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魂遊び  作者: 烏龍
3/3

第二話


「あぁ、もう朝か・・・!?」


なんで、昨日電源切ったのについてんだよ!?


魂遊び運営者より

魂遊びの説明の途中で魂遊びをおやめになることはできません。今すぐ続きをお読みください。お読みになられない場合、それ相応の対応をしなくてはなりません。ご了承ください。なお、魂遊びについて友人に話すことは禁じられてませんが、聞いた方もこの遊びに参加しなくては行けません。万が一聞いたのに参加をされていない場合、命の保証をしかねます。

これからも魂遊びをお楽しみください。


なんだよこれっ・・・気持ちわりぃ・・・天道に相談しよ・・・


ピッヒッピ・・・プルル・・・


《どうした?》


「実は・・・魂遊びっていう《魂遊び?!》あ、あぁ・・・なにか知って《知ってるよ》教えてくれ・・・」


《わかった、よく聞けよ。まず説明する前に質問だ、どこまで進んでるんだ?》


「説明の途中で電源きって寝たら、起きた時に運営者って人からなんかきてて・・・勝手に電源入ってた」


《わかった、まずお前の取るべき行動は俺の説明を聞いたあとすぐに説明を最後まで読むことだ。》


「?わかった」


《じゃあ、説明始めんぞ・・・魂遊びは今から数百年前に庶民のあいだで流行った遊びだ。内容としては魂を入れ替えて遊んだり、人形に入れて人形の気分を味わったりといったものだった。しかし、ある日事件が起きた魂遊び中に悪霊が人の体に入って遊びを悪質なものにした。それはエスカレートし魂遊びで遊んだものの魂は抜き取られ、消滅させられるようになった。魂を抜かれた体は痛めつけられ街の皆が見る場所に公開処刑というように吊るされるようになったんだ》


「っ・・・ ・・・そんなことが・・・ ・・・」


《そして、数百年たって誰かがこの遊びに人を巻き込んで、生き残った人も次の遊びで人を巻き込んでということが繰り返されているんだ。どこかで人形に変えても誰かが魂遊びの存在に気づいてしまうんだ、なんの前触れもなく。そして、説明の途中でやりたくないと思って運営者の言葉を無視したものは古都村という村でその死体が吊るされているのが見つかっている。いいか、この電話を切ったらすぐに説明を途中から読むんだ》


「わかった!」


《じゃあな》


「おう!」


ツーツー

さてと、続きを読まないと・・・あれ?なんか忘れてるような?まぁいいや





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