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1輪のバラ
いつかの全方位から総スカンを食らった時に、唯一声をかけてくれた婆さんの庭先に1輪のバラが咲いていた。
ここは、恐らくもう引き払われた。
少し前に息子さんが来たのと、不動産らしき人もいた。
少し痴呆が入ってそうだった。
だけど気晴らしによく喋った。
良し悪しも終わってみたら、淋しいもんだ。
この辺りの店も少しずつ閉まっていってる。
やはり淋しい。
視ることも無く
精々、小銭のやり取りをするぐらい
それでも残るからまだましか
少しは運の機微が分かるようになった
人の機微も分かればいいのにな、とは思う
絵を描いた
下手くそだけども楽しい
100均は助かる
最近視ない
少し淋しい




