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2023、世の昨今。
畢竟、「ベルセルク」の渦みたいなんが真実だと思ってしまう今日この頃。
そしてSun値が削れていってる昨今。
地震、天災、戦争。
笑うのも難しい日々。
人が人を嗤う。
天地逆動の流れ。
なら。
狂気の蒼天の世に戻ってしまうのであれば。
その青さは美しいですが、正気を保てない世になるくらいなら。
百鬼夜行の外連味に溢れた妖怪変幻の世の方がマシじゃないかと思いつきで語るのです。
悪夢よりは変な夢。
グロテスクな悪よりはコミカルな妖しさ。
あっちにつかずこっちにつかず。
白でも無ければ黒でも無い。
曇天の空。
いつか三千の世を経て
晴れ渡るその日まで。
腐海の異形の木々となりて、この世の毒を浄化する。
それもひとつではないでしょうか。
だから、たまに肉体の無い変幻の類いを眼に視るのです。
なるべくしてなった怪といえばそうなのでしょうが、
彼らもまた世の平定の為にやつしていると感じます。
自分もいつか死んだら、そのようなモノになり。
生者の舞台を整える、裏方になる気がしています。




