表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/425

朧月夜




ゴゥン ゴゥン




この音………貴様ワームか?



音が止んだ………正解のようだ。

幽霊の正体見たり枯れ尾花。

シンを掴んでしまえば無力化出来るようだ。

また、夜中にたれ流そうとしてたな………。

人の無意識に食い込もうとさせて。

人の弱点は、良識・良心。

そこをキリザマレレバ、ゆらりと隙が出来てしまう。

人工の………むう、どちらでも同じ事か?

いずれにしても不粋、捨てておく。




それにしても今夜は、いい色だ。

曇を透かすぐらいの月明かり。

青い夜空が少し白く染まるぐらいの満月。

もひとつ視えて双月か。



夜守った甲斐が初めて感じれたな。

あの日の夢を思い出す。



母の悲鳴に駆けつけて見れば、ビックリマンのネロ魔神いたんだよなあ………。

んで母を庇って、ネロ魔神に取り憑かれちゃったと。


起きたら凄げえ汗をかいて、心臓がバクバク鳴って。

あんだけ心臓が速く鳴ったのは、あの時だけだ………。

えっ?

告白でもしてみろ?

いや………チキンなんで。

ネロ魔神ってw

ネロ魔神なのに凄い怖かったんだよなw



気を吸い込む事が出来るんだよな………。

左手を伸ばして掌をかざして…….こう。



ギュボキュボキュボ!!



なんてな。

中2病も大概だ。

でも封印したのは半々ぐらいで想ってるぜ?









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