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小指は契約の香りー秘密の二人編ー  作者: 弥都 史誠


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幕間:第十話『ボルダリングの話をしています。いや、違うだろう』

注意:この作品にはAA(アスキー文字)が使われています。横書きでお読み下さい。

(Simejiで入力しているので、一部文字化けしたり、表示されない場合があります)

シエン「まずは何処に手を置くか、足を置くかを頭の中でシミュレーションしましょうか」


シエン「最初は力任せで何とかなるものですよ。体重移動はスムーズに。お尻は弧を描くようにすると良いですよ」


シエン「正攻法で行けない…なるほど。それなら、一旦戻って方法を変えるのも手ですね」


シエン「基本は足腰です。しっかりと踏ん張らないと、すっぽ抜けて怪我の元です」


シエン「股関節の柔軟も重要ですね。大きく足を広げられませんから」


シエン「腕? それは添えるだけですね。勿論、腕の力も必要ですよ。特に小さな突起を摘む時は、指先の力が必要になりますね」


シエン「何? 正面から行くと上手く出来ない? でしたら、背面から始める方法もありますよ。腕をクロスしたり、色々試してみると良いですよ」


シエン「掴める場所がない…それなら壁に手を付くのもありですよ。なるべく壁に近付いて動きましょう」


シエン「飛びつく時は気を付けて。しっかりとタイミングと狙いを定めないと失敗します」


シエン「踵を引っ掛ける時は、しっかりと腕に力を入れて身体を引き寄せて。そして、踵が引っ掛かる場所を探しましょう」


シエン「掴む所が見えない…。それは困りましたね。そういう場合は、奥を覗き込むようにして手探りですね」

 

シエン「では実践です。まず穴に指を突っ込んで。それから、しっかりと足を広げて踏ん張ります。次に上の小さな突起をしっかり摘んで、すっぽ抜けないようにスムーズに体重移動させて大きい物を掴みます。そしてグッと身体を引き寄せながら体重移動。足をクロスして移動したら、掴む所が無いので、壁に手を付いて身体を預けます。掴める場所に辿り着いたら、しっかりと握って、壁を使って足を入れ替えます。最後は少しジャンプして上にぶら下がったら、ゴール出来ますよ」

 

ロイス「…お、お、お前達! 何の話をしているんだ‼︎ヽ( ゜Д゜ ヽ三 ノ゜Д゜ )ノ アマンシアも居るんだぞ! セッ、セクハラは許さないぞ」


アマンシア「セクハラ⁇(˙˘˙*)?」


レイモンド「あぁ? 何言ってんだ、坊ちゃん」


ロドルフ「………」


ロイス「だっ、だって! すっぽ抜けないようにだとか、小さな突起を摘むだとかっ‼︎(;(;(//̀Д/́/););)」


レイモンド「ボルダリングの話だぞ? 何想像してんだかハァ━(-д-;)━ァ...」


ロイス「え?Σ(゜д゜;)」


シエン「(ΦωΦ)フフフ…」


ロイス(くそ…やられた…チ───(꒪0꒪)───ン)

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