ヴァイスな男の娘
家の2階で洗濯物を干す。
古い家が並ぶこの路地に、観光客だろうか?
アテンドさんに率いられてゾロリゾロリと練り歩いていた。
目が合ったので、アルカイックスマイルで返しておいた。
(アルカイックスマイルって何?)
買い出しに出る。
いつもの駐輪場にチャリンコをとめて、守り神に差し入れのブラックコーヒーを置いていく。
甘いのが駄目らしくソコだけはそりが合わない。
見た目も黒っぽいけど、厭な気配はしない。
んで、静かに端っこにいる。
安い住宅地の階段にここもいつもの海外の道祖神っぽい影にも会釈を交わす。
海外のは、気配が鋭いから気は抜けない。
まあ、守り手ではあるんやけども。
おっ。
ゴールドスノーの跡発見。
キラキラした砂金の様なモノを家ノ前で見つける。
風に吹かれて飛んでいく。
吉兆か狂兆か。
これの主は見たことないけど、今はバカヅキしてるから吉か。
と見せかけても十分あるから、これに関しては分からねえ。
パルプンテみたいな奴だ。
仕事だ。
ウチの近所じゃよく可視化されるんだけど、不思議と繁華街じゃ視ないんだよな。
別にネタにしてるだけで、専門じゃねえからいいけどさ。
まあ、ホラーは苦手なんで怖いのは勘弁な。
駅で綺麗な子とすれ違う。
そうそうこういうの。
こういう方がアタマすっきりしてガンバロ!
って想うよな。
超ロングの足首も見えない黒のスカートに(KOFにこんな投げキャラいたな)眼鏡とボブっていうのか?
下町には不似合いなイカした子だった。
……………あの子はこういうカッコイよりは、可愛らしい感じの方が似合ってたな………。
でもこういうのも見てみたいもんだ。
ホットコーヒーを飲み干して、地下鉄へ急いだ。




