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dein Heiland     作者: デカラビア
3/11

3 現れた敵

「なんでっ!?」

「イヤダーシニタクナーイ」

「や、やべえ· · · 」

アッド達は公園で立ち尽くしていた。今、彼らは窮地にたたされていた。その理由は· · ·

「だ、誰ですか!?窓を割ったのは!」

「シニタクナーイイヤダーシニタクナーイ」

「うるさいゴート」

「俺、謝ってくるよ。」

「· · · · · 死ぬなよ?」

「帰ったら、野球をしよう。俺達みんなで· · · 」

「ア、アッド~~~~」

そんな変な会話をした後俺は急いでその人の家に向かった。

その家は大きかった。これ金持ちの家じゃね?ヤバくね?

玄関の前でオロオロしていたその時、ガチャン とドアの開く音が聞こえた。

「うわっ!?」

「きゃっ!?」

ドアを開けたのは、

「ア、アッド君!?」

同級生である『フェレシュ·オリーバー』という名前の少女だった。

「フェレシュ· · ·さん?」

フェレシュ·オリーバーは3年3組の学級委員でもある少女だ。皆から好かれている。ほとんどの男子はフェレシュさんのことが好きであろう。俺は· · · いや、そんなことはどうでもいい。

「アッド君か~良かった。知らない人だったらちょっと怖かったよ~」

「あ、ああ、そうか。その · · · ごめん。ちょっとで野球してたんだ」

「そうなんだ。いいきなり窓が割れたからびっくりしたよ」

「ごめん、怪我とか無かった?」

「大丈夫だよ。あ、待っててボール取ってくるよ。」

良かった~死ぬかとおもったよ。知ってる人で良かった~

そんなことを考えていると、ボールをもってフェレシュさんが戻ってきた。

「はいボール」

そう言ってボールを渡してきた。

「ありがとう。その· · · 窓割ってごめん。」

「大丈夫だよ。それじゃあまた明日ね。」

· · · · · 疲れた。早く戻ろう。野球しよう。そう思いながら戻って、野球を再開した。

 午後5時、日が傾き始めていた。

「でも良かったな~フェレシュさんでww」

「ていうか家あそこなんだ。スゲー大きいな。」

「そろそろ帰るか。」

そう言って公園を出た。

「明日も野球やr· · · 」

その時、「ガキン!」

と付近に異常に大きな音が響いた。金属が叩きつけられる音。

「なんの音!?」そう言った瞬間、遠くにある家が潰された。

「なんでっ!?」

「イヤだ· · · 死にたく· · ·ない· · ·」

「これ· · · 」

3人の前には、アックスを降り下ろした体勢の巨大な人型の兵器が立っていた。


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