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ソナー
ポーン
ポーン
外から潜水艦のソナー音みたいなのご聞こえてくる。
なんかの放送なら、ガガガ!と、荒くて何言ってんのか分からない声なんだけど。
夕方の青い時間のこと。
なんのこっちゃ。
「ありがとうございます。ヨッシャ!」
道を聞いてる女の人に気合いヵ入った。
なんのこっちゃ。
近所のバーの入り口にぼんやり視える。
お客さんの出迎えしてんのやろな。
きっつい吐き気が来る。
これだけでやる気が下がる。
腹がグルグルと鳴る。
熱は無いから出勤。
忙しいといいな。
夏でもホットの飲み物があるのは助かる。
汗をかいても肌は冷たく、体の芯は冷えている感じがする。
温度計と体感の差がきつい。
まあ、ホットコーヒーが美味い美味い。
隣の小学生がダレている。
目の前ぐーるぐるとマルセイユターンのお爺さん。
俺より動きいいな!?
おっ赤い少年。
相変わらず上下赤い。
変わらない何かを見て安心する。
汗がびっしょり。
今日は長そうだ。




