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世界会議
よろしくお願いいたします
世界政府の会議室にて
アラタはタバコを吹かしながらあきらかに苛ついていた。
アラタ「三人も欠席だと、世界会議だぞ。たくっ!舐めてるとしか思えねえ」
チルチル「七人参加してるだけ上出来だと思うけれど、それよりもアラタ、会議室は禁煙だから」
アラタ「五月蝿い女だな、タバコくらい構わねえじゃねえか。だから彼氏できねえんだよ」
チルチル「構わなくありません。五月蝿くて結構、それよりも予定時間を過ぎています。会議を始めるわよ」
チルチルの顔を静かに誰かが撫でる。
なんだ!何かに触られている、とても気色悪い。
会議室にいる七人は全員、なにかしら能力の使用が可能である。
チルチル「誰ですか、こそこそしないでください!セクハラですよ?」
アラタ「無駄だ、特質系の能力なら見破れない。不可能だ」
ダスト「まあさ、チルチルちゃん落ち着きなよ?何か見えるの、多分疲れてるのさ」
ダスト=ミーサクマン
こいつはかなり怪しい。
ありがとうございます