十八章 南方剣士団の黄金期へ
神護国歴五十二年、四月二十日。
私は南煌炎を建て直すために各政局へ支援要請を出した。
すると、各政局が南煌炎の問題を解決しようと一気に動いた。
真っ先に動いたのは白梅陛下率いる法政局だった。
南煌炎の人口過密を解消するため移住者選定大会が開催された。
参加は七陽の勇者以外全員強制、引っ越し資金は全額政府が負担、運が良ければ中央都市への移住だってできる今の南煌炎にとっては最高の大会だ。
この大会が開催されてからたった一ヶ月ちょっとで南煌炎は静かになった。
その後は物流管理局が動き、人口過密が解消されたことで生まれた多くの空き地に巨大な道路と飛行船乗り場の建設を行った。
次に動いた財政局は財源を確保するため南煌炎の企業に資金援助を行って南煌炎でしか売り出されてなかったピタサンドとシャマスソーダを中央都市と四方で売り出した。
失業者の増加で死にかけてたピタサンドとシャマスソーダは息を吹き返し、一時的なブームにもなって南煌炎の企業が活性化した。
総長になってから約半年が過ぎた神護国歴五十二年、十一月一日。
南煌炎は神護国最大の飛行船乗り場と穀物畑がある文明と農耕の大都市になった。
そして、南煌炎の完成と共に評価急激に上昇してミッケ総長時代の最高評価を越えて歴代最高評価を獲得。
南方剣士団の剣士に支払われる給料がついに四十リズを越えた。
嬉しすぎて夜中に剣士たちと一緒に叫んだことを今でも覚えてる。
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