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少年導士

999のパチンコでまた勝つ

なんやろ

好きなアニメでは無かったけどな





メーテルもそんなに?やし。


内容も別にやし。


仕掛けてる人間の思惑には乗りたくない








星の奥は真っ赤な血で出来ている。


やったかな?


多分間違えてる。

けど、気に入ったのはこの台詞だけ。


だから、







フィフスルナでも落ちねえかな…

昔々、友達に


「1999年滅びるらしいぜ!!」


ってノリノリで言ったら

瞳で説教されたっけ。

無言の怒りを初めて見た瞬間やった。


まあ、そんころから

終末を夢見てたけど、今も根っこは変わって無かったってか。


つまらねえもんだな、人外至らず。


いい歳こいて今際もこんな感じなんだろーな。






まだ昼も過ぎたばかりで商店街を抜けたところに道士がいた。


背中のバッグはガンダムのイラスト。


坊ちゃん刈りに眼鏡。


見た目完全にオタクなんだが、毛色の良さは隠せない、男前。






飲み屋の前で指をこう………ピロピロしていた。






片腕を真っ直ぐに上げて、出入り口の前で。


呪術の類いかなーと思ったけど、多分違う。


目がヒールじゃなかった。


この辺弱ってたから、結界張ってくれたんやなと、ごちる。


見も知らず名も知らぬ少年に感謝した。






脇の路地を入って自宅前。


今度はゆーちゅーばーがいた。






生自撮り棒初めて見たぜ………。


あったんだな、ホントに。






「こんにちわ」






柔らかい言葉を交わし若者たちは去って行く。


ふむ。


この辺も撮影価値があると?


よく分からんな、只の下町だけどな。






「ヤバイヤバイ」






去って行く子達から漏れてきた。


俺より一回り下の若い子は、これよく言う。


俺の時は「最悪だ」やったけどな。




しかしまあ、余りヨロシクない。


じゃりン子チエの世界やったら儂追いかけとるど。








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