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二十二章 最悪な再会

痕跡の収集を終えた私たちは車両に戻って休み始めた。

「逃がした!?お前たちは闇化生物すら倒せないのか!?今まで何をしてきたんだ!!」

カスミは西方剣士団の剣士たちを見て怒鳴った。

「も、申し訳ございません・・・」

西方剣士団の剣士たちは頭を下げながらそう言った。

「あんな良いもの食ってるのに余裕ねぇのな」

キャリッシュは缶詰食を開けながらそう言うとクラッカーで掬いながら食べ始めた。

「総長・・・温めた方が良いですよ?」

ディビナはキャリッシュを見てドン引きしながらそう言った。

「あぁ・・・」

キャリッシュは缶詰食を見ながらそう言った。

「もしよかったら一緒に温めますよ?」

ディビナは苦笑いしながらそう言った。

「じゃあ、温めて」

キャリッシュはディビナを見て笑みながらそう言った。

猫耳さんたちは随分と豪華な食事をしてやがる。

生ハム、チーズ、パン、ワインまで飲んでやがる。

こっちはドブの味がする缶詰食を食ってるのにな。


翌日、調査隊が再び動き始めた。

私はディビナに痕跡図鑑を貸してもらって勉強をした。

昨日見つけた痕跡は土や砂利が結晶化したものだったようだ。

私は一日中痕跡図鑑を読んだ。

夜になると再び仮拠点を作って休憩を始めた。

「痕跡探しに行こうぜ」

キャリッシュはエミリーたちを見て笑みながらそう言った。

「今日も行くんですか?」

エミリーはキャリッシュを見て少し嫌そうに言った。

「今日は少し休みませんか?」

眉を顰めたディビナはキャリッシュを見てそう言った。

「そうか、疲れてんのか」

キャリッシュはエミリーたちを見てそう言った。

「私はいつでも行けますよ?」

イザベルはキャリッシュを見て笑みながらそう言った。

「いや、今日は休もう!」

キャリッシュはエミリーたちを見て笑みながらそう言った。

「総長は本当に元気ですね。ハチャメチャに体力があって羨ましいです」

エミリーはキャリッシュを見てそう言った。

「クンツァイトに居た頃、マリーと一緒に動き回ってたからな」

キャリッシュはエミリーを見て笑みながらそう言った。

「・・・仲が良かったんですか?」

「あぁ、そりゃもう。悪友ってやつだったな」

キャリッシュは笑みながらそう言った瞬間、凄まじい衝撃波が調査隊の車両と仮拠点を吹き飛ばした。


「長・・・総長!」

イザベルが必死に私を叩いてる・・・

「・・・気、失ってたな」

意識を完全に取り戻したキャリッシュはイザベルを見てそう言った。

「よぉ・・・半年以上ぶりだな」

黒い稲妻を放つ刀を担いだ邪眼のマリーはキャリッシュを見て笑みながらそう言った。

「・・・マリーか」

マリーを見たキャリッシュは起き上がりながらそう言った。

「あーあ・・・すげぇことしたな」

キャリッシュは遠くに吹き飛んだ車両や物品の残骸を見てそう言った。

「総長・・・」

イザベルは黒鞘に納まった刀を差し出した。

「うちの剣士はどうなった?」

キャリッシュはそう言いながら黒鞘に納まった刀を受け取った。

「ディビナ、エミリー共に死亡・・・」

イザベルはキャリッシュを見てそう言った。

「・・・・・・そうか」

キャリッシュはそう言いながら黒鞘に納まった刀を握った。

「聞こえたか?うちの剣士が二人も死んじまったよ。調査隊も壊滅だ」

キャリッシュはマリーを見てそう言った。

「魅惑様の眷属になった私にとっちゃ全部良いことだ」

マリーはキャリッシュを見て笑いながらそう言った。

「イザベル、負傷者を探して治療してくれ。私はこいつを倒す」

黒鞘に納まった刀に手をかけたキャリッシュはマリーを見ながらそう言った。

「倒す?お前が私を?」

マリーは大笑いしながらそう言った。

「やれるもんならやってみろ!!」

目を見開いたマリーは黒い稲妻を放つ刀、死雷刀(しらいとう)を構えて笑みながらそう言った。

「やってやるよ!!」

キャリッシュは黒鞘から最上(さいじょう)大業物(おおわざもの)金輪爆(こんりんばく)を抜いてそう言った。

次回

二十三章 激突、金輪の勇者キャリッシュ対魅惑第八番眷属マリー

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