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鬼ヶ島へ

なぜか桃太郎は30人(動物もいるが)という大人数を仲間にしてリーダーシップを発揮していた。


「みんな!気合いだ!

気合いで行くぞ!鬼ヶ島!」

と桃太郎は熱血キャラになっている。

桃太郎に続いて

「鬼ヶ島!」

と片手を上げる人々。(動物もいるが)


こっちからみれば何とも暑苦しい。


鬼ヶ島へは船でいく。

船は仲間の内に何人か船乗りがいたため、何とか用意できた。

しかし、問題はここからだった。


「ウッ...プ!!」

桃太郎まさかの船酔い。


「い、犬。鬼ヶ島へは

まだ着かないの...ウッ...プ!!」

「あと30分はかかります。」

犬は即答した。

「オーマイガー...ウ...ップ!!」


~30分後~


「こいつ大丈夫か?」

と雉。

「桃太郎さん、着きましたよ!」

と犬。


ムクッ!!!


桃太郎が起きた。

「い、生きてる!信じられん!」

と生きてることに喜びを感じているようだがこれから命懸けで戦うのだぞ?

それは本人知ってんのか?

とナレーターは思った。


桃太郎と30人の仲間(動物もいるが)は門の前にいた。

「たのもーー!!」

と桃太郎が叫ぶ。


...。


反応がない。

「おかしいな。お!」

と桃太郎は門の隣にあるボタンを指した。

「インターホンがある!」


え?

インターホンってこの時代にあったっけ?

鬼の文明は発達してんなぁ。

って!んなことより、なんで桃太郎はインターホン知っているんだ!?


ピンポーン♪


「ハーイ。」

と低い声がして大きな扉が開いた。


「「「え!?」」」


みんなの声がそろった。

その理由は鬼が人より小さかったから。

「おっと。こりゃマズイ。」


パタン。


扉を閉められた。

「まてまてまて!!!私の名前はピー...じゃなくて桃太郎!扉を開けてくれ!」


おい!

自分の名前を間違えんなよ!

ピーチって言おうとしたな?したよな?


扉は開かない。

すると犬が


ピーンポーン♪ピンピンピンポーン♪

ピンポーン♪ピンピンピンポーン♪


インターホンを鳴らしまくる。

しばらくすると

「うっせーな!!!静かにしやがれ!!!」

と扉を開けて鬼が出てきた。

そこを仲間たちが取り押さえる。

「鬼を捕獲。」

と桃太郎。

「ちょっとまて!話を聞け!話を!」

と鬼。

「話は署で聞こうか。」

と桃太郎。


この時代、警察署あるんだ。

へぇー、文明開花すげー。


結局、その場で話を聞いた。


鬼が悪さをした理由は人間がなにもしてない鬼に対して悪いもの扱いするから。

なにをしてないのに悪いもの扱いされるなら悪いことした方がいい。

そう思ったらしい。


「バカヤロウ!!!!」

桃太郎が叫んで鬼を殴った。

「...ッツ!!」

鬼は殴られた頬を押さえた。

そして桃太郎をみる。

「なんで、なんで、もっと早く私に言わなかったんだ!!」

と桃太郎。


イヤイヤ。あんた生まれて数ヶ月。


「言えばなんとかしてくれたのかよ!?」

と鬼も桃太郎を殴った。

小さいわりには力があったようで桃太郎はよく飛んだ。

桃太郎は立ち上がる。

「私は君らの力になりたい。」

「力だと?」

「そうだ。鬼と人間が力を合わせればより良い世の中を作れると私は思う!」

と桃太郎はいって仲間に

「そうだろ!?みんな!!」

と叫ぶ。


「ウェーーーーーーイ!!!!」

とみんなが叫ぶ。


いったいなんなんだ?

このノリといい、展開といい。


「みんなもそう思っている!協力しようじゃないか!!」

と桃太郎が手を差しのべる。


パチン!


鬼がその手を弾いた。

「なにやってくれとんじゃ!!コラぁ!!」

と桃太郎が叫ぶ。


そこから戦争が始まる。

桃太郎はマジ切れして暴れるわ暴れるわ。



その後、鬼の存在が無くなり

人間たちは平和に暮らす。



あーぁ、変な話だった。


チャンチャン♪

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