第50話 雷帝と雷神王
投稿です。
今日はバイトお休みでした。
日中は椅子に座ってポチポチ文章作り。
夜はお散歩です。
こちらは花火大会、ちょっとだけ見に行きました。
とても綺麗で、感動しました。
はたして、キレれたのはどっちだったのか。
いやどちらが先だったのか。
そこに現れたのは、イッカイと雷帝だった。
雷帝はドリの前に立ち、イッカイは響弓騎士団員5名を吹飛ばしていた。
一瞬の雷光、雷は建物の避雷針に吸い込まれたが、その雷鳴は大地を揺るがし、人々は身を竦ませた。
「よう、雷帝殿」
「おう、イッカイ師匠!」
「師匠?」
「オレに魔力制御、教えてくれるんだろ?なら師匠だ(オレの方がつええええけど)」
「……今なんか呟かなかったか?オレの方が、なんちゃらとか?」
「さあ?」
「まあ、いい、そこの魔法使い酷い怪我のようだが、ちょっと待ってな」
「?」
「こいつら、捨ててくる」
どでかい手で5人を掴むと、ぽーい、と瓦礫の山に向って投げ捨てた。
それを見て、辛うじて立ち上がろうとするドリ・リリイ。
(こ、皇帝陛下!?み、見間違いじゃないよね!?こんなデカブツ、他にいないよね?あ、一の君くらいか?)
などと不謹慎なことを考えながら身を起こし、半ば立ち上がろうとするドリ。
(へ、陛下の前で……ぶざまな姿は……第六国境警備隊の恥だ……なんで、こ、こんなところにいるのよ!陛下は!)
「ううっ」
あまりの痛さに立ち上がれないドリ。
顔は腫れ、唇が切れていた。
よく見ると、膝に鋭い瓦礫が突き刺さり、突き抜けている。
(あ、これヤバイかも……)
すーっ、と貧血を起こし、倒れていくドリ。
元々重症で、医療ポッドとの相性が上手くいかなかった。
そこで、雑貨ド・ゴンザへ回復薬の購入へ向う途中だったのだ。
どうも遙か先祖にバンパー(作者注:吸血鬼の一種です)がいたらしく、一部の治療が無効になるのだ。
(吸血鬼だったら、凄い回復でしょう!?なんで弱いところばかり出てくるのよ!もーっ!)
遺伝して欲しくないモノほどよく遺伝する。
あるあるである。
(ああ、もうそろそろ地面に激突だ……隊長、ごめんなさい、ドリは役立たずですぅ)
上級貴族のガキどもに弄ばれ、膝は壊れ、唇は切れ、後頭部強打で、もうダメです。
本当は殴られたとき、前歯が1本折れましたが、それは恥ずかしいので報告しません。
……うう、いたいです。
でもこちらから手は出しませんでしたよ、彼奴ら隊長を潰すのが目的なんですから。
うちら、第六は平民あがりが多い、あのガキどもは第六の活躍が気に入らないのよ。
何かにつけて、絡んでくる元老院や貴族達。
今回の件は、第六を潰すいい口実なのよね……どう対応したのが正解だったのかしら?
(ああ、顔の怪我、痕が残るかなぁ……歯はどうしよう……ぐすっ……)
今更になって、涙が零れたきた。
「んっ!?」
ふわり、と誰かに抱き留められる。
そして伝わる筋肉の動き。
しっかりした腕、微動だにしない安定感。
ドリは安心に包まれる。
「……大丈夫かぁ?ドリ?」
ドリの顔を覗き込む鬼のような仮面。
その目は赤く、ルビーのよう。
(赤い眼?うわぁ睫長っ!私より長いなんて、ゆるせん!)
「……だれ?」
「オレだが?」
この時、若は完璧に白黒ネコの意識であった。
(あ、やべー今は人バージョンだった!こ、こんな時、なんて言えばいいんだ?)
若は思った。
こいつ、オレと同い年くらいか?
「雷帝くんだ」
「え?」
(らいていくん?……雷帝!?)
痛さも忘れて、飛び起きようとするが、少し動いただけで、全身に激痛が走る!
「うっ……しくしく……」
再び涙が溢れ出た。
(雷帝……正体不明の国民的英雄、スノーホワイト国の守護者、遠雷と共に現われる英雄……ど、どうしよう……今、私の顔腫れ上がって血だらけだ……身体だって……なによ!この出会いっ!)
密かに憧れている雷帝。
今回も噂だが、一人でレッド・ブーツ帝国の大軍を止めたという。
(そ、その腕の中に!?わ、私が!?)
せめて、前歯は隠したいっ!
そう思うドリだった。
次回投稿は未定です。
ああ、明日からまたバイトです!
頑張って旅費、稼がないと!
投稿は2,3日おくれるかも知れません。
はい、行きたいのです、COMITIA153
無理だろうなぁ。




