなんじゃないの?』


『ぐふっ……しまった! 言葉にしてしまってたか! ノ、ノエル……て、てめぇ……っていうか………………俺のバカさ加減がほとほとイヤになってくる……トホホ……』


『そんな事より早くやらないと、どうなっても、もう本当に知らないよ。アル自身の責任になっちゃうからね? 早く早くぅ~~っ!!』


『そ、それもそうだな……』


 そんじゃ──


 行くぞっ──!!!


 ───


「さあ、いざ行かん。新しい未知なる冒険へ──」


 感情を抑制した様な淡々とした口調で発せられた“例の言葉”が、俺とノエル。デュオの耳に届いてくる。


『ほへ?……』


『なん……だ……と……?』


 ……この声は……レオン……なの……か……?


 ───


「ふむ。気分を一新する意味合いに於ては、まあ、あながち悪い言葉ではないな」


「だろう? やはりレオンもそう感じてくれるか! これはデュオの言葉なのだが、初めて聞いた時は、私も凄く感銘を受け、名文句と感じ入ったものだ。いや、共感できて何より、レオンにも教えて良かったよ」


 ───


『………』


『……あ~あ……やられちゃった……』


 呆然と振り返る俺に、馬を並走させて何やら言葉を交わしているフォリーとレオン。


 そしてその直ぐ後を付いて馬を駆るクリスの姿が映ったのだった。


 ───


「少し稚拙ではあるがな」


 レオンの声に……。


 ──グサッ!


『ぐふっ』


「そ、そうか?……ち、稚拙……稚拙……そ、そうなのか……?」


 フォリーの言葉に……。


 ──グササッ!


『ぐふっ!』


「─っていうか、ダサダサやんっ! もうひとりのデュオ姉らしいわ……言ってて自分で恥ずかしくないんやろか?……ぷっ、くくくっ……」


 クリスの言葉に……。


 ──グサッ、グササッ!!


『ぐふっ!!』


『……ああ、みんなに言われ放題……なんて可愛そうなアルなのっ! だけど、私だけはアルの味方だからね!?……でも、みんな同意見なのね? “幼稚でダサい”って…………ぷぷっ……くすっ……って……いけないっいけないっ! 私だけはアルの味方だからっ、いくら“幼稚でダサい言葉”って言われてもっ!──キリッ……でもやっぱり、くすっ……ぷっ』


ノエルの言葉に……。


 ──グサッ! グササッ! ブッシャアァァーーッ!!


『──がふっ!!!』


 ……………。


 …………。


 ………。


 ……。


「あ″ああああぁぁぁーーっ! ってか、わああああぁぁぁーーっ! ってか、だあああああぁぁぁぁーーーーっっっ!!!」


「──わわっ! どないしょっ!? デュオ姉が狂ってしもうた!!」


「どうした? デュオ。何か異常をきたしたか!?」


「…………大丈夫だ。レオン、クリス。この常態には少し前に、私にも経験がある。しばらくそっとしておいてあげよう……」


「そ、そうなのか……?」


「そ、そうなんや……?」


『ええ──“そうなんですっ”!』


 ───


 ……ノ、ノエル……こういう時のお前って、本当に容赦……ないのな……。


 ───


 そしてしばらくの後、俺の無念の念話の声が、頭の中に木霊するのだった。



 ─────



『──ちっく! しょおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!!』


『アル、ドンマイ──』


 ……一体何なんだ……。


 ……毎回思うが……。


 ……ホントに必要なのか……?


 ……この(くだり)……。


 ………。


『ええ、必要なんです! その言葉も含めての存在、それがアル。そして私達、デュオ・エタニティなんですからっ──!!』


 ──ビシィッ!


 ……何なんだ。さっきの効果音みたいの……。


『──きらりんっ!!』


 ………。


 ……いや、だから……ホントに一体何なんだ……。




 ─────



 ──Patience is also a practice

My master──

【忍耐も修練です。私のマスター】



 ─────




 ──ぎゃふんっ!!


 ……いや、君に言われるのが、正直一番キツい……。


 ……って──何だ……?


 ──今の???





 ─────


 ────


 ───


 ──





 ──ジ、ジジジ



 ──I can see you soon…… My master──

【後少しで逢えます。私のマスター】



 ──ジジ、ジジジジジ


 ヴゥゥンッ──







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