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二十一章 初めての痕跡回収

太陽が沈んできた頃、調査隊は仮拠点を作って休憩を始めた。

他の班が飯を食ってる中、私たち南方剣士団は周辺の調査を始めた。

「不審なものがあったら全部報告してくれ。勉強したいから」

キャリッシュは南方剣士団の剣士たちを見てそう言った。

「わかりました」

エミリーたちはキャリッシュを見てそう言った。

「なぁ、他の車両って六人乗ってるのか?」

キャリッシュはライトで地面を照らしながら歩みを進める。

「はい・・・」

ライトで地面を照らすイザベルはキャリッシュについていく。

「四人の班にされたのも差別ですよ。落陽の勇者があんな人だとは思わなかった」

ライトで地面を照らすエミリーは地面を見ながらそう言った。

「何言ってんだよ、ご褒美くれるなんて良い人だろ?」

ライトを持ったキャリッシュはエミリーを見てそう言った。

「また変なこと言ってる・・・」

エミリーはキャリッシュを見て呆れたようにそう言った。

「広々してるからカードゲームやり放題、遊び放題なんてご褒美以外にあるか?」

「明日は私が運転するからな」

キャリッシュはエミリーを見て笑みながらそう言った。

「・・・魔塊とか魔塊眷属に襲われたら基本この四人で対応しないといけないんですよ!?私たちには知り合いなんていないから誰も助けてなんてくれないんですよ!?」

ライトを持ったエミリーはキャリッシュを見て少しイライラしながらそう言った。

「心配するな。総長は私たちが知る七陽の勇者とは違うんだ。梨々香陛下たちと一緒に魔女を倒すと投票選挙に臨む時言ってのけたお方だからな」

ライトを持ったイザベルはエミリーを見て笑みながらそう言った。

「でも・・・魔塊や魔塊眷属ってすごく強いんですよ?」

眉を顰めたディビナはキャリッシュとイザベルを見てそう言った。

「知ってるか?強い奴にぶつかっていかねぇと強くなれないんだぜ?」

キャリッシュはディビナを見て笑みながらそう言った。

「そ、そりゃそうですけど・・・」

ディビナはキャリッシュを見て困ったようにそう言った。

「バカな発言だ・・・」

エミリーはキャリッシュを見て呆れたようにそう言った。

その時、私はジャリッとしたものを踏んだ。

「これが痕跡か?」

キャリッシュは怪しい結晶をライトで照らしてそう言った。

「はい、闇化生物の嘔吐物ですね」

イザベルは怪しい結晶を見てそう言った。

「元は人だったりする?」

ライトを持ったキャリッシュは怪しい結晶を見てそう言った。

「人ではないと思います」

イザベルは怪しい結晶を収集しながらそう言った。

次回

二十二章 最悪な再会

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