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幕間:第三話『ぜってー言うなよ‼︎』#2

注意:この作品にはAA(アスキー文字)が使われています。横書きでお読み下さい。

(Simejiで入力しているので、一部文字化けしたり、表示されない場合があります)

レイモンド「でよ、ロドルフん、南方圏にルーツがあるらしくてよ」


アマンシア「あー、見た目からそんな感じですもんね」


レイモンド「アイツが言うには、右側の翡翠が『家族』とか『始まり』とか…あと何だったかな? とにかく石の他に、あの形にも意味があるんだと」


アマンシア「へえ~。なんかロドルフ先輩らしい~。で、左の青いのは?」


レイモンド「ナントカって貝」


アマンシア「何ですか、それ」


レイモンド「貝の名前は忘れた!」


アマンシア「瞬間記憶持ってるのに?」


レイモンド「見ると聞くのは違うの! で、貝のほうは『守護』とか『強さ』って意味があるんだってさ」


アマンシア「代々受け継がれてて、ちゃんと意味があるって、素敵ですね~♪ それだけで大切にしちゃう」


レイモンド「で、アイツの家には、玄関にどデカい翡翠が飾ってあるんだと!」


アマンシア「えーー‼︎ 見たい~‼︎」


レイモンド「滝みたいに上から水流してるらしいぞ」


アマンシア「なっにソレ⁉︎ めちゃくちゃ大きな家じゃないですか‼︎」


レイモンド「だろ?」


ロイス「また来てるのか、レイモンド」


レイモンド「良いじゃん良いじゃ~ん。硬いこと言わないの♡ お、今日はロドルフもいるんじゃん。ちょうど、お前のピアスの話していたところ‼︎」


アマンシア「え……?」(内緒の話じゃないの?(꒪⌓꒪))


ロドルフ「…話したのか?」


レイモンド「・・・あっ(((;°▽°))」


ロドルフ「余計なことを…」


レイモンド「ロドルフ、スマン(>人<;)」


アマンシア「ごめんなさい(>_<。) でも、ロドルフ先輩がお祖母様の形見を大事にして身に付けていたり、お家に大きな石を飾って、先祖をうやまってるって、凄い素敵なことだと思います!」


ロドルフ「……? レイモンド、喋るのは構わない。だが嘘は言うな」


レイモンド「え? え? 何か違ってた?」


ロドルフ「まず祖母は健在だ。ピンピンしている」


レイモンド「え?」


アマンシア「ええっ⁉︎」


ロドルフ「石も手のひらサイズだ。水は浄化させるために、時々上からかけているだけだ」


レイモンド「だっ! だってよ‼︎ お前がボソッと『…祖母から』って言うから、亡くなったと思うじゃん? 玄関に石飾って、水かけてるって言うから、どデカい石が置いてあって、滝流してると思うじゃん?」


ロドルフ「…勝手に思ってろ。右のピアスは祖母からの編入祝いだ。左は自分で買った。それだけだ」


アマンシア「え…?」(全然違うーー‼︎)


レイモンド「で、でも、凄い似合ってるよ、うん」


ロイス「レイモンド、まずお前は人の話をちゃんと聞け:( ꐦ´꒳`;):」

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