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 悠児とは駅前で別れ、無事に家へとたどり着いた真幸とベアトリクス。

 真幸が鍵を開けようとした所で、横からベアトリクスが鍵を奪い、開錠。


「そこまで警戒しなくても」

「ふふ……」


 怪しい笑みを浮かべたベアトリクスが扉を開け先に入り、真幸も、と思ったらベアトリクスが少々強引に扉を閉め、真幸を締め出すような状態に。

 数秒固まってしまう真幸。


「……あのー?」

「どうぞー」

(どうぞって、僕の家なんだけどなぁ)


 釈然としないながらも、玄関扉を開け家の中へ。

 するとベアトリクスが笑顔でお出迎え。


「おかえりなさい」

「…………?」

「チッ! お・か・え・り・な・さ・い!」

「あ、はいっ。ただいまです。……って、なんですか?」

「えーとー……ご飯にする? お風呂にする? それとも、わたくし?」


 にっこり笑顔で新婚三択を叩き込むベアトリクス。

 さすがの真幸も、これにはカバンを落とすほどに動揺。


「え、え、ななな、え……ええっ!?」

「……ふふっ! ごめんなさい。いつも冷静なマサユキを動揺させてみたくなりまして、少々謀らせて頂きました。ああ、言葉の意味は理解しておりますので、あくまでも冗談としてお聞き流し下さいませ」


 ドッキリ大成功で、満面の笑みのベアトリクス。

 真幸もこれには白旗を挙げるしかない。

 しかしひとつの事態が去れば、すぐさま真幸は普段どおりの冷静さを取り戻す。

 台所に立った真幸は、晩御飯の準備を開始。


「マサユキ、シャワーを頂きますね」

「どうぞ。使い方は分かりますよね?」

「ええ、ご心配なく」

(そういえば昨日は色々あって入れなかったもんなぁ)


 そう思いつつ、お米を研ぎ始めたその時!


「あっ! 待った! ベアトリクスさん、下着の替えってある?」

「……そういえば。現地調達のつもりでいましたので……どうしましょう?」

「ちょっと待っててください」


 真幸の冷静な気付きに、内心本当に感謝するベアトリクス。

 その真幸は母の携帯へと電話。


『あ、真幸だけど。今大丈夫?』

『大丈夫。なんかあった?』

『ベアトリクスさんが……後は本人から』


 女性の下着の事なので、気を回してベアトリクスに受話器を渡し、真幸は台所で準備を再開。


『ベアトリクスです。実は武器防具以外は現地調達のつもりでしたので、下着の替えを持ってきていないのです』

『あー、そしたら私が……でも下着だから本人が合わせないとだよね』


 その時、母みゆきに妙案が浮かぶ。


『そうだ。真幸と一緒に行けばいいよ』

「い、一緒に!?」


 思わず大きな声が出たベアトリクスは、台所の真幸を確認。真幸は冷蔵庫を覗き込み、晩御飯のおかずに迷っている。


『あの、お母様がそれを提案するというのは、如何なものかと』

『あっはっはっ! いいのいいの。あの子は不幸を言い訳にした出不精だから、あなたが一緒になって連れ回して頂戴』

『……分かりました』


 溜め息をついて、受話器を置くベアトリクス。


(まさかわたくしの運命に、殿方と一緒に下着探しが加わろうとは……トホホ。しかし手段がそれしかありませんものね)

「マサユキ。わたくしとあなたに、お母様より重要な任務が与えられました」

「任務? なんですか?」

「一緒に、その……下着を……」


 不機嫌そうな顔のまま、下を向いてもじもじとするベアトリクス。声も小さくなり、台所の真幸には聞こえていない。


「すみません、聞こえなかったんですけど」

「……下着を……」

「え?」


「しっ、下着を買いに行きましょうッ!」


 意を決したベアトリクスだったが、表情が鬼の形相となっており、そのせいで真幸は本気で怯えてしまうのだった。



 2人は制服のまま、一番近いデパートである『ジャオン』にやってきた。

 なお道中アクセルとブレーキを踏み間違えた車によって轢かれかけている。


「ベアトリクスさんはこういう所に来た経験は?」

「観光で魔王城には入った事があります。魔王は500年も前に滅んだのですから、その遺産が観光地化しているのですよ」

「そ、そうですか……」


 苦笑いの真幸。

 ツッコミを入れようにも、ただでさえ不機嫌顔のベアトリクスが見せた鬼の形相が頭に残っており、未だに恐怖による遠慮が続いているのだ。

 しかしいざデパートに入ると、真幸の予想とは違い、不幸な出来事はなく周囲は静かなまま。


「その表情ですと、わたくしよりもむしろマサユキのほうが、このような場所に来た経験がないのでは?」

「……ない訳じゃないっていう程度です」


 そんな会話をしていると、女性用下着売り場に到着。

 そしてここに来て、ようやく真幸が自身に起こっている不幸な事態に気付いた。


(あっ、僕も売り場に入らないとダメなんじゃ……うわー不幸だー)

