足元
幽霊ってのは足元がないんじゃなかった?
疲れて下を向く
上等な革靴のサラリーマン?の足が見える。
近い。
顔を上げると誰も居ないのだから………。
昔、1回だけ見た足元だけの奴。
俺に似て捻くれ者なのかね
と思いきや別の日。
駐車場の猫がアクビしながら夢見心地で気持ち良さそ…………とか見たら、少しのスペースに恨みがましい顔した黒髪ロングのねーちゃん。
スペースの無さに後ろに回って確認するも人は無し。
幽霊つーのも個性あるやな。
とりあえず呑まれないように気を張った。
舐めんなよ。
仕事終わり
外で外人女子2人。
見事なブロンドと足の太さに目がいく。
金髪に弱いのは世代だ。
スコット・ノートンの腕みたいな足。
首四の時やられたら逃げれんな。
絞め落とされる。
良い太さだ。
再三な目に合う
惨めな愚痴を吐く
誇りを失う
寝ても寝付けず回復しない
けど起きてみたら、まだやる気だった
自分で自分に少し驚いたのは初めてで、こんな根性あったかなと訝しむ
一昨年の怪視現象の時と同じぐらいの悪健康状態。
久しぶりに小橋建太のグランドソードのヘビロテを聴く
まだやれる
嬉しくなってくる
色んな人の背中見てきたもんな
これぐらいで死ねん
拳を握り
広背筋を張る
顔を上げる
睨む必要も無く
空間を把握出来た
これだけ脱力出来るのも嬉しい
人心が戻った?
カリカリしないで
えっちらおっちら行きたいが
そう易々といかしてくれるかどうか
頑張ろう
頑張れ
前を手押し車を押しながら
ヨチヨチと歩く年配の方を見て
気持ちが引き締まる




