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連連連
酷く酷く眠い
疲れが来て膝から崩れ落ちるとこやった
体が鉛のよう
話して少し回復
上司の下ネタが聞こえなかったが、リアクションは取れた
瞬発力はまだあるようだ。
肩の石が取れる
痛みが引いて少し軽くなった。
喉の調子の悪かったはずの娘の声が聞こえる。
綺麗な声がして、姿は見えず。
ここまではっきりした空耳は、あん時以来やな。
あの娘も疲れてるか、そらそうか。
近所の騒々しい居酒屋。
笑い声が裏世界ピクニックのそれで、あぶらがらすが来そうなぐらい賑やかで。
少し先の、今は落ち着いた緑の看板が出たスナック。
閉めなくて良かった。
存在自体が灯りだ。
家に着き、
豆ごはん旨かった
そう言ってもらえたなら嬉しい
旨そうと思って作ったから、ひとしお。
一口食べる、遅い夕餉
うん、旨い。
当たり前!