「あのーベアトリクスさん、お金だけ渡すので」「ダメです」

「……ですか」


 大きく溜め息をつき、意を決して女性用下着売り場に突入する真幸。

 当然ながら店員もすぐに気付き、そして金髪美女のベアトリクスが嫌でも目立つために、周囲の女性の視線までもを一気に集める事に。


(生き地獄……)


 そんな真幸には目もくれず、こちら世界の下着に目が爛々としているベアトリクス。


「すごい肌触り……まるで天使の羽根のよう……。マサユキも触ってごらんなさい」

「僕はいいから」

(やめてー! ベアトリクスさんマジやめてー!)


 内心走って逃げたい真幸。

 しかしそうは行くものかと店員が登場。


「いらっしゃいませ。こちらは天使の翼というブラでして、従来のものよりも、より持ち上げて谷間を強調するタイプとなっております」

「なるほど」


 真剣モードのベアトリクス。一方真幸は店員と目が合い、ニッコリされてしまい死にたくなっている。


「お客様カップ数は?」

「……採寸お願い出来ますでしょうか?」

「はい。どうぞこちらへ」

「じゃ、じゃあ僕は外で待ってるから」


 タイミングを見逃さなかった真幸。しかし――。


「彼氏様もどうぞ」

「えっ!?」「マサユキは彼氏ではなく同居人です。マサユキ、あなたはわたくしの目の届く範囲にいて下さい」

(……これってつまり、僕は眼中にないって事だよね。僕だって思春期の男子なんだけどなぁ)


 あっさりとした反応を返したベアトリクスに、人知れず傷付き、周囲の目線が痛い真幸。

 一方ベアトリクスと店員はキャッキャウフフと楽しそうである。


「これは……大盛りですね」

「あっ……んっ……」

「下はどうかな? 随分と引き締まっていますね」

「は、恥かしい……」

(外でそれを聞いてる僕のほうが恥かしいから!)


 真幸の顔は既に真っ赤だ。


「……はい。オーケーです」


 すると店員が出てきて、真幸に「Eの85でした」と報告。

 その意味を図りかねる真幸は、余計に混乱。

 次にはベアトリクスが顔だけ出した。


「マサユキ……後ろのホックを留めて下さい……」

「マージーでーすーかー……」

「チッ。嫌な予感はわたくしも……。ですが、今回に限り許しますので」

(……Eカップ頂きます)


 ゴクリと生唾を飲み込み、興奮と緊張による手の震えをどうにか押さえ込みながら、作業を開始する思春期真っ只中の男子高校生、幸多真幸。


(不幸だー! けど今だけめっちゃ感謝ー!)


 しかしブラのサイズがベアトリクスの果実よりも小さいようで、真幸も梃子摺る。

 その間ベアトリクスは声を出さないように必死で、ただ作業が終わるのを待つしかない。

 真幸はベアトリクスには悪いと思いながらも、思い切り引っ張った。


「これで、留まーっ」たと言おうとしたその時、フックが壊れブラが飛んだ。

 衝撃で指を怪我し痛がる真幸。すると思わず振り返ったベアトリクスのベアトリクスが真幸の顔面に直撃し、勢いで真幸は更衣室から叩き出され、後頭部を強打。


(不幸万歳……ガクッ)

