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10話 10回目 & 11回目①

続きの構想はあれど文章としての形にならずに悩んでたら、ログインする事自体に抵抗感を感じてしまいました。



《オォ!シトヨ! シンデシマウトハ、ナサケナイ!》

若干聞き取りにくい声が聞こえてきた。


《コレカラモワレヲタノシマセヨ》



なんでだよ!

いつもいつも!

肝心な所を忘れてるよ!

神様はいつも見守ってる?

見てるだけで何もしてくれないじゃないか!

いいや、違う。殺されて死んでをくり返してるのを見て愉しんでるんだ!

あぁもう!次だ!次!

もうやけだ!何周でもしてやる!


 リスタートしてから、やり直しのくり返しをしないで済むには、どうしたらいいかをあれこれ考えている日々を過ごしていたら、5歳になった時の、隣村に連れて行ってくれる行商人が来ている日を、うっかりやり過ごしてしまった。


 まぁ、また今度来た時にお願いをすればいいや。と軽く考えていたら、次からは同じ行商人だったのに、時間の余裕がないとかで、拒否され、隣村に連れて行ってもらえなくなってしまった。


 段々と日が過ぎてきて、また村に盗賊が来てしまうと焦るが、どうしようも出来ない。


ーーー


 そうして6歳を迎えてしまい、


 ある日の深夜、家の外が騒がしくて目が覚めた。


『食い物を寄越せ!金目の物は俺達のだ!全部俺らが有効利用してやるよ!』


 大きな声が近くで響いた。


 下品な笑い声と共に嫌なニオイが漂い、あちこちで叫び声が聞こえてきた。









《オォ!シトヨ! シンデシマウトハ、ナサケナイ!》

 若干聞き取りにくい声が聞こえてきた。


 やっぱりこうなってしまった。

 隣村に行けるチャンスが1回だけって、ハードモード過ぎやしないか?


《コレカラモワレヲタノシマセヨ》


ーーー


 5歳になって、前回の事があるから、今回こそはと親に何度も盗賊の事を言ったが、やはり信じてもらえなかった。


 隣村に連れていってくれる行商人から許可をもらい、行商人と父親の3人で隣村に行く途中の襲撃地点手前辺りで


「確かに盗賊らしいのがいるな」


 と父親が警戒をしながら襲撃地点を通り過ぎた。だいぶ通り過ぎてから


「もう大丈夫だ。お前が言ってたのは本当だったな。信じてやれてなくてすまなかったな。詫びとしてお前の成人の儀の時にはドラゴンの卵を取ってきて食わしてやるからな。だいぶ先の事になるが、楽しみにしとけ」


 ここだー!ドラゴンの卵!ホンキで冗談じゃ無かったのかよ!そうだよ。毎回言ってるじゃん。俺が父親を信じて無かったって事か?いや、ドラゴンなんて架空か伝説的な生物でしょ。ちゃんと説明してよ!

あー違う。そうじゃない。卵を取りに行くのを全力で回避しないと。


「ドラゴンの卵?危険なんじゃないの?それに、このあたりにはドラゴンはいないでしょ?どっか遠くに探しに行くの?。」


「まぁ危険ではあるし、確かに遠くまでは行くな。でもちゃんと帰ってくるぞ?」


「それでもおうちを留守にするんでしょ?そんな危ない卵よりも、とうさんとずっと一緒にいたいよ。それにとうさんがいなくなると、かあさんも寂しがるよ」


「そ、そうか?そしたらお前を信じてやれなかったこの詫びはどうするかな。」


「いいよ。お詫びなんて。僕達の事を守ってくれれば。それでもって言うならこれからも僕の事を信じてほしいかな」


「そうか?それでもいいなら、まぁいいか」


 納得してもらえたか?ホントに行かない?結果が分かるのは何年後だ?その頃にはまた忘れてるよ。


ーーー




死亡歴

5歳…盗賊(街道)

6歳…ゴブリン

6歳…盗賊(村内)

6歳…???

8歳…自殺

6歳…ギルド職員?

15歳…ドラゴン

6歳…盗賊(村内)

5歳…盗賊(街道)

6歳…盗賊(村内)

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