「まっ、マサユキ!?」


 結局下着は3セット購入し、その場で替える事にした。

 真幸は無意識に受身を取っていたので大事には至らず、大きなたんこぶだけで済み、ベアトリクスも店員もひと安心。

 なお、何故元々つけていたブラが小さかったのかは、永遠の謎である。



「マサユキ、大丈夫ですか?」

「なんとか。というか、まさかおっ……胸が飛んでくるとは思いませんでした」

「……チッ! 誰にも言わないで下さいね?」

「分かってますって」


 ジトリと睨みを利かせるベアトリクスに、真幸は苦笑いしかできない。

 そんな2人は、晩御飯の買出し中。

 お米は研いだが、おかずをまだ決めていなかったので、値段を見ながら決める事にした。

 本当は近所のスーパーのほうが安いのだが、これ以上出歩きたくないというのが本音である。


「リクエストありますか?」

「ん~……ではステーキとデザートを」「真面目に答えてください」


 料理の事となると真剣モードな真幸は、ベアトリクスのボケにも辛辣な返し。

 これにはベアトリクスも真顔。


「あ、えー……わたくしは好き嫌いがないので、何でもよろしいですよ」

「何でもってのが一番困るんですけど。それじゃあ……鶏肉安いから親子丼でいいかな」


 特売品として、人を殴り殺せそうなサイズの冷凍鶏胸肉3kgがあったので、躊躇なくカゴに放り込む。

 野菜コーナーでは玉ねぎと、丁度切れていたので長ねぎも。

 そんなカゴの中を、しげしげと見つめるベアトリクス。真幸もその視線が気になる。


「……なんですか?」

「いえ、随分立派だなと。特にこの長ねぎ」


 そう言いながら長ねぎを手に取り、何故か剣のように構えるベアトリクス。


「食べ物で遊んじゃいけません」

「ふふっ、そうですね。失礼致しました」

(ベアトリクスさん、実はお姉さんぶってるだけかな?)


 そんな事を考えつつ、お菓子売り場へ。

 するとベアトリクスの目が爛々と輝きだし、まるで子供のようにはしゃぎ始めた。


「マサユキ! こちらのお菓子はすごい種類があるのですね!」

「買いませんよ」

「えー!? じゃ、じゃあ1つだけ!」

「……1つだけですよ」

「はいっ!」

(本当に王女様だったのかなぁ? 怪しい……)


 呆れる真幸。

 ちなみにベアトリクスがカゴに入れたのは、ホワイトクリームをビターなココアクッキーで挟んだ『オリオン』というお菓子。



 その後は100円均一でベアトリクス用の日用品も買い、店を出た所で、不幸事案発生。


「おっ、君可愛いね。お兄さんたちと遊んでいかない?」

「警戒する事はないって」「そうそう。俺らなんもしねーから」


 金髪茶髪の男3人に囲まれるベアトリクス。

 真幸はカートを返していたので直接巻き込まれる事はなかったが、しかし状況から、その後自分が巻き込まれるのは確定した未来であると考えた。


「せっかくのお誘いですが、わたくしには連れがおりますので」

(やっぱり巻き込まれた!)


 苦い表情の真幸を見て、ベアトリクスもこれが悪手であったと反省。そしてナンパ男3人も真幸を見た。


「ぁあん? なんだこのちっこいの」

「あっち行け。シッシッ」「さっさと帰ってママに泣き付いてな」

「いやぁ~……」


 しかしこういう事も人生1度や2度ではない真幸。いつもどおり冷静に、茶髪男のベルトにサバイバルナイフがぶら下がっている事に気付く。

 真幸はそれを目線と自身の腰を触る事でベアトリクスに伝え、ベアトリクスもこれをしっかりと確認、真幸にウインクで返した。

 だが先に動いたのは真幸。


「あーのー、本当にママに泣き付いてもいいんですか?」

「あっはっはっ! てめぇ面白いな」

「いやまあ、僕の母親、東署の刑事なんですよ。そのナイフ銃刀法違反だから逮捕できますよ?」


 すると妙にタイミングよくパトカーが駐車場に入ってきた。

 それを見て男3人はそそくさと逃げ、自分たちの車であるピンク色の軽トールワゴンに乗り身を潜める。

 一方パトカーはしっかりと真幸が絡まれていた場面を確認しており、男たちの目の前で停車、逃げ道を塞いだ。


「後は任せて帰りましょうか」

「そうですね」

「……あとひとつ。これは僕からの要望なんですけど、人に向けて魔術は使わないでください」

「そう、ですよね。申し訳ございません。以後気を付けます」


 ベアトリクスよりも先に真幸が動いたのは、ベアトリクスが魔術を発動しようとしたから。しかし真幸の口調は厳しいものではなく、あくまでもお願いの範疇であるという事を如実に現している。


 帰り道にはまた色々とあったが、真幸はもちろんの事、ベアトリクスも慣れてきたので無事に帰宅。


「それじゃあベアトリクスさんはシャワーどうぞ」

「ええ、頂きます。……覗かないで下さいよ?」

「覗きません。というかそれをしたら僕に剣が向けられそうですし」

「よくお分かりで」


 悪そうに微笑んで、早速買ってきた下着を準備しつつ、お風呂場へと消えるベアトリクス。

 溜め息をひとつして、真幸は晩御飯である親子丼の準備へと入った。

 だが少しもしないうちにお風呂場から真幸を呼ぶ声。


「なんですかー?」

「――、――――――――?」

(聞き取れない。あー不幸の予感)


 普段ならば聞き取れないはずがない。なのに聞き取れない。

 洗面室のドア前でもう一度確認しても、何故か聞き取れない。

 もう真幸の中では不幸が発生するのは決定事項であり、その言い訳を考える段階にまで来ている。


「聞き取れないから洗面室に入りますよー」

「――――? ――――」


 直接は見ないようにと、俯きつつ手で目隠しをしながら洗面室へ。

 すると予想通り、同じタイミングでお風呂場の引き戸が開いた。


「「…………」」


 2人とも無言。

 しかしベアトリクスは真幸の姿勢から、状況をすぐさま理解。


「チッ、本当にあなたという人は。わたくしが聞きたかったのは、どのシャンプーを使えば良いのかという事です」

「あー……ベージュに赤いキャップの。母さんのだけど、それでいいならばどうぞ」

「分かりました。……見ていませんよね?」「いいから戻ってください」


 警戒心駄々漏れで少々の苛立ちも見える真幸に、裸に手ブラのベアトリクスは面白がり始めてしまう。


「おや、据え膳だとは思わないのですね?」

「経験上それでは済まないから……もういいです」


 慎重に回れ右をして、姿勢を戻し目隠しを取って洗面室を出る真幸。そして普通にドアを閉め……ようとして、洗面台の鏡越しにベアトリクスと目が合ってしまう。ベアトリクスはまるで予想通りとでも言いたげに、ニヤリと不敵な笑みを浮かべるだけ。


「ご、ごめんなさいっ!」

(ふむふむ。やはりマサユキには一切の油断はなりませんね。ふふふ……)


 そして真幸は謝りつつドアを閉め、その光景を早く忘れようと鶏肉と格闘を開始する。


(鶏の、胸肉……)



 晩御飯が出来た。両親はまだなので2人で先に食べる事に。


「あ、マサユキ。わたくしのはツユダクで」

「……本当に異世界出身の王女様なんですか? イメージ大崩壊なんですけど」

「チッ、こちらの世界は調査済みだと申し上げたはずですが?」

(そういう意味じゃないんだけどなぁ。いいや、口では勝てそうにないし)

「分かりました。ツユダクですね」


 諦めた真幸。

 ちなみにベアトリクスは、真幸の言わんとしている事が分かった上で、わざとやっている。


「ん~! 美味しい! 玉子のふわとろ感と玉ねぎのシャキシャキ感がベストマッチしていますよ。やはりマサユキは料理の才能があるのですね」

「不幸がなければ僕はそれだけでいいんですけど」

「……マサユキ。不幸不幸と仰いますけど、昨日今日で何度わたくしで美味しい思いをしましたか? それも全て不幸なのですか?」

「い、いや……」


 ベアトリクスからの核心に迫る質問に、木のスプーンで一口食べて落ち着いてから、答える真幸。


「僕、運は良いんですよ。まだ死んでませんし、こうやってベアトリクスさんという強い味方も来てくれましたから。ただ、幸運と幸福は違うじゃないですか。僕は運は多分50くらいあるんですけど、幸福度はマイナス10万とかで、差し引きでマイナスなんです」

「……なるほど、理解致しました。本当に難儀な体質ですね。……あ、嫌な言い方で申し訳ございません」

「言いたい事は分かりますからいいですよ」


 ベアトリクスに悪意は無く、本当に言葉のチョイスを間違えただけ。その顔色から真幸も分かっており、軽く微笑んで流す。

 その後、食事が終わる前に父一弘が、皿洗いの最中には母みゆきも帰宅。


「ただいまー。あーお腹空いたーっとこの匂いは親子丼?」

「正解。それとこっちはどうにかなったよ」

「どうにか? ああー! あの件ねはいはい。こっちもあんたのおかげで逮捕できたから万々歳」


 ベアトリクスをナンパした3人組は指名手配されており、市内に潜伏している以上の情報が掴めていなかった。そこでみゆきは真幸の不幸体質を利用し、一番最近の目撃情報があったジャオンに真幸を誘い出し、指名手配犯を釣ろうとした。

 到底母親とは思えないこの行動に、当然ながら反発心を抱くベアトリクスだが、当の真幸は「やっぱり」と一言だけ。

 真幸もパトカーがすぐさま駐車場に入ってきた時点でこれに気付いており、しかもこれが今回初めてではないので、何とも思っていないのだ。


 そんな会話を繰り広げつつ談笑する家族を見て、ベアトリクスは改めて真幸の不幸と幸運ぶりに閉口してしまうのだった。



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